バハマ船籍でTeekay Tankers所有の原油タンカーがリスボンの近くで荒天のために座礁した。現場はCascais マリーナの防波堤の目の先である（10月18日SNT）
本船には積荷はなかった。タグボートが現場に集結、次の満潮である日曜日朝に離礁を試みることになっている。AIS情報によればこのタンカーはCascais沖合の錨地に10月14日水曜日に到着した。伝えれるところでは日曜日の朝50ノットの突風が襲った。乗組員22人はいまだ乗船中。
この Tokyo Spiritは suezmax タイプのタンカーで2006年建造、現在100％ Teekay Tankersが所有している。本船は以前はPrincipal Maritime社のPrincimar Loyaltyの船名であったがこの8月に原油タンカー12隻の取得にTeekay Tankersが合意したものでその際船名をTokyo Spiritに変えている。
祖父の名前を付けた小型の木造ボーSamba Diallo が大西洋に出漁する。かれはこの仕事を何十年も続けてきた（10月15日TheGlobeandMail)
katsuteha単純な生活であった。夜明けの起きだし、数時間海に出る、そして魚を家に持ち帰る。しかし今では生活のためには4人の仲間を必要とする。彼らは時には何日も西アフリカの沖合40㎞にでて、交代で眠り、巨大なアジアやロシアのスーパートロール船を心配そうに見つめる。こうした漁船は彼らの小舟を一瞬のうちに沈めることがあるからだ。
外国漁船は巨大な底引き網を備え、そこに棲むすべてを掬い上げるが、これが違法な乱獲につながり西アフリカの多くの漁民の生計の脅威となっている。先の国連事務総長Kofi Annanの率いる最近のアフリカ・プログレス・パネルAPPによれば年間の西アフリカのIUU操業は13億ドルに達すると推定している。
大規模な商業トロール漁船はアフリカの漁民の生活により多くの困難と危険を与えている。「我々は魚を見つけにより遠くに出なければならない。それでも漁獲は以前の漁獲の半分にしかならない」と1989年以降モーリタニア沿岸で操業しているセネガルからの移民の42歳のMr. Dialloはいう。
西アフリカの長い海岸は、世界有数の漁場であったが、中国、ロシア、韓国、欧州の工船トロールの関心を呼んだ。これらは各国政府の助成金を得ている。「魚の世界需要の高まり、特に新興市場や、ほかの地域での保護対策などによりアフリカ水域は世界中の漁船の磁石となっている」APPはいう。1隻の大型トロール船は一日に250トンの漁獲が可能である。これは50隻の小舟の1年分の漁獲に相当する。アフリカ漁民はこうしたトロール船の漁法にショックを受けている。「一度にそんなに多様な魚やタコを大量に漁獲するとは思わなかった」とMr. Diallo はいう。
メコンデルタ地区の干ばつが続き農民や家庭にまで影響している。Long An, Dong Thap, An Giang 省などやCan Tho 市では数千お家計が深刻な影響を受けている。最も深刻なのは養殖漁家である（10月10日SGGP)
Long An省 Tan Hung 地区で30,000尾の魚を養殖しているDuong Van Teoは毎年の洪水時期に十分にたくさんの淡水魚が運ばれてきてそれを彼は養殖の餌として利用してきたという。「しかし今では淡水が不足している。この2か月間は餌のために海産魚を買わなければならない。これにより自分のコストは3倍になった」という。
毎年の洪水は沖積土をもたらし、農民には肥料を提供する。Long An 省農業地方開発局次長のLieu Trung Nguonは十分な水や沖積土の不足により農家は農薬や肥料を買わなければならないという。Dong Thap 省Tam Nong 地区Tram Chim 国立公園では昨年に比べ水が不足しているという。この公園の役員Nguyen Van Hungは毎年の洪水時期には公園は250トンの魚を得るという。公園管理部は公園の特定の場所で50家計に対しての漁獲を許可しているが、この2か月間は淡水が不足しているという。
Long An省洪水防止運営員会によれば、Tan Hung および Vinh Hung観測点での10月1日の水位はそれぞれ1.55mおよび1.52 mであるのに対し、昨年同期比較では水位が0.4 – 0.6m低下、また2000年対比では2.3-2.6ｍ低下しているという。カントー大学の気候変動研究所次長のDr. Le Anh Tuanによれば今年のメコンデルタの水量は昨年に比べ60～65％減少しているという。
その原因の一つはEL NINO現象であり、またメコン川上流の降雨の減少と、上流でのダム建設が原因という。
中国南西部の航空会社はクルーへのいじめ行為をやめさせることを約束した。これは荷物の棚に新人クルーを入れる虐待行為である。昆明航空はこうした行為を根絶すると声明文を発表した（10月12日SCMP)
海上保安庁は台湾漁船から転落したとされるベトナム人漁船員3人を捜索している。事故は木曜日夜北海道沖で発生したと台湾メデイアが報じた（10月10日TNN)
高雄港所属の台湾船The Hsiang Fuh Farは 台風Mujigae （23号）避航のために苫小牧沖合水域に入ったと台湾漁業局の発表をCANが引用している。この船長は高雄漁業者協会に6人のベトナム人船員が夜半に海に落ちたことを通報。本船は事故は発生当時は強風を避けようとしていた時に起きたものであるが、乗組員がどのように船外に転落したのかは不明という。本船とほかの船が3人を発見したが、残り3人は行方不明という。
本船は985トン、61人が乗り組んでおり、この内訳は台湾人３、ベトナム人21、インドネシア人１４、フィリッピン人23人である。
INDIA発：インドで最上の水産物ブランドCambay Tiger がムンバイ中心部のBandraに活魚市場を開店した（10月9日TFSND)
顧客はCambay Tiger Sea Food Martに入り魚の水槽から活きたテイラピアを選べる。テイラピアはインドでは最も気象は品種の一つであり、この店においてのみ入手できる。この独特なことに加えテイラピアは健康面での利点を有する。栄養に富み、体重を減らし、新陳代謝の促進と強い骨を作る。この新鮮な魚を家に持ち帰り、旨い料理にしよう。
Cambay Tiger Sea Food Martについて Cambay Tigerの役員, Shivam Guptaは「過去15年間, Cambay Tiger はエビからバサ（ナマズ）サーモンまで広範な魚種を提供してきた。消費者に絶え間なく新たな体験を提供してきた。テイラピアは希少な品種でありこの機会にムンバイの魚愛好者らに紹介したい、と。
Thai Binh省の事業家Nguyen Quoc Hoaが開発したHoang Saミニ潜水艇が試運転を行った（10月8日VNB)
Hoa は9月2日地元報道陣に対し当局はこの” Truong Sa 1 ”に対して潜水艇としてのライセンスを与えるかどうか検討中という。
Hoaは彼のはじめての潜水艇 Truong Sa 1では様々な困難にぶつかった。しかし、大衆の注目を集め、彼ら当局の支援を期待したがそれは得られなかった。
科学技術省は科学的研究活動や発明は歓迎するとしている。しかし彼は海上でのTruong Sa 1のテストのためのライセンスを得るのに誰に接触すべきかわからなかった。彼は1年をかけて多額の資金をつぎ込み様々な特性を備えた。
Hoang Saは泥地や海岸で運用でき水中で数日間とどまることができる。また海中での長距離通信を何日も行うことができ、水中カメラ、コンピュータ制御システムを備えている。Hoang SaはTruong Sa １と同じ材質でサイズはほぼ同じである。「Hoang SaはTruong Sa 1の特長を継承し、新たな特徴も付加している。この船は決して立ち往生はしない」
HoaはHoang Sa を水深4mのタンクで9月24日に試験した。問題点の解決にはさらに20日間以上を要するという。彼はこの潜水艇をベトナム領海の主権保護のために使いたいという。
Ba Ria – Vung Tau 省当局は大量の魚の斃死を招いたことで18工場を閉鎖することになるであろう（10月9日VNB)
1998年 Ba Ria – Vung Tau暫定人民委員会はTan Thanh地区のTan Hai漁村に企業誘致を呼びかけた。
地元魚養殖業者は魚大量死についてたびたび苦情を申し入れた。生簀のあるCha Va河口にこれら工場からの排水が流れ込むと。魚の死亡と不作が業者らの壁となった。地元養殖業者らは怒り、死んだ魚を汚染源とされる工場の前に死んだ魚を籠に入れて持ち込んだ。最近では9月30日に Long Son集落の養殖業者ら多数が人民委員会に運び込み、地元当局に汚染問題解決を求めている。（以下省略）
マグロは好き？あなたと海のための最良の選択は？
水産物を買うとき、あなたと海のための健康に良い選択をしよう（１０月７日Supermarketguru)
環境と健康維持のため魚の選択はますます容易になってきている。我々は最高の選択肢を思い出する必要があり、水産物をを決定する際それを思い起こす必要がある。
産業規模の漁業の出現は18000年代の終盤からである、これにより魚の種類やその数量の顕著な減少が始まった。Monterey 湾水族館Seafood Watchは1980年代時点で漁業により天然の魚資源を維持することができなくなってしまったという。現在世界の漁業の90％は開発しつくされ、過剰開発や破たんしている状況にある。
世界の漁船団の数は維持できるレベルの2.5倍に達していて、あまりにも多くの漁船が枯渇する魚を追い回している。明らかにこのことが今日われわれの海洋の健全性の脅威となっている。そこであなたは違いを生むことができる。米国人はマグロを好む。ここにあなたと環境にとっての最良の魚種選択の指針がある。
持続性の面で最良の選択は米国産ビンチョウマグロである。この旨い大型の魚はマグロ漁船が漁場に向かう途上の夏場に漁獲される。この操業は日中のみで引き縄、竿釣り、延縄で行われる。これらの一部は即座に戦場で凍結されるが残りは生鮮のまま陸揚げされる。このホワイトミートのマグロは美味であり、缶詰や燻製あるいは生のままスーパーマーケットの棚に並ぶ。カツオは太平洋の引き縄、竿釣りで漁獲されるがこれもベストな選択である。
クロマグロは乱獲されているため選択すべきではない。この魚種は日本人によって大量に消費されている。このため需要に導かれて、漁船はより効率的な漁法を採用し、それには航空機による探索も含まれている。この種の資源は過去10年間で75％減少した。クロマグロの保護と成長のためにほかの魚種を選択すべきである。クロマグロはホンマグロ、トロなどとして寿司に用いられている。
メバチマグロやキハダマグロは寿司の人気が増えるとともに非常に人気を得るようになった。これらのマグロは世界の温暖な海で、様々な漁法で漁獲されていてほとんどの場合は竿釣りや延縄によるがこれらの選択が好ましい。竿釣りや延縄漁法はサンゴやほかの魚の混獲を招かない。キハダやメバチを選ぶことに抵抗がないならこれがよい。
さらなぬ情報についてはSeafood Watch Guideをダウンロードすればよい。
スコットランドの会社がアフリカへの投資の一環としてHDPE（高密度ポリエチレン）製のボート２隻を寄贈した。（１０月７日FUD)
HULLにある Albert Foundationは北ガーナの遠隔地にある部族の村への医療と助産婦支援のパイオニアである。ガーナの陸路物資輸送インフラは不十分で医療や物資輸送には広大な地域に対する白ボルタ川によるボートの輸送に頼っている。
この２隻の新しいボートはHULLのSeahorse Marine 社が購入したもの。地元ロータリークラブとSeahorse Marine社により初めての河川での病院ボートが２０１６年１月に始まる。
パシフィックアンデス社（Pacific Andes Resources Development）は現在の借入先のほかにあらたな借入先を探すと発表した（１０月９日SfS)
これはELNINOのパターンが確実であることがペルー沖の太平洋で認められたための賢明な方法であると。同社役員会はこの新しい模索は同社のペルーでの操業がELNINOによる深刻な影響を受けることが予測されるためであるという。
「この方法はキャッシュフロー管理のために賢明な方法であると考えると文書の中で述べている。 「これは“今後数年間で利用可能な現金の使用を最適化するために、その借入金の満期を管理する継続的な目標である」と。
スコットランドの会社がアフリカへの投資の一環としてHDPE（高密度ポリエチレン）製のボート２隻を寄贈した。（１０月７日FUD)
HULLにある Albert Foundationは北ガーナの遠隔地にある部族の村への医療と助産婦支援のパイオニアである。ガーナの陸路物資輸送インフラは不十分で医療や物資輸送には広大な地域に対する白ボルタ川によるボートの輸送に頼っている。
この２隻の新しいボートはHULLのSeahorse Marine 社が購入したもの。地元ロータリークラブとSeahorse Marine社により初めての河川での病院ボートが２０１６年１月に始まる。
数千頭の家畜を積んだ運搬船が6日朝早くPará の北西のVila do Conde 港の岸壁で沈没した。（10月7日SNT)
2時間後に発生したもの。写真のように半没した船の片舷の上に家畜がはい出してきているのがわかる。Companhia Docas do Pará (CDP)によればこの船はレバノンに向かう予定で、ベネズエラのMinerva向けの家畜5,000頭を積んだところで発生した。
港湾当局によれば船名はHaidarで午前8時に沈没を始めたという。©合砂チームが現場に派遣されたが、人的被害や環境汚染は発生してはいないという（以下省略）
PANGASINAN発： 熱帯低気圧''Kabayan''の猛襲で行方不明になっていた漁民らが日本の沖合で発見されたと当局が水曜日発表した（10月7日ABS-CBNnews）
彼らは遭難した彼らの船Queen Mitch Petal Dasol-Pangasinanが沈没後日本の貨物船に救助されたという。彼らはPangasinanのBolinaoの漁民で日本まで流されたもの。発見された漁民はAllan Caiegas, Mauricio delos Santos, Loreto Sevilla, Marvin Cabas-an, Samson Caiegas, Robelito delos Santos 、 Bernardo Cabas-anである。
地元Bolinao政府の発表によれば漁民らは日本の大使館に保護されておりフィリッピンには水曜日夜に帰国するという。フィリピン沿岸警備隊によれば行方不明であった104人はすでに全員救助されたという。
写真は厳しい違法操業取り締まりのため出漁できなくなったタSamut Songkhram省のタイ漁船である（10月7日BANGKOKPOST）
副首相のPrawit Wongsuwon は政府の違法操業取り締まり対策（ライセンス更新と装備の追加）期限の締め切りに間に合わず係船となったン漁業者らに2.285億バーツ（7.6億円）を支払うことを示唆した。Prawit将軍は国防大臣でもあるが、彼は水曜日に, およそ4,800隻の漁船に対し政府有事基金の適用を求めることにすると火曜日発表。
IUU操業防止のためのライセンス要綱や装備を準備できなかった漁船漁業者らはおよそ2か月間ボートを港につないでいる。この規則はEUのIUU取り締まり基準を10月末までに達成しない場合は水産物の輸出を禁じると7月1日に課したことのよるものである。これらのうち4,525はライセンス条件やその他の書類条件を満たせず。またほかの334隻は違法な押し網、トロールあるいは定置袋網を持ちているためである。（中略）一方政府はその他の2,658隻の許可のない装備をしている漁船について調査。それによれば財政支援額は2.91億バーツと推定。しかし最終金額は決まってはいない。
