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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Flow my teares の日本語訳(10)

2020年04月25日 13時32分52秒 | 音楽系
第2部の一回目です。

Never may my woes be relieved,
since pittie is fled
and tears, and sighes, and grones my wearie dayes
of all joyes have deprived


1行目は倒置されていて、現代式の語順に直しますと、

My woes may never be relieved

となります。relieved の-edですが、現代の英語では e は発音せず[d]になりますが、この曲ではここの部分に音符が書いてありますので、e の発音をします。ただ当時いつもそうであったかというと、必ずしもそうではなく現代と同じ発音(発音しない)の場合もあります。当時はまだどちらもよかったということですね。