リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コンサート at ムギノワ

2023年11月04日 22時49分44秒 | 音楽系
今日は桑名城のお堀が間近に見えるカフェ、ムギノワでコンサートです。



地元のカフェでコンサートをするのは、30年何年か前以来2回目です!お店に打ち合わせに行ったときは、バロック・リュートを持って行って音を聴いてもらいましたが、お越しになる方があまりリュートやバロック音楽になじみがなさそうだということで、ルネサンス・リュートでなじみやすいプログラムにすることにしました。



1.作者不詳(16世紀後半、伊)
イタリアーナ
2.ハンス・ノイジードラー(1508-1560、独)
プレアンベル/愛しのエルスライン
3.作者不詳(16世紀後半、英)
  パッキントンのポンド
4.ルイス・ミラン(1500- after 1560、西)
ファンタジア
5.P.B(- 1529 -、仏)
バス・ダンス「ラ・マグダレーナ」
6.エマヌエル・アドリアンセン(1550- ? 1584 ?、蘭)
ブランル
7.オリジナル
ガヴォッタ
8.オリジナル
Heart's Ease 心安らか
9.オリジナル      
  朝の10時に
10.オリジナル
   プレリュード「夏のうた」
11.オリジナル                     
   See Me
12.文部省唱歌、作曲 H・N・D(19世紀後半、米、中川編曲)
仰げば尊し(Song for the close of school)
13.フランシス・カッティング(16世紀後半、英)
ガリヤード
14.ガスパル・サンス(1640 - 1710、西)
カナリオス

6.までは「リュートによるヨーロッパお国巡り」です。その次はオリジナル作品が続き、13でまたイギリスのルネサンス曲、最後はバロック・ギター曲の編曲でサンスのカナリオスです。コンサートは曲の時代背景や、オリジナル作品では作曲したときのいきさつなどをお話しながら進めました。

コンサートには桑名で私が企画コンサートするときの常連さんを含め、何十年ぶりにお目にかかる方などにもお越し頂きました。地元でやるコンサートもいいですね。