ニューヨークの水産物業者が禁じられているフカヒレの取引をして重い罰を受けた(8月19日FUD)
ブルックリンに所在するLong Quan社のオーナー Candy Tang は野生生物の商品化を行った重罪であるとして、フカヒレ取引の罪で1万ドルの罰金を支払ったと州環境保護局が発表した。これはフカヒレ禁止法によるはじめての有効な摘発事例である地元取締り当局が発表している。フカヒレはアジアの一部の国では美味であるとされ、特に中国においてそうである。カルフォルニア州においても同じ禁止令を一年前に行っている。
およそ7,000万尾以上のサメが毎年殺されていると環境保護主義者は主張 、ヒレを追及することはサメにとっての脅威であるという。殆どの保護グループは世界規模でその取引禁止を呼びかけている。 Ms Tang によれば、彼女はほかの種の魚のヒレを合法的輸入として注文したが、なぜフカヒレが入っていたのかは判らないという。検察官はちょうど1年前に魚類および野生生物局はJFK空港からブルックリンの企業に大量の乾燥フカヒレが送られたことを環境保護局DECに警告していた。
野生保護局とDEC警察は保護対象となっているサメのヒレ、シュモクザやgrey sharpnose, broadfin や blacktip reef sharksなどを確認したもの。出荷元は香港であるが、その会社は南アフリカと申告していたが、南アフリカにはいないサメのヒレが認められた。