エトナムの新年TET（春節）がはじまる1か月以上も前から、桃の花がQuang Ba花市場やNghi Tam 堤防で売られている。この風景はハノイの春の訪れである。写真で春の近づくことを感じてほしい。（12月18日VNB)
アイスランド漁業者らがストライキに再び突入すると報じられたことで、今週英国の魚供給に不安が生まれている（12月16日FUD)
この国の主力の４漁業ユニオンは先月合意に達した団体交渉協定を拒否するものとみられる。操業停止となればアイスランドの生鮮マダラとその輸出がグリムスビーを含む主要市場に影響することになるが、英国の加工業界はこれを頼りにしている。
アイスランドのユニオン（組合）4団体とはFishermen’s Union Iceland, Westfjords Union, the Seamen’s Union of Iceland および Vélstjórafélag Grindavíkur であるがそのすべてが団体交渉協定案に圧倒的な支持を表明し、ストライキに戻ることに同意したとSeafood Newsが伝えた。
漁業者らは1ヶ月以上前に操業を行い、魚を食べ始めていた。約4,000人のアイスランドの魚加工労働者が、11時間の交渉が仲介される前に解雇され、船団は海に戻った。この罷業を呼び掛けた問題には、労働組合が安全を脅かしているという言われている、船上での雇用体制レベルに関する価格設定と雇用主の提案が含まれていた。
新たなストライキはアイスランド経済のみでなく、英国Humberの魚加工業界にも深刻な影響を与える。そこではおよそ6,000人が従事している。11月には一部主力加工業者らは不測の事態に備えてノルウエー、スコットランド、アイルランドなどからの原料輸入を計画した。
著名な社会的・環境的権利活動家Steve TrentはタイがIUU問題についてどれほど取り組んだかがEUが認識すればイエローカードは直ちに取り下げられるであろうと語った（12月5日 SfS)
環境正義財団（EJF; Environmental Justice Foundationの事務局長であるTrentは先週韓国のソウルで行われた海洋の健全性を構築するアジア地区会議のあとタイの農業大臣Chatchai Sarikulyaと会談したと TheNation が報じている。タイハ2015年4月以降イエローカードを提示され以前その状態のまま状態であるが、これはEUによる最も厳しい警告で、禁輸措置の前段階に当たる。
「タイはイエローカードを提示されてからおよそ2年、グリーンカードを取得に成功するであろう」とTrentはいう。「しかし自分はそれいつかはわからないがEUは持続性のある漁業の長期的対策を中止している」 タイはIUU取り締まりのための本気の取り組みを公言し、この国の漁船に対して新たな法規とシステムを創作したと彼はTH江Nation に語った。EUはこの改革の効果を判定する必要があり、さらなる進展とともに国際労働機関（ILO）の漁業条約における作業188の採択を含むことも求めている。
ボスポラス海峡で事故が発生した。パナマ船籍のバラ積み貨物船Star Harmony がYeniköy で座礁、原因は不明である（12月21日SNT)
今朝 8:15 amころパナマ船籍の Star Harmony が黒海からマルマラ海に航行中に座礁した。強い潮流のためではないかとみられている（12月21日SNT)
本船はトウモロコシ475000トンを積んでウクライナからエジプトに向かっていたもの。情報によれば本船には海峡通航のための水先案内人はいなかった。専門家らはそのことが原因ではないかと指摘している。 座礁発生後当局は現場に水先案内とvoith tugboat のKurtarma 3 を派遣、さらに高速救助艇も出動した。今のところ油の流出はないが目撃者によれば改定は堅い岩盤という。
SHIP NAME ：STAR HARMONY
FLAG :PANAMA IMO NO : 9284520 CALL SIGN :3FZX9
SHIP TYPE : BULK CARGO Departureb PORT : ODESSA / UKRAINE
Destination: DEKHELLA /EGYPT
LOA: 189 x BREADTH : 32,26 x DRAFT : 12,14m
GRT :29372 NET :17601 DWT: 52980
YEAR OF CONSTRUCTION : 2005 CARGO :47500 MTON CORN
YAKITI F / O 100 MTON D / O 54 MTON L / O 32500 LT
CREW: 21 AGENT :CERRAHGIL
INCIDENT SCENE:ISTANBULBOĞAZI YENIKÖY PREFACE
国家海洋漁業局 (NMFS)の最新情報によれば米国の水産物輸出は2025年対比で今年は若干下降している、一方輸入はわずかに変動（12月16日SfS)
アラスカpink salmon （カラフトマス）の悲しい今漁期の状況が全体の輸出に響いているようだ。NMFSによればカラフトマスの輸出は2015年1月から10月の輸出が102,010トンであったものが今年の年初からの10か月間は 34,065 トンと下落している。
この漁期の状況を受けて、アラスカの議員らはカラフトマスに依存する漁業者に対する連邦災害救済を検討している。同じ10か月間の間にsockeye（ベニザケ）はほとんど変わらず、39,000トンの輸出量レベルにある。一方大西洋サーモンはほぼ倍増し10,342 トン。また米国のchinook salmon（マスノスケ）漁獲は572トンであったものが 3,775 トンと増加。魚卵輸出は2015年13,097トンであったものが今年は 7,330トンと半減した。
flatfishの輸出のトップは yellowfin sole（コガネガレイ）で, 国際的に出荷された約59,000トンの堅調な数字を維持している。これは昨年比で4,000 増加、この国最大のコガネガレイ漁はアラスカのベーリング海で行われた。（中略）
全体としての米国水産物輸出は2015年110月の145万トンが2016年は139万トンと下落した。同じ期間の水産物輸入は若干増加し2016年は216万トンとなった。
ブルームバーグ・ビジネスウィークの調査では、中国のエビ生産者が抗生物質汚染製品をこっそりと転載により米国に輸出しているプロセスが明らかになった（12月16日SfS)
中国における記録偽造と怠慢な監視を通じて米国や第三国を通過、中国の会社は数千万ドルのエビを米国に輸入させていることが明らかになったとその記事は述べている。
この記事によれば中国の大型企業が米国にエビを輸出するためにマレーシア製品であるように見せかけて輸出していることが明らかになった。テキサスで訴訟例によれば中国上海漁業の米国子会社American Fisheriesは, “Product of Malaysia” とラベル表示してエビを輸出しているが、これには米国当局が禁じている抗生物質が含まれていたという。米国当局はこのエビはマレーシアのものではなく実際は中国産であることを発見した。
4月には同様の発見ののち、米国FDAはマレーシア半島からのエビ輸入に警告を発した。マレーシア当局もまたこの問題に取り組むと発表。米国は現在マレーシアを通じて輸出された中国産エビについて捜査している。（以下省略）
180m長さ積載トン数34613 の貨物船CabreraがギリシャAndros島の北部沖合で座礁し沈没した（12月24日SWL)
Cabrera は3400トンのニッケル鉄を積み、荒天の中をLarimna からフィンランドのTornioに向かっていたもの。Andros島付近で40ノットの強風により岩礁地帯に座礁した。
Cabreraは、複数の船体崩壊や水の侵入を防げなかった。この浸水により本船は上部構造物ののみを残して没水した。
乗組員等はギリシャ沿岸警備隊に救助を要請、9人全員が救助された。
中国はさらなる水産物生産拡大のための野心縮小した。これは世界最大人工国家の転向である（12月12日SfS)
国家農業近代化計画 (2016-2020) のもとこの国は2015年の産出量6690万tンであったものを2020年には6600万トンとした。この計画は国務院（中国の内閣）が決めたもので、さらに効果的に過去20年間増産を行っていたトウモロコシや綿花などほかの物資についても蓋をする。政府の計画は、中国の深刻な水不足と、全国の慢性的水質汚染の継続的な取り締まりによって推進されているようだ。
国内生産の代わりに、中国は水産物の輸入に強く依存している。しかし、国務院開発研究センターの見積もりによると、中国の魚介類に対する需要を十分に満たすための十分な需要はないようである。同センターによる推測が発表され、それによれば中国は2023年には8523万トンの消費とある、これは2013年数値の13%アップとなる。 「この推計によれば需給のギャップは1923万トンで、ゆえに需要の22.3%が不足する」と同センターの文書は述べている。輸入へのシフトは、中国の方向転換を表している。中国政府は昨年および今年にもおびただしい数の指示を出し、国内漁船による増産を呼び掛けている。
コンテナ船Hong Yuan 02が中国舟山近くのHuanglong 島近くで座礁した（12月19日SWL)。
The Hong Yuan 02 はJingtang からHumenに向かっていたもので、かなりの力で岩礁に衝突したもの。船首付近の外板が損傷し、複数の船倉に海水が浸入。この浸水が止められず本船は右舷に20℃傾斜、また船首部は一部水没した。
翌日警備艇が現場に到着、乗組員21人のうち13人を救助した。さらに複数のクレーン船が現場に到着かしサルベージ作業を開始。負傷者はいないという。12月17日には軽量化のために864箱の 20FTコンテナと68箱の68 21FTコンテナを撤去した。また燃料抜き取りのためにタンカーPu Yuan 1 が到着した。当局は事故原因の調査を開始した。
上流から下流までの漁業の発展を加速させるべく政府は外国人投資家らを説得、子の島嶼国家の様々な場所に魚加工センターの開発を行うこととした（12月15日JakartaPost/TFSND)
日本およびロシアの企業は魚加工プラント開設について真剣な興味を見せた、これには冷蔵庫設備や発電設備も含まれ、対象は36か所に広がりSabang, Aceh; Natuna, Riau Islands; Muara Baru, Jakarta; and Makassar, South Sulawesi, などが含まれるという。
「日本側は6か所を開発したいという。自分は近は今晩彼らと会見し次のステップについて話し合う」と海事漁業大臣Susi Pudjiastutiが発言。SushiによればSabangプロジェクトではマグロ養殖センターの建設で、これは最も早く操業を始めるだろうという。残るプロジェクトについては来年にも明らかになる。それぞれのプラント開発にはおよそ100～500万ドルを要するという。
ロシアのプロジェクトはマネジメント会社のBlackspaceが行う。30プラントの開発が対象でマカッサルのUnita港の完成後となる。この港は11月から運用が始まり国営漁業会社Perikanan Indonesia (Perindo)と協力する。
大統領Joko “Jokowi” Widodo は先月行われた港の開設式の際に、ここは地元漁民の漁獲と他国への空輸を結ぶチャンネルとなると発言。
ここはMakassar 海峡, Bali Sea, Flores Sea aおよび Bone Bay などで活動する713地区の漁業活動を支援することになるという。この地区では毎月927,700 トンお漁業製品を生産している。
Untia港は5~30トンの漁船300隻に対応することができる。JOKOWIはこの港はこの国初の地方漁業ハブ、港湾、空港を統合したものとなると発言。Blackspace は同じような港をNatsunaでも開発すると発言したと Susi大臣はいう。「我々には豊穣の魚がいるが船、氷、加工者が不足している」という。大統領は法令No. 44/2016を発布、外国人による漁船による漁業界への参入を禁じているが漁業界に冷蔵庫、加工場、養殖事業が入ることは認めている。
この措置は、地方漁業の魚の供給を維持することを目的としている。インドネシア雇用者協会 (Apindo)の Thomas Darmawanは進歩を賞賛したが、外国施設に十分な原材料を供給するための船舶の不足に対する懸念を表明した。Sushiはその就任以降法的地位を確認するために1132漁船を撤去した。適格と見なされているものもあるが、新しい外国の船舶の操業が禁止されており、加工産業への漁獲量と供給量が大幅に減少している。（以下省略）
アイスランド海員組合Sjómannasamband Íslands (SÍ)と船主連盟SFS は新年に続く可能性のあるストライキの可能性を高めた。（12月14日FF)
組合の76%のメンバーが先月取り決めた協定について投票、そのほかの海員組合3団体も評決を行い協定の取りやめを決定した。スチ来期は水曜日の2000時にはじまり漁船団は来年の交渉まで港に係船されることになった。交渉がクリスマスと新円の間に行われる見込みはまずない。SFSの報道担当は交渉最後のこの結末に落胆しているという。
12月14日MV Labs 1がチッタゴン錨地で沈没した（12月15日SWL)
MV Labs 1 は1050トンのセメント・クリンカーを積んでいたが多船と衝突したもの。損傷軽微であったが、海水が浸入し沈没し始めた。乗組みは沿岸警備隊に通報し救助船が出動した。乗組員13人全員が救助され負傷者はいない。
Jakarta (ANTARA News)発 日本はインドネシアでの離島での電気供給のために再生可能エネルギーとして深層水の開発を行うと海事漁業大臣Susi Pudjiastuti が発表した（12月9日WIB).
「この技術は12か所の統合漁業センター(SKPT)の一つがあるMorotai 島 (in North Maluku)で応用されると金曜日Susi大臣が発言。それ以前の木曜日に日本が深層水利用技術をジャカルタでの会合で申し出たので、これに同大臣は積極的に応答したという。同省は投資の呼び込みとビジネスの可能性の適正化のためにSKPT programをお開している。
日本は再生可能エネルギーによる、インドネシアの小島や離島への電力供給を提案したものと同省海洋管理総局長のBramantyo Satyamurti Poewardi が発言。この技術は大洋で温められた表層水と冷たい深層水の温度だ㋾利用して発電を行うものである。
冷たい深層水はマグロの養殖にも利用されると彼はいう。彼はこうした技術的努力の成功に期待を寄せている。日本はインドネシアの漁業部門への投資を強化している。その中にはマグロの孵化や魚加工部門を含まれている。インドネシア投資統括局(BKPM)は日本の住友三井銀行(SMBC)による投資に合意していらう。
世界経済が伸び悩む中でこの国の経済成長率は5%であり、インドネシアは投資対象として期待される位置にあるとBKPM局長のThomas Trikasih Lembong はいう。
日本の総投資金額は1月から9月で総額44億ドルで２，１２２のプロジェクトが行われている。これはシンガポールに次ぐ第2位の投資額となっている。
１７日の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報（電子版）によると、中国当局者は中国海軍のサルベージ船が南シナ海で米海軍海洋調査船の無人潜水機を回収したことを認め、米軍の返還請求について「滞りなく解決できると信じている」と述べた。同当局者は「正体不明の装置を発見し、航行安全問題の発生予防のため、識別調査を行った」と主張した。（12月17日JIJI)
366m長さ積載トン数147443 のコンテナ船ンMillau Bridge がギリシャのAntimilos島沖合で航行不能となった（12月18日SWL)
Millau BridgeはPiraeusからPort Saidに向かっていたもので、この島の沖合で機関故障が発生したもの。乗組員らによる修理は不可能で、救援を要請した。現場にはタグボートが到着し本船をPiraeusに曳航する。人身被害や油漏れはない。