そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花16・ハナニラ

2018年04月04日 | 野に咲く花
あちらこちらで、よく見かけられると思います。

ユリ科ハナニラ属のハナニラです。

葉っぱを折るとニラの匂いがするので、ニラの花だと思っている人が多いのですが、ニラの花はこんなです。

葉っぱはもちろんニラのにおいがしますが、花はさすがにユリ科で、ほんのりと良いにおいがします。


さて、ハナニラにお話を戻しましょう。
明治時代に園芸用に輸入されたものが、いつか逃げ出して野生化したものなので、純粋な意味での「野草・雑草」の範囲に入らないようです。「野の花図鑑」には載っていないことが多いです。

でも、しばしば見かけるので載せました。
岩崎秀明さんの『街で見かける雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)にも載っています。

よく見かけるのは白い花ですが、
こんなのや


こんなきれいな色のもあります。


ニラとは言いますが、これの葉っぱをたべられるという話しは聞かないので、食べない方が無難でしょうと、岩槻さんの図鑑には書かれています。




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コメント (2)
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