memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

マッコウクジラ4頭が座礁  中国

2012-03-26 00:02:12 | 亜細亜海道
マッコウクジラ4頭が座礁した。国境警備隊員が中国江蘇省塩城市の海岸に座礁したマッコウクジラに水分を保つために水をかけている。長さ20m重量およそ30トンの巨大なマッコウクジラが海岸で発見された(3月17日新華社通信)

EU提案の投棄魚禁止:95%の魚種を無視と

2012-03-26 00:01:23 | 水産・海洋
来週月曜日の3月19日EUメンバー27か国の漁業担当大臣がブラッセルに集まりEU共通漁業政策の改定、とくにEU漁業委員会が提示した投棄魚禁止について討議する(3月16日FUD)

魚の投棄は欲しくない漁獲についていて倫理的および環境問題を引き起こすことからオセアナOSEANAはこの禁止措置を強く支持するとともに、技術的な対応により不要な魚をへらし、すべての魚を陸に持ち帰ることを義務つけるべきとしている。これが資源の無駄削減につながる。
長年にわたる政策により欧州では選択的漁具業の改善を行うものの投棄は依然欧州漁獲の13%に相当する。つまり年間130万トンの魚が投棄され死んでいるとOCEANAはいう。

ところが、最近委員会により提案された投棄禁止策は商業漁獲対象種の僅かを対象にしたに過ぎない(およそ5%)。OCEANAはメンバー諸国に対しすべての商業魚種日広げて適用するよう求めている。漁船が対応できるように具体的かつ斬新的な実行を求めている。
「魚資源の健全性を損なう行為は無だかつ恥ずべき行為である、生態系の均衡を崩し欧州漁業の将来を危険にさらすもの」と欧州OCEANAの科学理事のRicardo Aguilarはいう。「全量水揚げの義務つけにより実態を変えより選択的な漁法も生まれることになる」

しかしながら、選択性の改善のための技法の設計や陸揚げの義務付けによる魚についてどうするのかなど、いらない魚の商品化も課題となる。OCEANAはいらない魚の販売についてはメンバー国の漁業当局による基金に戻すことにし、投棄をしなかった漁業セクターには間接的な報償を与えてはどうか、また魚資源評価のための科学的助言のコスト対応に充てること、さらに選択性のある漁具の改良研究支援に充てる、などおいろいろ考えられると。
現在の漁業委員会による改革案はメンバー諸国で検討されまた欧州議会の承認を得たうえで最終案は2013年になる見込み。

漁船員が負傷

2012-03-26 00:00:22 | 水産・海洋
アメリカン・サモアを基地とする米国まき網漁船で4人の船員が負傷、治療のためホノルルに搬送されたと米国沿岸警備隊が伝えた(2月16日SamoaNews)

マリアナのバラエテイ紙によれば事故は月曜日に発生、漁船はCape Ferratで西部大平洋で操業していた。負傷者らは3日後にハワイに搬送された。沿岸警備隊のCaskey氏が Samoa Newsに昨日伝えたところでは船の後部に長大な網を引き揚げるためのブーム(桁)が壊れ落下したことが原因。この漁船は米国籍で Tri Marine International社の持ち船である。負傷者の国籍や負傷の程度は不明という。
「沿岸警備隊は事故原因を調査する」という。マリアナ・バラエテイ紙はブームが損傷したものという。米国人船長のJohn Cabralは乗組員の一人は足首に重傷、また別のクルーは骨折、緊急処置が必要になったという。をらは, この新聞は負傷者はベトナム人、トンガ人、コロンビア人、フィリッピン人であると。

>>自分も南太平洋で同じ事故に遭遇したことがある。ブームを吊るトッピングワイヤーがきれてあの長大なブームが落下してきた。自分は左舷側のブルーワークのところに逃げ、もう少しで海に落ちるところであった。吊っていたワイヤーが目の前に落下したが、負傷はまぬかれた。