リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Larsの楽器が届きました。

2020年12月23日 18時37分08秒 | 音楽系
スウェーデンのラース・イェンソンのルネッサンスがやっと届きました。発送した日が12月4日になっていますので、20日近くかかったことになります。コロナとクリスマスが重なって物流が滞っていたようです。

早速開封、ミイラの包みを切り裂いていきますが、何重にも大玉のプチプチにくるまれていますのでなかなか現れません。



やっと出てきました。ケースはキンガムのケースです。



Wendelin Tieffenbrucker (Vienna)を少しスケールダウンしたモデルで、弦長は59cmです。



私のバロック同様いぶし銀のような落ち着いた雰囲気の音ですが、高音は透き通る音でよく伸びますし、中低音の音量もとても豊かです。しばらくペグなどを調整して、生徒さんにお渡しをしようかと思います。