memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

海洋監視船   中国

2012-03-27 00:01:30 | 海事
中国海洋監視船の海監50は東シナ海の石油ガス田の付近で警備活動を行っている(3月17日Xinhua)
この国の海事法執行機関である中国海洋監視機関は東シナ海に海監50と海監66、を土曜日に派遣。この2隻は姉妹船の、海監46、51、15、17などとともにこの海域の警戒を行っている。

ダナンでは豊漁

2012-03-27 00:00:52 | 亜細亜海道
Thanh Khe地方のダナン市の漁民らは年初から(旧正月明け以降)これまでに1,000トンの水揚げをした。これは昨年に比べ30%増加(3月17日VNS)

この漁獲で漁民は純益 VND40 billion (180万ドル)を得て今年は幸先の良いスタートとなっている。ここには55隻の漁船がありおよそ500人の漁民が従事、今年の生産目標は5800トンである。「これまでの良好な天候が幸いした」と協会の会長Le Nguyen Khanhはいう。マグロ、サバ、ハタ類などの水揚げの90%までが輸出された。Khanh氏によれば魚価も安定していて今年に入ってから漁民一人当たり750ドルを稼いだという。
新しく建造した漁船の船主は先月の初航海で7トンのマグロを水揚げしVND350 million (16,000ドル)になったという。「搭載能力50トンに比べれば漁獲はまだ控えめだ」とHue氏.順調な滑り出しではあるが漁民らは今月から始まった燃油価格の高騰による財務状況悪化を心配している。

ガソリンの価格はVND2,100上昇、漁船が用いるデイーゼル油の価格はVND20,400がVND21,400となった。これにより漁船船主は15日間の航海のために500万から700万ドンの追加支出が必要になる。
この市では2010年以降年間4回の財務支援を行うべく基金を備えているとKhanh氏は説明した。「協会は今年の第3四半期に8隻の漁船建造を生産性改善おために計画している」と。また同市は海上活動の延長ができるよう資材購買や輸送面での支援をしているという。

魚の自給が目的

2012-03-27 00:00:10 | 海事
JEDDAH発:サウジアラビア農業開発基金SADF は他国政府や民間企業とともに次の10年以内に地元の需要と輸出のために自給を目指すことの計画でイニシアチブをとることになったとAl-Eqtisadiah紙が昨日報道した(3月17日ARAB NEWS)

紅海の潤沢な魚は加工され地元消費と輸出に向けられるという。農業省の魚担当のJaber Al-Shihri次官は大型の魚養殖プロジェクトにさらにライセンスを与えることで増大する需要をまかなうことができると発言。現在のところ地元の生産分は地元需要の40%をまかなっている程度でのこる60%は諸国からの輸入であると次官。
「同省は関心のあるサウジ企業に漁業ライセンスを与えるとともに紅海沿岸に魚養殖場プロジェクトを立ち上げる」という。Al-Shihriはサウジ漁業者に対しこの仕事を自らで行い外国人労働力に頼らぬよう勧告、また外国漁業労働者のための査証は継続発給を保証すると。

同省はSADFのソフトローンを利用して漁船や漁具を購入しサウジ人が漁業者となることを支援するという。同次官によれば地元仕様での魚の需要は強く、2万人以上の漁業者が漁獲物を高値で売ることができるという。Al-Shihriはこの王国を10年以内に魚の自給ができるようにすることが目的という。エビの需要は地元では強くはなく大半が輸出されているという。