本日豪州東部時間0530国際警察機構からお尋ね者となっている密漁船Thunderが南緯38 28' 東経 046 47'のインド洋の南西メルビルバンクで操業を始めた(2月5日SCOOP)
シーセパードのBob Barkerの乗組員は浮きにビーコンが取り付けられているのを確認、これはThunderの乗組員が夜陰にまぎれて設置したもので、違法操業を再開したことを示唆している。ナイジェリア船籍の Thunder は12月17日Bob Barkerに発見されたあと、50日間の逃走をしていたもので、本船は南極海のCCAMLR条約の水域で密漁をしていたもの。Bob Barkerの船長 Hammarstedtは同船は依然ライセンス無しに操業しているものと見ている。
彼は「Thunderは南極海で操業する最も悪名高い違法操業漁船であり、過去10年間には違法操業のかどでCCAMLRのブラックリストに載せられていた。本船はナイジェリアの国旗を掲げてはいるが自分はナイジェリアがその漁業許可を彼らに与えているとは思えない。ThunderはCCAMLR水域での操業を禁じられているだけではなく、どこで操業する許可も得てはいない。
船長のHammarstedt は無線電話で操業の停止を呼びかけたが、彼らはそれには応答しなかった。Bob Barkerの乗組員らは Thunder の密漁行為阻止に直接介入する準備をしている。「我々の行動チームは準備中であり乗組員らは警戒を強めている。日の出には我々の行動を始める」と船長はいう。
1月16日シーシェパードの仲間の船 Sam Simonは違法な刺し網を海から回収する 巨大な行動を完了した。これはThunder が逃避する際に遺棄したものである。長さ70km以上の流し網である。月曜日には国際警察機構のお尋ね者の密漁船Kunlunを追跡している。