リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

祈りの昇華

2024年06月22日 23時06分24秒 | 音楽系

今日は名古屋市内のヤマザキマザック美術館で「祈りの昇華」と題したコンサートをしました。共演は髙橋弘治さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)と森川郁子さん(ソプラノ)です。

同美術館では4月26日から6月30日まで特別展「Photograph 記憶の花 藤原更 Sarah Fujiwara」開催していますが、その期間のイベントとしてのコンサートになります。

コンサートには藤原更にもお越し頂きました。右から2人目の方です。

コンサート会場は絵画の展示室のひとつで、まるでヨーロッパの教会で演奏しているような柔らかで豊かな残響がある部屋です。

プログラムはバッハとヘンデルを中心に組んでみました。

 

コラール「わが魂の友よ、汝の愛に安らげば」BWV517

アリア「汝のそばでよろこび持て」BWV508(これは伝バッハの作品で、作曲者はシュテルツェルです。

リュートソロ ロンド風ガヴォット(BWV1006aより)

ヴィオラ・ダ・ガンバソロ ジグ(BWV1006より)

チタティーヴォ「われは満ち足れり」とアリア「疲れた瞳よ」(BWV82より)

 

ここまでがバッハで、ソロ以外はアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽手帳からの作品です。ヘンデルは次の曲を演奏しました。

チタティーヴォ「心に愛の炎を」とアリア「私を虜にした妖精は」HWV139a

リュートソロ サラバンドと変奏(HWV437より)

アリア「涙の流れるままに」HWV7より

アリア「白い薔薇よ」HWV160c

 

アンコールは藤原更さんの本特別展展示作品 La Vie en Rose にちなんでエディト・ピアフの La Vie en Rose を演奏しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿