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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

教室の発表会 Klassenstunde 2022

2022年07月03日 16時07分40秒 | 音楽系
今日は4年ぶりくらいになる教室の発表会「Klassenstunde」をオンラインで行いました。コロナ禍の前まではほぼ毎年開催していたのですが、オンラインとはいえ久々に開催できたことは大変喜ばしく思います。

参加予定されていた方8名のうち1名は急用で欠席になり、7人で行いました。



ここ数年で結構新しい方が入ってらっしゃってお互いにご存じの方が少ないと思いましたので、まず自己紹介、そして楽器紹介などをしていただきました。

そのあと皆さんの演奏発表です。各自2曲以上の持ちネタならぬ「持ち曲」を弾いていただきました。続いて私のミニ・コンサート、ヴァイスのソナタ第11番からプレリュード、アルマンド、クラーント、それからバッハのBWV998からアレグロ、こちらは皆さんであらかじめ楽譜を見ながら演奏上難しいところを確認してから聴いていただきました。まぁ苦労して編曲したので、苦労話も聴いていただくというところで・・・

最後に「現代リュート奏者列伝」というタイトルで、古楽復興以降に活躍した(活躍している)リュート奏者を年代別に紹介致しました。こういうことってリュート奏者の場合なんかの雑誌で紹介されることもないので、何も知らないまま(師匠がいる場合は師匠の周りだけしか知らないまま)リュートの練習だけしているというふうになり、狭い世界に閉じこもりがちになりやすいものです。列伝的に名前を紹介するとともに、私がぜひ聴いてほしいと思う奏者の名前も挙げさせていただきました。

このオンラインの発表会も継承しつつ、近いうちにはまた以前のようにオフラインでも開催してみたいと考えています。