柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2008-06-28 08:43:19 | Weblog
昨夜朝日のニュース番組で古館が怒っていました、今度は厚生年金不備が発覚して、前の国民年金の名寄せ作業を事実上ギブアップするような会見を舛添大臣がした事に対してです。紙データ(伝票一枚一枚)とコンピュータに書き移されたデータ(こちらがとんでもなく杜撰に為されているから大問題になっているのですが)との照合には平成22年(でしたか)までにはとてもできないし、その人的物的経費は3300億円だという試算が出たからだそうです。自分たち(社会保険庁)の職務怠慢で生じた大穴です、自分たちで何とかして埋めねばならぬと考えるが普通でしょうに、こいつらはどこまでも人ごとです、おまけにこんなに金がかかるけどいいのか?なんて開き直ってる。そこに昨夜の古館は大声出してました、自分たちの失態だのに修復にはこれだけ金がかかるって脅迫する、一体どういう了見だ?安倍さんは最後の一人まで一円たりとも漏らさずにお返しするとあの時(発覚したとき)約束した筈だ、その金とてまた税金から持ってきて当然と言う厚顔。3300億掛けてしっかりやれ、その資金は社会保険庁の役人達で賄えって言ってました。うむ、正論。昨日の古館は舞い上がらず膨れ過ぎず適当な適切な意見でした。しかしどうなってるんでしょうねこの役所は。仕事をしない役所、それをステイタスにしていた役所、左翼の巣窟、象徴。さてさて呼び名はどうあれ、被害者は間違いなく納入者の国民です。相変わらず首相目線そらして官僚答弁です。ダメかな、この国。
 下関教育長の朝鮮植民地認識問題、今日は各紙に載ってます。もともとこの教育長、日本は朝鮮を植民地にしたのではなく日朝併合したのだ(普通は日韓併合って書きますが)という認識らしいです。そしてもう一つ、歴史認識を補助金要望の場で持ち出すのはルール違反だという考えだったそうです。私が昨日書いたのは後者でした、いつまでも60年以上前の事を、両国の間では解決のついていることを古証文ちらつかせるように持ち出すのはいかがなものかと書きました、ここはこの教育長と同じ意見のようです。が、毎日新聞は「在日社会に波紋」と見出しを打ちます、大韓民国民団県地方本部も対応すると言っていると書きます。文相も慌てて否定しています、アジアの国々に対して植民地支配したことは歴史上の事実だ、その認識を否定するものならば遺憾と。明らかに二つ別の事々を一緒くたにしていますね、これは誰が見ても聞いてもわかることです。でも、こういう話の進め方が延々と続き、それが前例となって積み重なり、当然の如く学校側は要求するわけでしょう、こちらも(行政側、ひいては日本側)非が大きいのではあります。教育長の更迭でちょんですかね。それとも謝罪翻意しましょうか。肚据えたらどうですかねこの国は。
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