memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

EUのアサリ規制に抗議

2015-01-31 00:09:05 | 水産・海洋

 Venice発:多数の漁民がこの環礁の都市のハーバーマスター(港長)の事務所前に投錨しアサリ漁業に関するEUの規範に対して反対の声を上げた(1月19日ANSA)

   アサリ漁師 'vongolari'らは特に誤差ゼロを求め、違反すれば罰金を科すブラッセルの規制に憤慨している。これは許容サイズ以下のアサリを漁獲したら違反3回で漁業ライセンスを失効するというもの。   「何百万個のアサリの中に2.5mm以下のものが混じっていたら罰金として4,000ユーロとなる」と抗議活動をしているうちのひとりMarco Boscoloはいう。

「我々らは大臣らに対してアサリのアンダーサイズの混入率の改定を求めている。制裁は民事であるべきで、刑事ではない。規制値は2.3mmまでとすべきで、2mmサイズのものでもアサリはすでに成貝であり再生産が可能だ」   「トルコからのアサリは1.7mmのものでも輸入されている」 「我々は海岸から0.3海里までの漁獲規制の撤廃を要求する。アサリは浅い場所に生息し、繁殖するからだ」と。

 


ウガンダのテイラピアがドイツ市場に

2015-01-31 00:07:44 | 

ウガンダは世界のテイラピア市場から大きな収穫を得ることが出来た。この市上は安定しており価格もよい(1月20日monitor.ug)

ウガンダはテイラピアの生産輸出国のひとつであがこの輸出数量と売り上げが増進、雇用を確保するとともに経済に寄与している。FAOの月間Globefish 1月号によれば「テイラピア市場は堅調で、需要も安定している。このため生産国の価格も強気である」 「テイラピアの価格が競争可能である限り新市場も開け、さらなる生産に繫がる」という。

テイラピアの価格はキロあたりShs17,000 から Shs23,000 ($6 to $7) とGlobefishは伝えている。この報告によればウガンダからのテイラピアがもうすぐドイツ市場に登場し、地元の養殖業者や漁業者の更なる収入に繫がるという。「テイラピアの需要は増加、しかしナイルパーチも依然地元市場では可能である」2013年の1月から5月の期間ドイツは1,170トンの冷凍テイラピアを輸入したが、この80%までが中国とインドネシア産であったと報じている。


巨大ニジマスが北アイダホ川で獲れた   米国

2015-01-31 00:07:11 | 水産・海洋

先週アイダホのOrofino近くのClearwater RiverのNorth Forkで巨大魚が獲れた。しかしまだ記録にはなっていない(1月13日KTBV).

Larry Warren が1月8日この魚を釣りリリースした。体重は28ポンド以上であたった。Idaho Fish and Gameのウエブサイトはこれは最高記録だろうと人々が信じているという。郵便局、食品店、食肉店などで補正日付承認を得た計量が行える。Warrenの獲った魚は州の最高記録を8ポンド超えている。アイダホのこれまでの最大は2009年7月のSnake Riverの20ポンド2オンスであった。


インドネシア軍はAIRASIAの捜索から撤退

2015-01-30 00:05:34 | 海事

AirAsia QZ8501の尾部が引き揚げられたあとにインドネシア捜索救難船の甲板に載せられている。現場はカリマンタン中部のPangkalan Bun の南である(1月27日THEAGE.AU)

インドネシア海軍当局は162人を載せて消息を絶ったAirAsia機の捜索回収作業を就労すると発表した。Airbus A320機が悪天候の中消息を絶ったのは12月28日のことでスラバヤからシンガポールに向かう2時間の飛行の途中であったが生存者はいない。国際的な協力による捜索と回収作業が行なわれ70遺体をジャワ海で回収、さらに機体内部からの発見に期待していた。

しかし、捜索は悪天候と水中の指定不良によりダイバーによる作業を困難にしていた。「捜索作業は30日以上けいぞうしたが共同作業チームは撤退を決めた」と海軍西部艦隊の Widodo少将が捜索活動の基地である Pangkalan Bunで記者団に発表した。「犠牲者の家族には申し訳ないと思う。我々は行方不明者の捜索に全力を尽くした」と発言した。


日本の水産物禁輸の廃止を促す   韓国

2015-01-30 00:05:05 | 

韓国は大衆の日本の漁業製品に対する懸念が払拭したならば禁輸策を廃止する必要があると当局が発言した(1月20日TFSND)

2013年9月以降、韓国は福島原発による放射能汚染を恐れ日本の漁獲物の輸入を禁止していると連合通信が伝えている。政府の委託により民間の専門家グループが今週2度目の検査を日本の漁業製品について実施、これにより禁輸を続けるか否かの政府決定の材料とする。 検査が継続中であるところから輸入禁止を解くかどうかについてはいまだ何も決まってはいないと外務省当局者が発言。

「もし安全に対する懸念がすべて払拭されたならば、自分としては禁輸を解除すべきと思う」と匿名の当局者が発言した。


韓国、EUはベトナムの頭足類の輸入が増加

2015-01-30 00:04:31 | 亜細亜海道

2014年、韓国、EU、日本はベトナムからの頭足類輸入の上位3市場となった(1月15日TFSND)

昨年11月時点で頭足類の輸出は4.38億ドルとなり、対前年比で8.5%増加をみた。仕向け先のそれぞれの伸び率は韓国26.8%、EU10.2%、日本8.6%であった。2014年当初から輸出市場の移行が見られた。2014年は韓国向け輸出が増進した。2014年末時点で韓国のFTAによりベトナムからの農産物、エビ、頭足類を含む水産物の輸出の機会が得られた。ベトナムからの頭足類の財率は5年間で5%削減される。


ブリザードで市場が休場   米国NY

2015-01-29 00:08:14 | 

 ブリザードで市場が休場   米国NY

NYの水産物卸売市場the New Fulton Fish Market26日月曜日夜に閉鎖された。その理由は米国東北部を襲った猛吹雪のため。市場は水曜日朝には開かれる予定。火曜日の嵐はニュージャージーからメイン州北部におよび空路や道路交通を遮断すると予測されている。(127日SFS)


魚が減った     フィージー諸島

2015-01-29 00:07:51 | 水産・海洋

Navukavu地区に居住する漁民らはNabuaから4マイルの排水の流入が漁獲低下の原因と非難する(1月18日 fijitimes)

Muaivuso村の助役のSamuela Toge は、村の男女が魚を狙って網や仕掛けを海に入れたがあるときから以降は一尾の魚も獲れなくなったという。Taukei で話す Mr Togeはこんなことは今までに無かったという。排水が原因という彼らの主張に反して、漁業コンサルタントのBob Gillettはそれはありえないという。

Mr Gillett は数ヶ月前にNavukavu の漁業区域について調査を実施、その結果を”フィージーにおけるNavukavu集落の漁業”として取りまとめそのなかで彼は この場所をフィージーでも有数の海洋保護がなされている場所としている。「Navukavuの漁業は非常に多くの魚種に恵まれ、生活のためと商売目的の双方の漁具が様々用いられている」と調査結果を報じている。


魚も卵も獲り尽しビクトリア湖は空っぽに    ケニア

2015-01-29 00:07:14 | 水産・海洋

Sh10,000の合法的な網漁具の変わりに、漁民は安い違法漁具として蚊帳を使用、このため湖の魚資源が減少している(1月14日allafrica)

 Bay郡の水産専門家や政策決定者は漁民が小魚を獲るだけでなく魚卵まで獲ることに懸念している。「漁民らは今では蚊帳を漁具として使用、未成熟魚を掬っている、これが資源減少の原因だ」とNayapuodi浜管理単位の会長Orimba, はいう。彼は、これがチェックされない場合、地元の人々の生活と彼らの食料安全保障のバランスが危機に陥ることを警告している。

遠くは無い昔でも、浜の女性たちは篭に魚を入れて市場やバス停留所に群がっていた。しかし今ではその数も減り、篭かごは空になっている。「今では女性たちや篭をを見ることは稀だ、」と彼はいう。中年の漁師Jason OchiengはOrimbaと同様に湖の魚はかつてのような状況ではないという。このところは、我々は湖の遠くまで出ても、空で帰ってくることがある。かつては大漁であったのに」という。

弱弱しい85歳の John Okello, 85歳は1950年当初から漁業で生計を繋いできた。「そのころは岸辺近くで水揚げ、また大漁だった。事実少年でも好きなだけ魚を釣ることができた、でももうそれは無い」と彼はいう。「今では仮に遠くまで漕ぎだしても、魚が獲れる保証などない、手ぶらで代えることになる。状況は日々悪化している」とKNAに語った。(以下省略)


海峡フェリーが接触事故     イスタンブール

2015-01-29 00:05:59 | 海事

 

1月14日イスタンブール・ライン社のフェリーが定期航路のEskihisar とTopçular のあいだでIzmit湾をショートカットしていて225m長さのマーシャル諸島船籍のバラ積み貨物船"Lilian Z"と衝突、事故の発生は 現地時間18:30であった。 フェリーは一部が損傷したが乗客らはAltinova桟橋から上陸、負傷者はいなかった。 "Lilian-Z" は Eskihisar沖に錨を入れている。(1月16日SNT) 


リビアからエジプト漁民137人が帰還

2015-01-28 00:33:14 | 海事

Beheira 発:この24時間でリビアから137人のエジプト漁民が帰還した。これは最近隣国で発生した過激派の先頭から逃れてきたものである(1月12日Aswat Masria)

昨日は100人が3隻のボートに分乗し帰還したとKafr El Shiekh の漁業シンジケートの頭のAhmed Nassarが発言。これら漁民は合法的なチャンネルによりエジプトに入ったものかどうかの尋問を受けるという。月曜日にはRashid国境ポイントから37人が帰還。彼らは3隻のリビア漁船から逃げてきたものという。到着した時点で、彼らは「リビアの現状では耐えられない」と。 

先のカダフィ政権が倒れて以降過激派の活動がこのところ激化しているという。エジプト人らが戦闘で捕らえられ、多くが殺害された、また誘拐も行われていると。先週にはリビアの都市Mastraから300人尾漁民が帰還している。


Lumpfish(ダンゴウオ)漁業の持続性認証    アイスランド

2015-01-28 00:32:33 | 水産・海洋

アイスランドのlumpfish漁業がMSCから持続性認証を受けた(1月16日TFSND)

国内330隻の小型漁船 は世界で始めて談合をでの持続性認証を受けたもの。Lumpfish

はアイスランドの経済水域の中で何世紀も漁獲が続けられてきた。オスメスの識別は容易で色と大きさの違いがありメスのほうが大きい。大きな目合の刺し網で魚卵を目的にメスをねらう。その魚卵は主に欧州市場にランプフィッシュキャビアとして輸出れる。

またメスの中国市場も拡大オスの漁獲は少ないがそれは国内消費に回される。安定した資源であるlumpfishは北大西洋に分布する資源のひとつがアイスランドとノルウエーに分布している。しかしそのほかのlumpfish資源は危うい状況にあるものの、アイスランドの資源は1990年以降安定している。

lumpfish漁業はその許可証の数、漁具の規制などでの対策がとられている。また漁期も3ヶ月のみで漁船や目合規制もある。繊細な生態系のアイスランド水系は幅広く、深場所である。(以下省略)


漂流中のフィリッピン漁民を救助     ベトナム

2015-01-28 00:32:06 | 海事

ベトナム海軍が13日間漂流していたフィリッピン漁民6人を救助したと地元メデイアが報じた(1月17日TNN)

ベトナム海軍は金曜日7:50 pmベトナム領のSpratly岩礁の一部であるCayの1km南で漂流中の船を発見した。Khanh Hoa省所属の部隊はただちに救助活動を展開、20分後に漁船に乗っていたフィリッピン人6人を救助した。救助されたのは Vionioco Phaitan, Loloygtnu Hilago, Gregoriang Hang, Ernanggoivan Nier, Manne Intoihiarya , Baloy Dugan の6人で検診を受け、投薬と食料の提供を行った。

彼らのボートはBat 06 – 0252で新年元旦に漁に出たもの。その二日後に機関が故障し漂流を始めた。海軍は関係当局とともに彼らの帰還の手続をしている。


この100年間で大型の魚は激減した

2015-01-27 00:03:52 | 水産・海洋

新しい国際的な研究が地球上の200以上の海洋生態システムについて、分析を行った。1880年から2007年までの世界の魚のバイオマスを査定した結果大型魚が100年間で3分尾まで減少したことが判明した(1月16日TFSND)

研究者らはマグロ、ハタ、および其の他の上位捕食者の崩壊について食物網と生態系の均衡に影響を与える世界的な規模での連鎖反応の視点から強調している。人間は多くの種の消滅について責任がある。人間の影響は地上と海洋の両方で感じ取ることが出来る。事実、世界規模の調査によればたった100年間で大型の魚資源は3分の2までに減少した。またこの傾向は加速している。半分以上(54%)のバイオマスの減少がこの40年間で起こっていた。換言すれば産業規模の漁業が始まった1070年以降のことである。

世界の海洋を精査した国際チームはIRD,カナダ、イタリア、スペインの相手方とともに200以上のモデルについて1880年から2007年までについてシュミレーションを行った。

このモデルは3000種以上の魚類の棲みか、生態、捕食状況ノデータにより作成されたもの。研究者らは68,000以上の魚のバイオマスについて地球上のさまざまな場所についてシュミレーションを行った。彼らはそれゆえに、漁業資源の時間的および空間的開発状況を遡ることができ、上位捕食者の崩壊は20世紀に起こったことが明らかになった。

人間は大型の魚を好むが研究者らは乱獲を批判している。マグロ、エイ、サメ、カジキマグロ類は人々の好むものであり、このため漁業者らはこういった大型魚を漁獲する。彼らははじめに価値のある漁獲を求める、そして資源を枯渇させる。上位捕食者(魚)の欠落は食物連鎖全体に波及する。これにより捕食者の餌となる小魚クラゲなどのバランスを破壊し小魚が増殖する。

事実、この研究はマイワシやアンチョビーが前世紀に倍増したことを示している。また、20世紀を通じて地球規模での海洋生態系の構造変化が起きたという。かつて海洋は大型魚に支配されていたが、いまや小型魚に支配されている。この結果は漁業の脅威なのか?この答えは様々である。小型魚は寿命が短く、環境影響に対して脆弱である。


MOLコンテナ船は離礁した

2015-01-27 00:02:43 | 海事

 4,600-TEUの MOL Expressは館山湾で座礁したが、離礁に成功したと船主の, Seaspan Corporation社が発表した(。1月15日SNF)
同社は乗組員の負傷や環境汚染が無かったことを幸いとしている。この事故調査が現在行われている。本船は現在MOLが傭船中でSeaspan社が運航している。


Seaspanは長期のコンテナ船傭船をオファーしている。同社の運航隻数は109で、総コンテナ数は840,000 TEUである。