memories on the sea 海の記録

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魚の自給が目的

2012-03-27 00:00:10 | 海事
JEDDAH発:サウジアラビア農業開発基金SADF は他国政府や民間企業とともに次の10年以内に地元の需要と輸出のために自給を目指すことの計画でイニシアチブをとることになったとAl-Eqtisadiah紙が昨日報道した(3月17日ARAB NEWS)

紅海の潤沢な魚は加工され地元消費と輸出に向けられるという。農業省の魚担当のJaber Al-Shihri次官は大型の魚養殖プロジェクトにさらにライセンスを与えることで増大する需要をまかなうことができると発言。現在のところ地元の生産分は地元需要の40%をまかなっている程度でのこる60%は諸国からの輸入であると次官。
「同省は関心のあるサウジ企業に漁業ライセンスを与えるとともに紅海沿岸に魚養殖場プロジェクトを立ち上げる」という。Al-Shihriはサウジ漁業者に対しこの仕事を自らで行い外国人労働力に頼らぬよう勧告、また外国漁業労働者のための査証は継続発給を保証すると。

同省はSADFのソフトローンを利用して漁船や漁具を購入しサウジ人が漁業者となることを支援するという。同次官によれば地元仕様での魚の需要は強く、2万人以上の漁業者が漁獲物を高値で売ることができるという。Al-Shihriはこの王国を10年以内に魚の自給ができるようにすることが目的という。エビの需要は地元では強くはなく大半が輸出されているという。

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