そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

キキョウソウ咲く

2005年06月04日 | 6~8月の草木
キキョウソウは茎が長いのですが、先の方にしか花が咲きません。都合により(?)先端に一輪だけ咲いているのもあります。

初めてこの花を知ったとき、どんなに注意深く観察していても、下の部分に咲く花を見られないのが不思議でなりませんでした。
というのが、つぼみだと思って咲くのを待っていると、何時のまにかはじけて、中には小さなタネがたくさん出来ているのです。

これが閉鎖花というもので、閉じたままの花の中で自家受粉をして、効率よくタネを製造しているのだと知ったのは、小さな図鑑を買った後のことでした。

「な~~んだ!」と、やっと納得できました。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 詩集『愛することと優しさに... | トップ | ミチオシエ(ハンミョウ) »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
叩けば開く (おうま)
2005-06-04 19:36:40
どんぐり屋さんは勉強家ですね~

この花は見過ごしていました。

私は願えば叶うと、欲張り人頼み、

色々、教えてくださいね!
返信する
>これが閉鎖花 (きこり)
2005-06-04 19:57:55
そうなんですよね~私も何かで読んだのですが、キキョウソウは早い時期に閉鎖花を先に付けて子孫を残し、その後ゆっくり花を開いて他と遺伝子を交換するようです。反対にスミレは先に花を開いて、あとから閉鎖花で確実に子孫を残すんですって。植物の世界ってほんと不思議!。
返信する
キキョウって・・・ (龍人)
2005-06-05 09:38:36
こんな花なのですね。

知りませんでした。

閉鎖花というのも、初めて知りました。

名前は良く聞くのに・・・

とても勉強になりました。
返信する
キキョウに良く似たキキョウソウ (おうまさん、きこりさん、龍人さん←どんぐり屋)
2005-06-05 10:01:56
でも、キキョウよりは色がやや薄いですよね?



おうまさん、 たまたまたくさんの花があるところに暮らしているだけで、勉強家でも何でもありませんよ!



きこりさん、 きこりさんこそ何でも良くご存知で、驚かされます。

朝日新聞のbe on Sandayの「自然ふしぎ」の写真が、湊和雄さんから吉田外司夫さんに変わりましたね。先日、掲示板で教えていただいていたので、すぐに解かりました。



龍人さん←森のどんぐり屋

名前を書き間違っていらっしゃるだけと思いますが、これはキキョウではなくて雑草の(外来種!)キキョウソウという草花です。閉鎖花は植物がよく考えてるなあと、感心してしまします。
返信する
あのキキョウとは別ですか (龍人)
2005-06-05 17:10:22
花に疎いのがバレバレですね。

また一つ勉強させていただきました。
返信する
いえいえ (龍人さん←森のどんぐり屋)
2005-06-05 17:52:28
何でもぜ~んぶ知ってる人なんて、この世にいませんから!

キキョウの写真がないので、もうすこししたら写してきますね。

ご覧になれば「なんだ、これか!」と思われますよ、たぶん。
返信する

コメントを投稿

6~8月の草木」カテゴリの最新記事