フォーリーブス青山孝(今は孝史だそうです)死亡記事です。57歳、肝臓癌だったそうです。ああ、たった5、6歳上の人だったのかという感慨です。今をときめくジャニーズ事務所、ジャニーズ系の源流ですよね。いやもっと昔にそれこそジャニーズというそのままの名前の男四人組がいました、正確にはこのグループが嚆矢でしょう、ソロでヒット曲飛ばしたり、水戸黄門のTVで助さんか角さん演じてたあおい輝彦がそのメンバーでした。フォーリーブスにおける青山孝の存在がジャニーズにおけるあおい輝彦、つまり一番の二枚目、この人が看板でした。男だけの唄って踊るグループといえば、60年代にアメリカではスタンダードです、モータウンサウンド、リズムアンドブルーズ(R&B)の綺羅星のグループ達、テンプテーションズ、フォートップス、ミラクルズ・・。でも、和製はそういう楽曲とか歌の巧さで売るのではなくあくまでアイドル路線、ジャニーズしかりフォーリーブス然り。ああ、そう言えばスリーファンキーズなんてグループもいましたね、ジャニーズ世代です、こちらはアメリカンポップスを和訳して唄う、あの時代の本流に乗っかってました。ジャニーズは記憶の端っこに引っかかっている程度ですが、フォーリーブスはリアルタイムです。郷ひろみ、野口五郎、西条秀樹華やかかりし頃、尾崎紀代彦、にしきのあきら、あいざきしんやの頃、確かに一つの柱だったグループです。マグマ大使に出ていた子役上がりの江木俊夫、薄幸感漂わせるバック転のできる北公次、何でこんな奴がジャニーズなの?と訝しかった背ばかり高いおりも政夫の四人。僕から逃げようたってダメだよ、逃げれば逃げるほど僕に近づいてくるってわけ、だって地球は丸いんだもん!ってセリフでひっくりこけた「地球はひとつ」、ニッチもサッチもどうにもブルドッグ!の「ブルドッグ」、新聞が挙げてるヒット曲はこれらです。昔の映像見たらあまりのオールドファッションにびっくりすることでしょうね、でも昔は十分なアイドルグループでした。男の私には全く興味なかったですが。青山孝が歌うまくてリードボーカルとってましたね。一番の二枚目で。きっちり七三に分けた髪型で。きっちり唄うって印象でしたか。きっとこの人はまじめな人なんだろうなと思わせるような。江木俊夫が踊り下手で。踊りは北公次がうまかったですが、こっちは歌が歌えないと来る。薄幸スキャンダルが次々に湧いてくる人でしたね。57歳ですわ。こんなに歳が近いなんて。矢沢永吉と同じくらい。吉田拓郎より若い。早逝は気の毒でしたが、失礼ながらこの年齢にびっくりするばかり。彼らに続いたのが少年隊でありシブガキ隊でありスマップでありトキオであり嵐であり、なのです。やはり合掌でしょう。合掌。
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