養殖業で大幅な発展の可能性がある バングラデシュ

新たな研究結果によればバングラデシュは2017年までに50万ヘクタールの氾濫原を養殖に利用するよう転換すれば75万トンの魚の生産を得られる（4月11日TFSND)

この期間内に氾濫原が養殖の範囲に入ればさらに750億タカ(US$ 1,000 million) を稼ぐことができる。これとは別に強大な雇用を創出可能である、とFinancialExpressが報じた。

バングラデシュエビ魚類基金はWorld Fishの支援により4つの独立研究者らから報告を得た。ダッカ大学経済学教授Bazlul Haque Khandkerはその報告書‘A Preliminary Study on Support to Bangladesh Aquaculture Sector: Existing Reality and Scope for Improvements'の著者の一人である。この報告書は特定の氾濫原から50万ヘクタールを選び出した。それにはgreater Mymensingh, Sylhet, Faridpur, Khulna, Jessore, Pabna および Comilla 地区が含まれる。

公式データによれば2013-14年には年間魚類生産が355万トンを達成、207-2008年は２５６万トンであった。この国の人口の10%以上が生活のために漁業に依存している。一方国民の動物たんぱく質摂取は魚による。Khandkerはすべての開かれた氾濫原と低地はモンスーンの期間少なくとも３か月間は自然に推移が６０㎝となるのでここで生簀養殖ができるという。公的な土地は貧しい人々に貸与されるべきであるという（以下省略）

低迷していたTraナマズの価格が回復 ベトナム

加工業者らはキロあたりVNĐ22,000-VNĐ22,500 で買い付け、３月上旬よりもVNĐ4,000 高値となっている。（４月１２日INFOVN)

この価格での業者の利益はキロあたりVNĐ2,000-3,000である。メコンデルタCửu Long (Mekong) River Delta には6,000ヘクタール以上のTraナマズ養殖場がある。その主体はĐồng Tháp, Bến Tre, An Giang, Vĩnh Long, Cần Thơ および Tiền Giangの各省である。

損益分岐以下の価格では多くの業者は赤字となり養殖を中止していた。残った業者らは企業との契約をしていた。価格の上昇による利益の恩恵を受けた業者は数少ない。（以下省略）

中国の漁船がミヤンマーとアフリカを目指す

中國南東部の福建省当局が漁業の成長のためミヤンマーとアフリカを対象とすると発表。福建省は2015年遠洋漁船の漁獲について強気の発表していた。その増加は20%金額にして中国元31.5億 (USD 472 million)数量では318万トンである（ 4月11日SfS)

漁業局は500隻の漁船が地元の港から出漁しているという。その多くが福州の10社に所属し6社が泉週に所属している。このほかに50隻が建造中である。漁業局の発表によればこれらの会社に対し「機会をとらえて子会社も設立するよう」勧告しているという。

保護主義者らや外交官は紛争海域である南シナ海での中国船団の大量増隻が緊張を招くと警告している。4月上旬にはシーシェパード団体がインド洋で違法な流し網操業をしていた中国船6隻を追尾したと発表している。そのうちの1隻は広東省珠海港に帰港したという。

砂糖価格は上昇、酪農製品は下降、肉類は安定： FAOの3月食料価格指標

FAOの3月の食料価格指標は2月に比べ１％上昇した。 高騰する砂糖の価格とパーム油の引き合い増加により酪農製品の下降があってもそれを相殺できてはいない。指標平均は3月は151.0 ポイントで2016年では最高となった。しかし昨年よりは12%低い(4月8日MP)

FAO食料価格指標は取引量を加味したもので5種類に主要食品グループを包含したもので主要穀物、植物油、酪農製品、肉類及び砂糖が対象であり。昨年の下降傾向は世界経済の停滞と強いドルを反映している。（以下省略）

フェリー"Giraglia"が座礁した

4月11日10.20 p.m. "Giraglia"がサルジニア島最北端のSanta Teresa Gallura で岩礁に座礁した（4月11日SNT)

この事故は84人を乗せてSanta Teresa Galluraを出港後すぐに発生したもの。乗客64人は直ちに脱出した。乗組員らはサルベージ活動を支援のため船にとどまっている。 タグボートがPorto Torresから出動、本船はBonifacioに向かうところであった。

La Maddalenaの沿岸警備隊が原因調査に当たっている。

南シナ海の人工島に灯台を設置した 中国

北京政府が火曜日南シナ海の人工島の灯台が活動を開始したと発表、現場は昨年10月航行の自由計画で米国選管が通航した場所に近い（4月6日JapanTime)

紛争状態にあるスプラトリー群島のSubi岩礁の完成はこの地区の他国や米国日本などとの緊張の高まりの中で北京政府が積極的な動きを示したものである。紛争海域での灯台建設はこの地区での中国の主権の主張を強化売るためのもので、米国やその同盟国は中国が軍事化しているという。

国営新華社通信は火曜日遅くに、中国運輸部大臣が55m高さの灯台の完成を祝うセレもノーを行ったと発表している。この施設は”十分な航行サービス、一の決定、ルート選定、航行安全のためのものであるといい、航海管理の改善や緊急対応に役立つという。

Subi 岩礁は1988年に中国が占拠し海域でのその足跡を強調し、それ以降スプラトリー群島の中では最北の位置にある。Subi岩礁灯台はThitu島から15㎞の位置にあるがそこ島はフィリッピンが占拠するスプラトリーで2番目に大きな島である。 中国はビーコンが船舶の岩礁への衝突を防止し、位置を見うしなった漁民を助けることになるという。このSubi岩礁の埋め立ては2014年7月に始まった。（中略）

新華社は昨年中国がスプラトリーのCuarteronおよび  Johnson South 岩礁に50mの灯台を建設すると発表したが、その場所はベトナムやフィリッピンが主権を主張している場所でもある。

ABTが2016年に現金配当すると ベトナム

Ben Tre水産物輸出入JSCは2016年に３０～５０％現金配当すると（4月11日VNN)

2015年この会社は4720億ドン (US$21 million) を稼ぎ出した対前年比では5%の売り上げ増であった。同社の税引き前利益は720億ドンで税引き後は688億ドンであった。一株当たり利益EPSはVNĐ5,206であった。同社役員会は売り上げ目標5000億ドン、今年の税引き前利益を600億ドンとした。 

 

Marine Harvest Chileが雇用削減

機構再編のためマリンハーベスト・チリー社が50人の雇用を削減。これは最近の藻類繁殖被害と昨年の事業不調によるもの（4月11日TFSND)

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太平洋の孤島に遭難した男らを救助 米国海軍

19フィートの小舟が太平洋の孤島で遭難し3人がとり残された（4月9日EXAMINER)

米国海軍がこの事件を今朝発表した。海軍の対潜哨戒機 P8-Aの乗員らが砂浜にヤシの葉で描かれた “HELP”の文字を発見。人がいるのを確認し海軍は漂流者らを救助することができた。

海軍の発表によると、 彼らは第7艦隊所属の三沢基地所属の海事警備部隊であった。3人のミクロネシア人らはけがもなく救助されたが、4月4日に港を出た後嵐に会い遭難したという。彼らは夜間に泳ぎ無人島のたどり着いたもの。そこはミクロネシア連邦のPulap（Pollap）集落から4浬の所であった。 誰も負傷してはいないが彼らが船を出した理由まではわかっていない。

クロマグロ資源回復計画 ＥＵ

4月6日オランダ大統領府とEU議会代表者らは東部大西洋および地中海でのクロマグロ資源回復計画の実行を図ることに基本合意した（4月8日TFSND）

この合意はCoreper審議会永久代表者委員会）およびEU議会の二勝を必要とする。 この提案は大西洋と地中海の複数年クロマグロ回復計画に移行することを目的にしたもので、ICCATの2012年から2014年の年次会合が適用される。（これは勧告14－04として知られる）

この合意に続いてオランダの農業大臣, Martijn van Damは「私はすべての関係者の仕事を称賛したい。この合意は最新おクロマグロの保護と責任ある漁業による持続性の維持を求めた最新のものである」と。複数年クロマグロ回復計画は2007年から2022年をカバーするものでＩICCATが勧告をしていた。

世界の養魚餌料市場は2022年には1560億ドル規模となる

Allied Market Researchが発表した報告書によれば養魚餌料市場は2022年に1560億円規模となり、2016年から2022年の年間平均成長率は13.3%であるという（4月8日TFSND)

魚類と軟体動物が養殖餌料の4分の3を消費する。中国とインドネシアの合計消費は2015年のアジア太平洋養魚餌料市場の75%を占めた。

養魚餌料配合餌料でありこれには様々な粗原料と添加物が含まれ、水棲動物の栄養を供給するとともにそれらの成長と生産性に寄与する。世界養殖餌料市場は水産物消費の向上によりかなりの率で成長する。増大する消費者は病害蔓延（サルモネラ、ポツリヌス）を防ぐために高品質の魚を維持することの寄生圧力を懸念している。

水産物の商品化は地方や都会を問わず市場はさらなる成長を見せるとみられる。しかしながら原料価格の高騰（フィッシュミール、魚油、小麦大麦など）と養殖餌料添加物製造にかかわる規制の厳しさが市場の市長を妨げるのではないか。（以下省略）

魚油の生産が伸びる

世界の魚油製品市場は今後４年間年率1.4％成長すると予測された（４月８日FUD)

この報告書は現在のシナリオと２０１６~２０２０年の世界魚油市場の成長の警告をカバーしている。市場規模を計算すべくこの報告では地区ごとの魚油の生産について検討している。世界魚油市場2016-2020, has been prepared based on と題した報告書は掘り下げた市場分析と業界の専門家の見解を取り入れている。

研究者らが発見 鰓に共生するバクテリアがアンモニアを食べる （２）

コイの鰓の顕微鏡解析。写真のA,B,Cは、Aはすべてのバクテリア、Bはベータ・プロテオバクテリア、Cが特別なアンモニアを酸化するバクテリアである。クラスターを形成する多くのバクテリアはアンモニアを酸化する。スケールの長さは10 µm。

Ｄは血管近くに存在するバクテリアクラウスターの電子顕微鏡写真で。恋のエアらの細胞をさらに拡大したものがＥとＦでそのスケールはそれぞれ5 µm と500 nm,である。

最終的に生物学者らはさら七日遺跡のために魚から鰓を取り出した。その後も依然窒素ガスを生成した、つまりバクテリアが活動し続けていることを意味する。さらに研究者らはバクテリアがどのくらいアンモニアを食べるのか決定しようとしている。

このためにはアクアリウムの中の窒素バランスを決定する必要がある。これは不断の水供給とバイオフィルターによるアンモニアの除去が行われているためむつかしい。

断続的に魚に餌を与え、餌の31%がアンモニアとして排出されることが判明。連続投餌した場合は18%でさらに多くのアンモニアが水から無害な窒素ガスに変換されたことが判明した。

この新たな共生の発見は稀なことである。「魚の進化の過程でこのバクテリアを受け入れ、それをうまく利用する戦略をとった」とOp den Campはいう。疑問はゼブラフィッシュやコイのほかにもこうした魚種が存在するかどうかだ。我々は淡水魚では鏡さえいがあると思っているが残る魚を確定したい。

この研究は養殖にとっての勉強となる。「給餌はアンモニア生産おピークにつながる。魚とバクテリアの共生のためにはアンモニアの生産を安定的にしたほうが良い。つまり少量の餌をたびたび与えるほうが大量の餌を一日に2回与えるよりもよい」と。

 

骨盤を持つ魚が発見された タイ

タイで歩行のために骨盤を持つ魚が発見された（4月8日FUD）

この魚はCryptotora thamicolaと呼ばれ盲目で洞窟の中の滝を登る金魚の遠い親戚でもある。この魚はタイの流れの早い場所や滝に生息している。研究者らは通常とは違い前鰭と後ろ鰭を使い傾斜の強い岩を登り切るこの魚に魅了された。

「彼らは通常の魚とは異なる鰭の構造を持ち自分はこれまでに見たこともない」とこの研究を主導したニュージャージャー技術研究所の生物学者Brooke Flammangはいう。

打ち上げられた漁網は衣料に再生される 英国

投棄された古網がChurch Cove Beachに打ち上げられたがこコーニッシュの企業と慈善団体の協力で衣料に再生される（3月24日Falmouthpacket）

Helston の衣料専門会社Fourth Elementは慈善団体の汚水に対決するサーファー国内トラスト、Mitchell’s Haulage や Green Waste社などと連携し海岸に打ち上げられた大きな漁網の処理に取り組み環境お汚染の削減を行うという。

この網は3月22日にHelston にあるMitchell Haulage 社からHayle のGreen Waste Company社に引き渡された。この会社は汚染と戦うサーファートラストとこの再生処理に取り組む。この網はナイロン糸に再生されてOceanPositive というブランドのFourth Element 社が製造する水着となる。この水着は完全に漁具から再生されたEconyl(R)を78%使用する

ナイロン漁網はコーンウオールの海岸を散歩する人にはなじみ深い見苦しい視覚的汚染であるが、海の中にはさらに多くの漁網があって依然魚に絡みついて”操業”を続けている。こうした網を取り除くことは自然環境の保護でもある。（以下省略）