そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

今日は11日・・・

2015年07月11日 | 本の紹介・その他いろいろ
東日本大震災の月命日ですね。

大雨が降ったり、急に猛暑になったり、今も仮設にお住まいの方々には厳しい気候のように感じます。

いまだ、行方不明の方もたくさんいらっしゃいますね。
そのご家族のお気持ちを思うと、涙がこぼれそうになります。


なんで一緒に死ねなかったのだろう、
何のために私は生きているのだろう
そんな思いは、まだまだ続いているでしょう。

置かれた状況は違いますが、私も生き残りの経験があるので少しは解るような気がします。

いつになったら忘れられるのだろう・・・

忘れるということは、たぶん無いでしょう。
でも、わずかずつですが、時間が悲しみをもって行ってくれます。
それは、どんなに深い悲しみも少しずつは楽になるように、自然が仕組んだ癒しというものです。


今も生きている。
いえ、生かされている。
何のために?

逝った方々の魂を想い、あの世で安らかに過ごしてけるように、日々お祈りを捧げるため。
そして、何かは判らないにしても、この世にまだまだ用事があるから生かされているのだと思います。

あなたが一緒に死んでしまっていたら、あなたの大切な人のために祈りを捧げる人がいないじゃないですか!

つらいでしょう、哀しいでしょう、でも、元気出して下さい。
あなたが元気でないと、先に逝った人はとても心配で悲しみがいっぱいになってしまいます。

私も本当にささやかではありますが、いつもご一緒に祈っています・・・信じて下さい。

そして、身近な人々のために、なにか役立つことを探しましょう。
たとえば、ゴミを拾うとか、草を抜くとか、そんな小さなことであったとしても。
「誰かがしたらいいのに」と感じることを見つけたら、自分がすぐにしましょうと、渡辺和子さんがおっしゃっていました。
生活の中で、そんなささやかなことをみつけて実行していけば、気持ちもまぎれます。



シスター(修道女)の渡辺さんはたくさんの胸にしみる言葉を書かれています。
たとえば・・・
こちらにいろんな言葉がありますあなたの心にひびく言葉も、きっとあるでしょう。


時々は一人で泣いたっていいのです。
涙は、きっと元気の源になってくれますから。
コメント (2)
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