そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ベッコウ・アミガサ・アオバハゴロモ それぞれの親子

2008年07月12日 | 昆虫&生き物
まず、これはゼッタイに間違いないです。
ベッコウハゴロモの親子。
お尻の針の色が薄黄色で、眼の縞模様が極め付けです(昨日の記事の最後の写真の、ユーモラスな目を見て下さいね)。

おしりの針のようなものは幼虫の体から分泌されるロウ物質で出来ているそうです。
何かに触れると簡単に落ちるけれど、また生えてくるんですって!!
近くによると、ピョンっと跳ねて逃げます。


これは昨日の写真の中で、毛が白くて別の種類かな?と思っていたものです。

調べてみました。
お尻の針の色が白いのと眼の形が縞模様になっていないのでアミガサハゴロモだと思います。

数年前の写真なので、手ブレでぼやけていますが拡大してみました。

丸くて点のような目があるでしょう?
ベッコウの目とはまったく違っているのがお解りいただけると思います。

ただし、頭についている薄緑のものが、なぜ付いているのか、はたまたもっと違う種類(例えばスケバハゴロモとか??)なのか、疑問が残っています。
アミガサの幼虫の写真を探してみても、頭のてっぺんが緑色をしているのは、見つからないのです・・・
某自然科学関係の画像掲示板で、そよ風ふくさんが「クサカゲロウの繭では?」と教えてくださいました


さて最後は、フワフワした白いものに囲まれていた、アオバハゴロモです。

幼虫の姿が見えやすいように、とても大きくしてあります。

ここに載せたものは3種類とも、概ね1~1,3センチくらいです。
ベッコウとアミガサは、ガのように見えますが、大きな分類でいうとカメムシの仲間です。


間違いの始まりは昨日の写真ですね。
数年前のもので、昆虫の知識がほとんどありませんでした。

それで、近くに2種類の成虫がいて、そばに幼虫も2種類いたので、てっきりそれぞれの親子だと思い込んでしまったのです

いまとなっては、幼虫の頭の先に付いているものが、果たしてなんなのかも、確認するすべがありません・・・・
知らないというのは恐ろしいです。

間違いその他、お気づきのことがありましたら、コメントを下さいますようにお願いいたします


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする