アダンの炭についてのコメントを書くのに私は全然知識が無かったので、沖縄在住で最近は西表島に足しげく通っておられる、写真家の湊和雄さんにおたずねしてみました。
そしたら、詳しいコメントを書き込んでくださいました。
コメント欄なので、読み逃した方もいらっしゃるかもしれないと思いますので、原文のままここに載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/new_color.gif)
アダンの熟果は、食べると、ちょっと泥臭い味がします。
実の芯の部分に食べられる所はなく、表面のゴツゴツした突起をひとつずつ外して食べます。
ムシャムシャと食べられる程ではなく、繊維質の間の果肉をしゃぶる感覚です。
決して毒はありません。
葉をパナマ帽にするとき、葉の縁にたくさんある鋭い棘はどうするのでしょうね?
ヤシガニ、沖縄でも八重山諸島、特に与那国島ではよく食べます。
中毒しないように、やはりハラワタは取り除きます。
しかし、それでも私は大当たりした経験があります。
確実なのは、捕獲後、サツマイモなどで1週間程飼育して体内の毒を排出させてから食べることだと言います。絶食させると身が痩せてしまうそうです。
ヤシガニの毒は、未だに原因が特定出来ていないそうです。
ハスノハギリ説もよく言われるのですが、ハスノハギリのない島のヤシガニでも中毒するそうです。
ヤシガニは、オカヤドカリのなかまですが、大き過ぎて借りる宿(貝殻)なく裸のままでいるのです。
決して、カニやヤドカリではありませんよ。
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因みにヤシガニの姿はここで見られます。
たしかにカニでもヤドカリでもありません!
ヤシガニ