世銀の漁業計画は漁業共同体を破壊する

海洋の保護は大きな課題であるがそれには正しい解決策を必要とする。したがって我々は漁獲割り当てを通じて我々の漁業の市場の民有化や、環境を劣化させる魚養殖の工場で沿岸を埋め尽くすことや、漁業に物議を醸す民間のエコラベルシステムを導入することには反対する（2月28日Food and Water Watch）

驚くことではないが、世界銀行との共同で、新しい国際機関の“海洋に関する国際パートナーシップThe Global Partnership for Oceans”の地位が採択されたことに落胆している。この連合体は主要な環境グループ、各国政府、民間企業などが世界の海洋それに依存する人々のために持続的な管理について真の解決をするために挑戦しようとするものである。しかし、彼らは我々が長年反対してきた政策についておうむ返しに主張している。

しょかしながら、この共同機構は世界の貧困解消を目的としている。しかし世界銀行は所得格差を拡大する戦略を選択したように見える。漁獲分配は一部の富裕な漁民に魚の管理をゆだねてしまい、小規模漁民の破産や沿岸集落の破壊に導くことになる。開発途上国では貧しい人々はその貴重なタンパク源として沿岸お魚に頼っている。しかしながら大規模養殖はこうした魚の持続性を損なうほどの量を養殖魚のために漁獲し裕福な国に販売する。

またエコラベル拡大の押し付けは、漁業者が持続可能な範囲で魚を獲っていても、そうした民間ラベルを金で手に入れることのできない漁民らを、そうした証明を要求する食品店やレストランから追い出すことになる。Global Partnership for Oceans 機構は今年の4月にその優先順位を設定することになっている。我々としては彼らが魚と人々双方の問題解決について、間違った戦略を再考することを期待している。

ベトナム漁民に罰金 マレーシア

KUALA TERENGGANU発：船長を含む26人のベトナム漁民にRM2万から5万リンギットの罰金が決まった。:マレーシア水域に侵入したことによるもの（2月29日The Star）

これら漁民は2月16日午前9時The Kuala Terengganu の浜辺に許可無く侵入したもの。Abdul Hayyi Salem判事は漁民一人当たり2万リンギット、滞納の場合は懲役6か月を、また船長のNyuyum Van Haiepには罰金5万リンギット、滞納の場合は6か月の収監を命じた。