memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

トロール操業の禁止

2011-06-30 13:42:31 | 水産・海洋
アラビア海での魚類資源の存続のために最も大切な努力として1.5か月に及ぶトロール禁漁がケララ州水域で火曜日深夜から実施される。(6月14日HINDU)

およそ4000隻の漁船が“モンスーン休漁”をおこない今回は47日間に及ぶ。ここには3980隻のトロール漁船と100隻のまき網漁船があるがこの期間はこの期間は港に留まることになる。幅22㎞のケララ水域は禁漁となる。この期間は伝統的な漁船(カヌーにエンジンを付けたもの)だけ操業は許可される。この除外措置は以前のLDF政府の決定によるものである。
地区行政機関は禁漁の実行という課題がある。この措置はほとんどの漁業労働者組合と漁船の船主が合意したものである。ここでは24時間体制で当該海域に入る船の監視を行う。漁船への給油も閉鎖される。トロール禁漁の期間は漁業やその関連業務にたずさわる漁業集落にとって、いつもの収入がなくなる厳しい期間である。

禁漁時期には海に出る漁民のみならず、魚の加工や製氷、魚の販売に携わる者は仕事がなくなる。このため禁漁期間に政府は無償の食糧やその他の社会的支援を行う。モンスーン禁漁はケララ州では4半世紀前から行われる最も重要な地元政府による海の保護政策である。現在では沿岸諸州は毎年の漁業の休日を設定しているが、ケララ州のように効果的に行っているところはない。

この禁漁の背景の科学的論拠は、モンスーン期間はケララ州で漁獲される魚の再生産の時期にあたる。トロール網は海底をくしけずり、その範囲にあるものすべてを捕捉する。何百万という生まれたばかりの稚魚、卵などが捕捉されてしまい成熟に至ることはない。このため、魚資源は先細る。トロール網が使用されないこの期間の稚魚は陸から海に流れ込んだ微小有機物による十分な栄養源を得て成長ができる。
トロール禁漁はケララ州で1988年に始まった。科学的調査により禁漁が魚の資源保護に有効であることが認められている。地元漁業集落は禁漁の知恵を受け入れている。
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鯨から放射線を検出   日本沖合

2011-06-30 10:33:16 | 東北地震津浪災害 3.11
漁業者が日本沖合のミンククジラ2頭から放射能を検出した(6月15日Daily Mirror)

これは福島第一原発事故の影響と思われる。北海道沖合の太平洋で捕獲された17頭のミンククジラのうち2頭から規制値の20分の一のセシウムを検出。水産庁は「消費しても安全である」と主張している。これまでクジラ類の放射線についてのデータはないため福島原発事故前後の放射線の比較はできない。
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紛争水域から物標を排除  フィリッピン

2011-06-30 10:32:41 | 海事
フィリッピン政府は南シナ海の紛争水域の3つの岩礁から外国が設置した物標を撤去したと昨日発表した(6月16日GULF TIMES)

木製の標識の撤去は5月中に行われたが、中国海軍によるフィリッピン領海への侵入に対する公式抗議に先立って行われたとフィリッピン海軍報道官Omar Tonsayが発表した。「それらは外国の手によるもので、我々の軍隊や政府により設置されたものではない。よって我々はフィリピン領海にあるためにそれらを撤去した」とOmar Tonay中佐は発表した。フィリッピン政府は先ごろ中国政府に対し領海内に標識や浮標を設置したことを非難していた。しかし5月に撤去した木製の標識を誰が設置したか確認することができないでいた。「標識には数値の記入があるのみで、中国製であるというラベルや表示は一切なかった」という。

これら標識はスプラトリー諸島のBoxall岩礁、Amy Douglas岩礁、Reed岩礁に設置されいずれもフィリッピンと中国が自国水域であると主張する南シナ海に設置されたもの。フィリッピンと中国のほかにもブルネイ、マレーシア、ベトナムが領有を主張、南シナ海の資源豊富とされる領域は重なり合っている。
ここ数か月フィリッピンとベトナムによる中国の活動に対する主張の高まりにより紛争水域での緊張が高まっている。フィリッピンは2月から5月にかけての中国海軍によるフィリッピン漁民や探査船に対する発砲事件に抗議している。
このような中国との緊張が続けばフィリッピンは長期にわたる米国による支援を必要とするとフィリッピン大統領Benigno Aquinoが発言した。マニラの中国大使館は昨日、物標に対する電話取材には答えなかった。


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漁業国としてのロシア

2011-06-29 19:50:59 | 水産・海洋
ロシアはもっとも重要な漁業国としてノルウエーやアイスランドを追い上げるようになった(6月9日FUD/WFT)

ロシア情報によれば漁業発展国として変貌した。昨年ロシア漁船は410万トンの漁獲を達成、この数量は過去20年間には見られなかったもの。これによりロシアは世界漁業国の中で第9位から第6位の位置を占めた。ロシア漁業局によればかつて漁業が隆盛であった1991年の漁獲を回復したと発表している。その後ソビエト時代の終焉により多くの漁船が係船されたり、漁獲ではなく魚の運搬に使われるのみとなっていた。

別の重要な ステップは昨年魚製品の税関検査が廃止されたことで、これが漁業の状況改善に寄与したという。ロシア政府はこのところ国内漁獲の復活のために大きな努力を払ってきた。それは漁船に対する投資や好漁場であるバレンツ海についてのノルウエーとの2国間協定の締結などである。バレンツ海ではマダラやハッドック資源が過去最高の資源状態にある。政府は違法操業対策にも取り組んだ。またWWFとロシア白身魚漁船による持続可能な漁業についての取り組みもあった。
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5世紀の沈船を発掘   トルコの地下鉄工事現場で

2011-06-29 13:29:58 | 海事
考古学者の一人は積み荷と木製の肋骨構造が完全に残っているものとしては世界で始めてのものであろうと(6月23日SNT)

科学者らはこの現場で2004年以来、保存状態の良いこの船の発掘に関わっている。 「沈船の幅はおよそ5メートルで、一方のガンネルが見つかっているが、もう一つは未発掘という。積荷の上部には壺(amphoras)があり壊れていたが、下層の壺は完全な状態であった。 この船は発掘された船としては最大規模のもの。船の木構造と積荷が良好な状態で発掘された例はこれまでにないという。「もし沈没が海であればこのような良好な状態に腹らなかったであろう 」と考古学者のMehmet Ali Polat氏がRadikal daily 紙に水曜日語った。

この沈船は古いビザンチン時代の35隻の沈船のうちの一隻で泥が上部を覆っていた。ほかのビザンチンの商船の発見がこの発見の端緒となったという。この発掘による発見された品はすでにイスタンブール考古学博物館に陳列されている。考古学者の Sırrı Çömlekçi 氏はRadikalには過去の時代を語るビザンチンの船がいまだ眠っていると。「早く作業を終えて船全体を見てみたい」と彼はいう。
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抵抗: ガザで初めての、そしてたった一人の、女性漁師

2011-06-28 09:17:11 | 水産・海洋
彼女の瞳は未開拓の海のように深く、その動きは水中に飛び込む水鳥のように優雅だ(この記事はブログVittorio Arrigoni’s blog Guerrilla Radio を原典とするものである。6月23日SalemNews)

水にはいるときは身に着けていなければならない決まりの重たい衣類やベールさえも身に着けていないようにさえ見える。彼女の名前はMadeleine Kulab,16歳であり、ガザの歴史上初めてのそしてたった一人の女性漁師である。父親は10年前に麻痺にかかり漁具をたたむことを余儀なくされたがいまその娘が父親に代わった。「私たちは漁師の家族だ。漁への情熱のある者へと何代も引き継がれた。漁業は我々が1948年に退去を迫られるまで、生計を支えてきた。その場所は今はAshkelonという」と父親はいう。あの漁民は貧困にあえいでいる

今日生計を何とか支えている。イスラエルが包囲し、航海範囲を規定したため(沿岸から3浬以上は出ることができない)漁民は貧困にあえいでいる。最近の赤十字の報告ではおよそ4千人の漁民の9割が貧困状態にありその状態はなを悪化しているという。 国連によるKurab家への支援はこの3年間十分ではなかった、Madeleine は朝6時に起きる。学校の始まる一時間前、彼女はオールを漕ぎ沖に向かい網を入れる場所に行く。この儀式は学校が終わった後の午後も繰り返される。彼女はナップザックに教科書のみではなく着替えも詰めているので、ぬれることを厭わない。

ここでは人々は伝統を脱ぎ捨て生存のために新しい職を創造しなければならない。それはこの地区と彼女Madeleineにとってのパラダイムである。露天の監獄といわれるガザにおいて彼女の新らしい仕事はGazawiの女性から尊敬を得ている。日々の漁獲は3Chilosの重量に満たない。ほとんどはイワシやカニであり、利益は彼女の体験するリスクには及ばない。以前のイスラエルによる漁民の殺害は2010年9月24日マシンガンによるものであった。そことまったく同じ場所にmadeleineは出かけるのだ。

自分が彼女に会いに浜辺に出かけたさいそこにはアラブTVのチームが漁に出ようとして準備している彼女の様子を撮影していた。しかし彼女は全くそのことを気にせずいつもの彼女と変わりなく、彼女の夢はほかの十代の少女と変わらなかった。「自分はけっして海から離れない。これは自分のあたりまえの要素だから。でも自分はファッションデザイナーになりたい」と彼女はいう。誰が知ろう、小さく、価値のない甲殻類を網から外す同じ手が素晴らしい布地に刺繍を施し、記憶を包み込み人生と包囲された海のことを語るかもしれない。
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中国による漁獲の押収    ベトナム漁民

2011-06-27 00:01:03 | 海事
中国船がベトナム漁民から数百キロの漁獲物を没収したとベトナム当局者が金曜日に発表。中国との海事緊張が高まっている。(6月17日StraitsTimes)

このような没収行為は南シナ海でも操業するベトナム漁船からたくさん報告されているのがここ最近の状況である。これまで共産主義国としての友邦である中国との紛争は少なかったが、最近またパラセルおよびスプラトリー諸島の主権を巡り紛争が再燃した。こうした群島には石油資源が豊富であるとされ、またシーレーンを巡る戦略も絡んでいる。

「中国側が漁民の500キロの魚と装備を持ち去った」と聞いたとLy Son島のベトナム当局者は語り、損失はおよそ5500万ドン(S$3,282)であったと。 Thanh Nien 紙によればこの没収行為は火曜日朝にパラセル島付近で発生。漁船が木曜日にLy Son島に帰港してからその報告を行ったもの。
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ベトナムと中国の領海紛争がエスカレート

2011-06-27 00:00:06 | 海事
中国は火曜日、ベトナムに対し中国の主権の及ぶ南沙列島およびその周辺水域での中国の主権を侵害する活動を停止すべきと抗議したと中国外務省報道官Hong Leiが発表した(6月17日China Daily)

中国は南沙列島およびその周辺水域に明白な主権を有している、とHong氏は語り、中国漁民は南沙列島のVanguard Bankで何世代にもわたり漁業を行っていると。
しかしながら、中国漁船が当該水域で操業中に火曜日朝、武装したベトナム船に追尾されたと。この際中国漁船がベトナム海洋探査船のケーブルに絡まったが、違法な行動であると。

中国漁民の安全を考慮することなく、ベトナムの探査船は中国船を1時間以上、船尾を前にして引き回したという。このため中国漁船側は漁具の切断を余儀なくされた。「この事態は中国漁民を危険に巻き込むもの」とHong報道官はいう。Vanguard Bankにおける石油探査の際のベトナムの中国船追尾は中国の主権と海事特権を侵害していると。ベトナムは主権侵害を停止すべきと。中国漁民とその財産を危険にさらすこれ以上の行為は許容できない。この紛争を拡大するような行為は行うべきでないと発言。中国はベトナムに対し、南シナ海における安全と安定を求めると。
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シーシェパード対チュニジアのまき網船

2011-06-26 11:48:45 | 海事
シーシェパードの2011年ブルーレンジ作戦はMelitaバンクで操業する地二次あの漁業者に切歯扼腕している。位置はリビアの沿岸から70浬沖合でNATOの飛行禁止区域の20浬中に入ったところ(6月16日WFAN)

6月11日シーシェパードの船Shepherd vessels Steve Irwin とBrigitte Bardot の2隻はチュニジア船籍のマグロ巻き網漁船の操業監視のために接近した。シーシェパードは違法操業の摘発行動を行っている。「我々がここに来たのは合法的な操業に抗議するためではなく、違法操業の監視のためのものである。よって合法であれば我々の出現をし気にする必要はない」とポール・ワトソンはいう。
同団体は7隻の漁船と2基のイケスが疑わしいという。漁業者の態度は明らかに敵対的で、ICCATの監視員が乗船しているかどうかについての答えを拒否した。またイケスの検査も拒否したという。

漁船のうちの一隻はフランス海軍に対し無線でシーシェパードが攻撃を仕掛け網漁具を切断したと連絡。これについてシーシェパードは全く事実ではないと。チュニジア漁船のTapusはSteve Irwinに接舷し、シーシェパードの乗員に対して石や手sつの鎖を投げつけてきたという。これに対しシーシェパード側は腐ったバターの瓶を投げて対抗、ビンは漁船の上でつぶれた。また、シーシェパードのゴムボートDeltaはイケスを確かめようとしたが、小型ボート2隻が金属片を投げてきた。その後短時間でフランス空軍のジェット機が何度も飛来、現場状況を記録した。

その後、7隻のまき網船はほかのまき網船に合流したが、すべての漁船はチュニジアの国旗を掲げフランス海軍の保護をアッピールした。規則によればICCATの監視員の乗船が求められるが、合法的操業であるかどうか確認のための監視員との交信はできなかった。その一日後、シーシェパードのBrigitte Bardot号はチュニジア人の負傷した乗組員Lotfiを受け入れた。彼は左腕を負傷、多量の出血をしていたため、シーシェパードの医者のMegan Jolleyが止血を行い早急に病院に運ぶ必要があると助言した。

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内臓処理はあとからで大丈夫    NOFIMA

2011-06-26 00:00:49 | 
Nofimaノルウエー食品漁業農業研究所は血ぬきし、冷却し正しく保存された魚は少なくとも24時間以内に内臓抜きをすれば品質が保たれると発表(6月8日WFAN)

Nofima は漁獲と内臓抜きの時間と内臓を抜いていない魚の適正な保存について研究した。科学者らはマダラ、ハドック、セイスなど漁獲され船に揚げられたあとの魚が加工場に引き渡されるまでについて様々な方法を確かめた。「内臓を抜いていない魚について最適の方法は、船に揚がったら素早く血を抜くこと、そのあとは冷却した場所で保存することだ」と先任研究員のLeif Akse氏が語った。
血を抜いてスラリーやRSWなどの冷却容器に入れた魚の身はその身色を失う。科学者らのお勧めは正しく血をぬいた魚はすみやかに冷却されることが肝要であると。船上であれ陸上であれ冷却された魚はどのくらい内臓を抜かずに保存できるか。魚は通常スラリー氷、CSWあるいはRSWで保冷される。

「温度がマイナス1.25℃のスラリー氷で冷却されたマダラの場合、内臓を抜いていない状態で品質を落とさずに24時間は保存できる。やや高い温度の0℃の場合はこれが20時間となる」とAkse氏はいう。ハドックの場合はマダラよりも保存に向いておらず、変色や匂いの発生がみられる。とはいえ正しい冷却法を用いていれば品質の低下無く24時間は可能という。
またセイスの場合について漁法により小さな傷がみられることがあるが、おおむねマダラやハドックと保存可能時間は同じであると。しかし、内臓を抜いていない魚の場合、胃の内容物がないこと。網で獲られたセイスは胃の内容物が多いと24時間で腹側が割れることがある。
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密漁の横行する場所    ブルネイ

2011-06-26 00:00:15 | 水産・海洋
ブルネイ領海は貴重な水産物の宝庫である、過去10年間を通じて密漁が増加していることが明らかになった。2001年から2010年の間でトロールおよび延縄漁船を含む601隻の違法操業船が記録されている。(6月9日Brudirect)

記録の最高は2010年の延縄漁船80隻、最低は2001年と2008年の9隻であった。この間の総隻数は249隻であった。一方トロール漁船は2002年に114隻で、2001年と2009年に12隻を数えた。2001年から2010年の総数は352隻であった。

違法操業は禁止区域での操業、無許可操業、原油採掘位置から500メートル以内での操業、化学物質のシアナイドの使用や爆発物によるもの、漁船による燃料の強奪、などがある。4漁区のうち1区と2区での密漁が頻繁であることが認められている。岸辺から3浬沖に広がる第1区では船外機ボートによる密漁であり、第2区は3浬から20浬の沖合に広がる。パートタイム漁業者、会社法に登録された漁業者、トロール、まき網、延縄漁船の60総トン以下で出力350馬力以下のものなどがある。

ブルネイの海洋資源の将来の維持のために、漁業局は2008年1月にモラトリアムや一時的禁漁を第1海区に導入した。小型漁船による漁業会社で第1区で操業するものは第2区への移行を決めた。フルタイムないしはパートタイム許可による漁業者は2008年以内に登録すれば第1区で操業可能とした。

モラトリアムの目的はこの海区での漁業活動の減少により海洋生物の復活を図り、長期にわたる利益を得ようするもので資源に対する圧力を22%減殺しようというもの。2001年、漁業局はトロールについて第2および第3区(沖合20浬~45浬)における新規の操業許可発行を停止するモラトリアムを導入している。これは1999年と20000年の底魚漁業の調査結果によるものである。
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沖合漁業の強化政策が必要    ベトナム

2011-06-25 09:21:27 | 水産・海洋
ベトナム沖合漁業界はさらなる資金、技術、漁業者の安全のための政策支援が必要であると元養殖関連当局者がインタビューに答えた(6月15日INFOVN)

かつて養殖担当省の次官であり現在水産物輸出戦略のためのコンサルテイング・グループの代表であるNguyen Thi Hong Minh氏は,沖合漁業が年間の水産物輸出の20%しか占めていないと表明。この業界は近隣諸国に比べ発展が遅れており、ベトナムは漁船、漁港、市場などの面で制約を受けている。

他の国の場合、漁船は鋼製あるいは強化プラスチックであり、長期航海が可能。しかるにベトナムの漁民の場合は木造船を使用し、時代遅れの技術に頼っている。沖合漁船の数そのものは増えているものの、産業界は時代遅れである。沖合操業には正しい管理と高度な技術が必要であるが、ベトナムの場合は主に漁民の経験と伝統に頼っている。しかし、政府による漁業強化が必要であり、目的を持った政策が求められる。

ベトナムは資金と技術面で海外の投資を求めるべきである。ロシアやスペインにはベトナムに投資の興味のある会社もある。しかし長期にわたる協力には相互の利益と保証全のために正しい政策が必要である。さらに沖合で働く漁民の身の安全のためのさらなる政策が必要である。政府は漁民支援のために専門家による協会を設立し、彼らの製品の付加価値向上のためにブランド名の付与や基準を策定する必要があると。

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干ばつに見舞われた養殖業者    中国

2011-06-25 09:20:38 | 水産・海洋
揚子江の中・下流域の淡水養殖業者は進行する干ばつと格闘している。Qingpu郊外の養殖業者のZheng Hongbingは近くのXinyangクリークから4月25日、水を自分の池に引き入れた(6月7日Shanghai Daily)

しかしひと月後水位はおよそ40%、2~1.2メートル低下しているのを認めた。この、町では1873年以降最低の雨量となっている。通常はこの時期水量は十分であり、ひと月に20センチも下がることはないとZheng氏は言う。
もしこの干ばつが続けば、彼はクリークからふたたび水をポンプでくみ上げなければならない。つまりふたたびなり消毒と電気代が必要になると。「もっとたびたび水を入れ、魚の成長は遅れる」とZheng氏は訴える。

干ばつの影響はこの地方のJunzeでも見られ、そこはDianshan湖から10KMのところにある。「最近は池でドジョウを見つけることもまれだ」と老漁夫はいう。「ドジョウが獲り尽くされたのかそれとも干ばつの影響か」

ともあれ町の池は水で満たされているが、養殖業者は揚子江流域の干ばつを恐れている。「季節の天候が養殖には重要だ」と養殖業者で魚商人の Zhu Lingenはいう。「仮に池が満水でも、異常な天候で魚はうまく成長しない」とZhu氏はいう。 彼によれば今年は魚があまり餌を食べないという。何週間もの間、一日当たり餌を3袋しか食べないという。「今年の漁獲を心配している」という。

しかしながら、上海養殖業協会はあまり気にかけていない。その理由は必要となれば他の資源もあるからという。当局者のFun氏は市内の養殖物市場は55%が海産魚であり、上海に淡水魚はZhejiang, Jiangsu, Guangdong, Anhui、Hubei省から 来るという。

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ラベル表示が問題

2011-06-24 14:23:13 | 
ほとんどの消費者は食品業界で品名表示に問題があることに気づいていて、健康のために安全な水産物の入手に心掛けている。(6月6日Herald Gazette )
我々は生産や包装を行う会社が正しくラベル表示することに信頼を置いている。る。しかし実際にはそうでないことが見出される。紛い物の海産物についての記事としては下記が参考になる。
http://na.oceana.org/sites/default/files/reports/SeafoodFraudReport_2011.pdf
http://www.nytimes.com/2011/05/27/science/earth/27fish.html?_r=2&emc=tnt&tntemail0=y
ごまかしの犠牲にならぬためには:
1) 地元の市場、漁業者、生産者から購入すること。
2) より多くの情報を供給者に求めること。
3) 品物の名前とブランドを確認すること。
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サッカークラブが漁獲枠を売るという        英国

2011-06-24 00:00:29 | 水産・海洋
サッカークラブのプレミアと北ヨークシアのFileyで操業する40年たった小さな漁船との間にどんな違いがあるのか?答えは、一方は英国の漁獲枠を買うことができて、他方はできない(6月7日BBC)

これは英国沿岸漁船に関する議員グループによる痛烈な報告であり、最も驚くべき申し立てである。報告書によれば英国の漁獲枠が投資対象として売り買いされているという。この委員会の委員長保守党議員 Anne McIntoshによれば,漁獲枠の一部がいまや投資対象ポートフォリオとして英国トップクラスのサッカークラブによって扱われているという。 漁獲枠の貸与により漁民は金銭を得るという。Anne McIntosh 議員はこの申し立てに驚くとともに、このことが事実かどうか確認手立てを持たないという。

我々としては英国水域の権利は漁業者が利用できるものであってほしい。しかし、英国水域の権利を誰が所有しているかについての公式登録はないという。「英国の漁獲枠を誰が所有しているのかを正確に決定し登録することが必要である」とAnne議員は自分おインタビューで答えた。このことについて自分はBBC Yorkshireのために録画し、英国沿岸域のTVで放映された。
“漁獲枠市場”は1997年以降成長した。それはEUが消滅しつつあったマダラとハドック保護のため英国での商業的漁獲に厳正な規制を設けて以来のことである。漁獲枠の所有権はその規制が行われた時点では個々の漁船のオーナの手にあった。彼らの漁業権の販売が許可されたために多くの漁船が廃業した。「われわれの委員会は英国水域の漁獲権利は漁業者のものであることを確実にしたい」とAnne議員はいう。「本件は見直されるべきだ」

<減り続ける漁船>
このことは同議員の北ヨークシアのThirskやMaltonでは驚くことではない。Dave Wilkinsは漁船Margaretの船主で船長である。Filey伝統のCoblesと呼ばれる最後の3隻のうちの一隻で、ほとんど毎日漁に出る。
小さな暴露甲板のみの木造船の乗り組みは2~3人でマダラを生計の糧としている。BBCカメラマンのJohn Andersonとともに彼の出漁に立ち会ったとき、網漁具は陸に残っていた。「我々の漁獲枠はあまりにも小さい。マダラに頼っていたのでは生計が成り立たない」とFielyの夜明けに語った。それはこの地方で最も人気ある浜辺に観光客ががやってくる1時間前のことであった。彼とその乗り組みはその後数時間をかけて波立つ仮面で籠の揚げ縄を行いカニやロブスターを獲る。「漁には出るが甲殻類の価値はマダラよりも低い。この仕事に投資したり、若者を呼び込むだけの収入の手立てがない」

彼は漁業関係者以外が漁獲枠を投資対象として保有することに怒っている。「そうした連中のことを“眠り船長”というのだと彼はいう。「彼らは家にいて漁獲枠から金儲けをしている。自分たちで漁獲枠を使うことはなく、我々には漁獲が許可されない」 「自分のような小船には英国漁獲枠全体のわずか3%しか与えられない」と彼は語った。彼は沿岸には10m級以下と呼ばれる範疇の漁船160隻が貧弱な漁獲枠の配分を受けているという。「生計を維持するのにも十分ではない。網漁具を入れるまでのこともない」 「しかし我々は追加枠を得ることもできない、だから甲殻類の漁に出るのだ。しかしそれさえできない人もいる。1世代前には18隻のFiley Coblesがあった。それがいまやMargaretを含み3隻のみになってしまった。
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