そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花13・タネツケバナ

2018年03月29日 | 野に咲く花
いま私の回り(大阪府の中部辺り)で目につくのはこの草です。

アブラナ科 タネツケソウ属
ヨーロッパ原産の帰化植物で、仲間がたくさんあるようです。。

名前の由来は、お米の種籾を水に着ける頃に花が咲くからだとか。

まだ風が少し冷たかった頃に、ロゼッタから必死で茎を伸ばして、花をつけていました。


その時に花を写しました。

花の真ん中が円柱状になっているものは、受粉しためしべが伸び始めていて、やがて実になるのです。

今はすくすくと伸びて最初の写真のようであったり、
またこんな姿であったりです。

岩槻秀明さんの『雑草や野草がよーくわかる本』の写真を見ると、このタイプはミチタネツケバナというのではないかと思います。

このつんつんと伸びているのは、実で、中には種がずらりと並んで収まっています。
熟している鞘に触れると、目にもとまらぬ早さで種が飛び出します。
一瞬の早業で、なんとかして捕まえようとがんばってもダメでした

この調子で種を飛ばし、どんどん増えるのですね~~どこででも見ることが出来ます。



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
我が家の (小坊主)
2018-03-29 17:30:06
三悪人の一つです。
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小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2018-03-29 21:07:51
そうでしょう、そうでしょう!!
想像がつきます。  2年草らしいですし、あの種の飛ばし方を見ると、面白いけれどうんざりしますもの。
返信する

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