コラム「福岡伸一の動的平衡」より筆者の言葉を。
<北斗八星かそけき光>(朝日新聞 2017/5/18 )
>ああ、自然界にあるすべてのものが、くっきりとした輪郭をもって見えていた少年の頃がなつかしい。
そのかわり、年齢とともに、せめて、見えざるものに思いをはせる思索の深度が、いくばくか深まったと思いたい。
この言葉は、少しご高齢な方々なら実感を持ってお読みになったのでは、ないでしょうか?
私も、そうでした。
何歳頃からでしょうか・・・月や星等を見上げたときに、若い頃のように、すっきりした輪郭で見えなくなってきたと感じて、ひどくガッカリしたことでした。
けれども、福岡先生には遠く及びませんが、「見えざるもの」を考えるときには、若い頃よりは多少なりとも深く考えられると、かくありたいという希望と共にささやかですが感じています。
<北斗八星?>
北斗七星のひしゃくの柄の下から2番目にある「ミザール」という星は、そのすぐ近くに
「アルコル」という4等星があります。アルコルはアラビア語で「かすかなもの」と言う意味です。
今のように夜空が明るいと、都会の夜空で肉眼では見えないかもですが、私が若い頃には見えていました。
福岡先生もきっとご覧になっていたのでしょう。
それも、今では思い出の中の一つになってしまいました。
<北斗八星かそけき光>(朝日新聞 2017/5/18 )
>ああ、自然界にあるすべてのものが、くっきりとした輪郭をもって見えていた少年の頃がなつかしい。
そのかわり、年齢とともに、せめて、見えざるものに思いをはせる思索の深度が、いくばくか深まったと思いたい。
この言葉は、少しご高齢な方々なら実感を持ってお読みになったのでは、ないでしょうか?
私も、そうでした。
何歳頃からでしょうか・・・月や星等を見上げたときに、若い頃のように、すっきりした輪郭で見えなくなってきたと感じて、ひどくガッカリしたことでした。
けれども、福岡先生には遠く及びませんが、「見えざるもの」を考えるときには、若い頃よりは多少なりとも深く考えられると、かくありたいという希望と共にささやかですが感じています。
<北斗八星?>
北斗七星のひしゃくの柄の下から2番目にある「ミザール」という星は、そのすぐ近くに
「アルコル」という4等星があります。アルコルはアラビア語で「かすかなもの」と言う意味です。
今のように夜空が明るいと、都会の夜空で肉眼では見えないかもですが、私が若い頃には見えていました。
福岡先生もきっとご覧になっていたのでしょう。
それも、今では思い出の中の一つになってしまいました。