そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

タコノマクラですって!

2010年05月31日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
古いブログのお友達の月うさぎさんが、タコノマクラというものを送ってくださいました!

上の写真はその体の中にある、器官の一部です。
なんでも、「タコノマクラの歯」なんですって!

大きさはこんなものです。


これが5個、体の中にあって口の部分を形作っているのですが、その姿がまるでランタンのように見えるのでアリストテレスのランタン(提灯)と呼ばれているのだそうです。

こちらで、ぜひ写真を見せていただいてください。一番下に載っている写真がそれです。
本当にランタンのようで、感動しますよ!!



さてそのタコノマクラって、どんなもので、何なのでしょう?
それはウニの仲間で、これらの仲間の中には「ブンブクチャガマ」というふざけた名前のものもあるのですよ~


これがタコノマクラの全体の姿です。この写真の物は9×7,5センチほどあります。


これらの仲間の体には、少しずつ違う形ではありますが、5枚の花びらのように見えるマークが付いています。
そして真ん中部分にアリストテレスのランタンが納まっています。


体の中です。

生きているときはもちろん中身が入っています。
真ん中の右側にちょっと細長いものが見えるでしょう、これが「歯」です。


タコノマクラは海で拾って来ると、手間ヒマかけてこの写真のように美白をしないと、とても臭くなるのだそうです。

月うさぎさんは、根気よくそれをなさったようでした。
珍しいものを見せていただけたので、独り占めしてはもったいないので、みなさんにも見ていただこうと思いました。






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コメント (16)
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