そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

身近にいた「発達障害」の人

2017年07月30日 | 本の紹介・その他いろいろ
知り合いの娘さんが離婚することになりました。
10年以上前に結婚、子供一人で今年高校に進学。

そのご主人がちょっと困った人でした。
子供が産まれてしばらくは関心を持って世話もしていたのですが、だんだん関心がなくなり、気が向かないと一緒に遊んだりお風呂にいれたりという、日常のふれあいがなくなりました。
子育てのすべては妻任せ。

次第に生活費も入れなくなり、自分は外で女性とつきあったり、競馬などの賭け事にお金を使います。
生活費としては数万円を妻に渡すだけで、それで自分のお弁当も入れさせて・・・
子供が嫌と思うことを口にすると怒鳴るので、子供も我慢するしかないようでした。
例えば、
外で付き合っている女性との食事や、自分の実家には子供を連れて行き、そこでは妻の悪口を言い放題。
とまあそんな事がだんだんエスカレートして、とうとう妻も我慢の限界に来たようです。
いろんな心身障害の症状に苦しめられるようになり、お母さんもとても心配していました。

そんな時に「夫は発達障害 知って救われた」という記事が新聞に載りました。
<暴言や無関心は、夫の発達障害のせいなので、妻は自分を責めないで!>という実例を挙げての解説でした。

発達障害には色々な形があります。その中のアスペルガー症候群と呼ばれるのが今回の娘さんの夫に当てはまるようでした。

妻の側はパートナーの言動に傷つきながらも、もしかしたら自分の接し方が悪いのかもと、自分を責めて我慢しているカサンドラ症候群
ということの説明も。
さっそくその記事を切り抜いて送ると、「思い当たることばかり! 私は悪くなかったのだと解りました」という返事が来ました。
自分を責めながら、対処法が解らずパニック障害なども起こしていたのですが、心が軽くなるとそれも楽になってきたとのこと。

今は離婚のための、間に人を立てての話し合いが進んでいるとのことでした。

あなたの周囲にも、そんな苦しみを抱えている人がいらっしゃいませんか?

「アスペルガー症候群」や「発達障害」などで検索すると、様々な情報が得られます。

☆少年犯罪などで、なぜそんな非行に走ったのかどんなに調べても説明がつかない場合がありますが、そんな時は「広汎性発達障害」を疑って見る必要があるというお話も読んだことがあります。
もうずいぶん以前ですが、反省できないことを責めないで「反省なき厚生」の道も探るべきであると、京都ノートルダム女子大の藤川洋子教授が新聞に記事を寄せられていました

そんな事も心にとめて置くと、少し思考の範囲が広くなったように感じたものでした。

その記事や、上に書きましたアスペルガーに関する記事のコピーは手元にありますので、必要でしたらお送りできますよ。
ブログの左脇にある「メール」という所をクリックすると、メール送信のフォームが開きますので、あなたのメルアドを忘れないようにご記入なさって「コピーが欲しい」旨をお知らせください。返信しますので。
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