ガザ漁民の窮状がこのところニュースとなっている。それはイスラエルの規制によるものと10月のAl Jazeeraが報じている(11月8日MAANNEWS)
イスラエルによる沿岸飛び地の封鎖は2007年から行われている。このためパレスチナ漁民は”指定漁業区域”でしか操業できない。
正確な区域はイスラエル当局によれ決定され、歴史的にはそれが変動する。最近では3回例であったものが6浬に拡張された。これは2014年停戦合意の結果である。パレスチナ人権センターはイスラエル海軍がこうした許可範囲の中でも砲火を浴びせることがしばしばある。漁民の命が危険にさらされることが毎日のようにある。イスラエル軍はガザ沿岸の許可区域内で操業しているパレスチナ漁民を定期的に拘束している。治安上の理由である。
パレスチナ人権センターPCHRによれば2015年にはイスラエル軍が漁民71人を拘束漁船21隻を拿捕しているという。、同センターによればイスラエル海軍はその年に漁民に対して、139回銃撃を行い、24人が負傷、漁船16隻が損傷したという。「彼らの攻撃は漁民らがイスラエル部隊に対しなんの脅威を与えず、生活のために働いているときに行われる」とPCHRはいう。
22歳のガザ漁民がハマスのために犯罪行為を働いたとして日曜日Be’er Sheva 地区裁判所に起訴された。とりわけ、Mahmoud ibn Said al-Saidi についての起訴基礎はハマスのためにエジプトから密輸をしたというもので、テロリスト集団に潜水とタバコを運んだという。ハマスに武器を運ぼうとしたがエジプト軍部に逮捕され挫折した。
その起訴によればIzz ad-Din al-Qassamのハマス軍事旅団が2013年に彼al-Saidiに接近し、軍事品と潜水具の取得についての支援を求めたという。Al-Saidi は潜水服50組、足ヒレ50組、双眼鏡20組、酸素風船6個を1,000ドルと引き換えに求められたという。
彼がエジプトとの国境に到着すると、5人の覆面の男らが、彼の求めは許容重量を超えているといい、半分量の潜水具を受取ったという。2日後彼はまた同じことを繰り返し、やくむを完了したという。さらに彼 al-Saidi は300ドルで溶接棒の密輸も頼まれたが結局成功したのはタバコのカートンだけでその見返りは400ドルであった。
その後彼は重量にしておよそ200kgの武器の密輸を依頼されたと告訴にはある。その見返りは1,200ドル。活動の最中にエジプトの近くで陸軍委発見され、銃撃を受けた。それにより共犯者が負傷した。告訴状には様々な罪状が乗せられている。
自分はガザ人は平和に生き、生計のために稼いでいると思う。全体の状況を理解する必要がある。