そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ギマという魚をご存知でしょうか?

2012年08月27日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
このお魚はギマという名前です。たぶんかなり子供だと思います。成魚は25センチくらいにもなるそうですから。

名前の由来については諸説有るようです。
気になる方は検索してみてくださいネ。

私は全然知らないお魚だったので、フグのお腹がぺちゃんこになってるのかな? と言ったら笑われました。

笑われてから調べてみたら、「フグ目」って書いてありました。
まったくのピントはずれでもないじゃないですか、ねえ!
顔つきも似ているし・・・


それはともかく、お腹の方にものすごく硬い棘があります。
向こう側にも有るので、お皿に乗せて、その棘で立たせることが出来ました!!
(お皿の直径は21,5センチです)

背中の棘も硬いです。

どうしてこんなに武装してるんでしょうねえ・・・???


この魚の「鯛のタイ」です。

カワハギのものに、少し似ていますね。


そして耳石です。


なんとも小さな耳石で、またまた息子にご厄介になりました。

だって、ご覧のように2ミリないんですもの・・・

取れた時も、ほんとにそうなのか、ただのごみなのかわからなかったのですが。耳石専門のサイト
日本産魚類耳石大図鑑で、やっと確認できました。

但し、どうも少し壊れているかもですが・・・

なんだか色々と不思議なお魚でした。
もちろん、頂き物です。


☆「鯛のタイ」や「耳石」に関して、たくさんの過去記事があります。興味の有る方はこちらへどうぞ

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名前しか (小坊主)
2012-08-29 18:54:12
知らない奴ですが、中々、キュートな奴ですね。
それに、カワハギに似て、美味いらしいです。
反り返ったような骨も、キュートです。
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小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2012-08-29 20:59:53
私は名前も知らなかったので、驚きました。
キモがと~~~っても美味しいんですって?

こんなに小さくても、棘がすごいのに、大きくなったらどんなでしょうね。
じゃまにならないんでしょうか?
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背びれの棘と、 (小坊主)
2012-08-29 21:33:47
腹びれの棘が、同じ位置なので、飲み込まれないために、突っ張るものと想像します。

肝は、恐らく、苦玉(胆嚢)を潰さないように、上手に取らないといけないでしょうね。
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小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2012-08-29 23:16:30
なるほど~~これでつっぱられたら、飲み込むことは出来ないですね。

他のお魚たち、学習して知ってたりするのでしょうか?

これを下さった人は、タイの福玉を送ってくれるついでに、これを下さいました。
他にもチリモンの乾燥したり茹でたりする前の状態のも色々いただいているので、またUPしますね。
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遅い夏休み (小三郎Jr)
2012-09-03 06:05:50
休みで田舎に1週間帰省してました。ギマ、熊野灘では、あまり見かけませんが伊勢湾名古屋港では、普通種です。海面を浮遊する幼魚を見かけます。チリモンに入っていそうですが・・・
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小三郎Jrさんへ (森のどんぐり屋より)
2012-09-03 10:35:16
伊勢湾ですか~~以前にその辺りで漁をされている業者さんに、どーんと冷凍ちりもんを送ってもらったことがありましたが、そのときは入ってなかったです。
季節が違っていたのでしょうね。

今回は、鹿児島のプチモンに、本当にぺちゃんこになっちゃったフグが混ざっていました。一人で大笑いしましたよ!
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