8年かの中断後EUとセネガルがあらたに5年間の持続可能な漁業連携協定を締結した（11月21日TFSND)
この締結によりEUが869万ユーロの支払いをすることで38隻のEU漁船のセネガル水域での操業が認められた。これにより両者にとっては金銭面での価値が生まれ、EUの漁業者にとっても有用である。この合意は資源持続可能性、良好な行政、地元の開発の減速に基づいたものである。
この取引の一部としてEUは地元漁業発展のために年間75万ユーロを投資する。とくにこの支援は漁業監視や違法操業取締りの改善や学術的協力にむけられる。地元の漁民らも産卵域の保護やその再生、彼らの生計の勝てとしている壊れやすい生態系の保護などの面で利益を得る。
グリーンピースGPは日本政府が南氷洋捕鯨の再開に急ぐ様を非難するとともに、世界の世論や交際捕鯨委員会IWCの医師を遵守するよう呼びかけた（11月19日MP)
日本の新しいプログラムではミンククジラ枠を333頭とし ナガスクジラやザトウクジラにあっては2015年から2026年の間は対照としないというものである。この数値は過去6年間のミンククジラの年間平均捕獲数329頭を僅かに上回る数値である。「2ヶ月前にIWCは 日本に対して完全な形で本会議が見直すことができるまでは操業中止を要請した。その要請にもかかわらず日本は南氷洋捕鯨に向けて突き進みIWCの呼びかけを無視し、国際社会を侮辱している。GPは日本の提案の即時撤退をもとめ十分な見直しをすべきと、GPの先任海洋キャンペーン担当者Phil Klineは発言した。(以下省略）
先週、Sinopec グループのSinopec Daylight Energy Ltd.社が漁業法違反として200,000カダダドルの罰金命令を受けた。この過料は魚に有害な物質を含む排水をMarsh Head Creekに排出したというもの。この事態は2012年2月4日以降に生じたもので破損したパイプラインから391トンの排水がクリークに流入したもの。
このクリークは魚の登る流れで、Alberta 水系の主流であるAthabasca 川に接続している。カナダ環境局は現場に取り締まりチームを派遣Alberta 環境資源持続局と調査を行った。それによれば人的ミスが原因であるという。サンプル分析の結果から処理水に含まれる塩素が魚の致死量を超えていたという。
沿岸で操業する漁業者でトロール禁止の影響を受ける漁業者らにあっては1回限りの申請を行うことにより支援が受けられると農業漁業保護局（ＡＦＣＤ）が発表した（11月13日ＴＦＳＮＤ)
彼らは現在の漁業にとどまるかあるいは海に関連した持続性のある商売に転換できるというもの。彼らは本人または代理人によって下記のそれぞれの場所にて登録申請を行うことが出来る。これら当局事務所は11月24日アバデーン漁業および海洋事務所100Ａ、で9.15am ～12.30pm および1.30pm to 4.30pmであり、またほかの事務所についての受付時間も発表された。(中略）
12月2日以降、ＡＦＣＤを含む関係省庁が沿岸操業者で登録を行ったものについて一時支援の文書の作業を行う。
Haiはやはり別の隣人のVo Phanのボートが操業中にBach Long Vi海で故障したときのことを思いだした。Haiは乗組員にPhanの救助に向かうことを命じた。一日以上かけて200kmを航海し、PhanのボートがThanh Hoa のCua Lach海で無事であることを見つけた。 PhanはHaiの勇気にとても感動し、損失について支払うことを申出たがHaiは拒否した。
「自分は漁師仲間であるあなたを手助けすることができて嬉しい。きょうは自分が助けた、でも明日かもしれないが、今度自分が事故にあったときにはあなたが助けて欲しい」とHaiはPhanに伝えた。こうした出来事からHai はQuang Ngai 省で最も傑出した漁業者と見られるようになった。彼は1974年に陸軍に入隊1981年までその勤めを続けた。HaiはNghia An 村のベテラン戦士の1人である。当時彼は極貧で誰も彼とは結婚しないだろうと思われていた。しかし幸運なことに彼の村の娘が彼の信頼の情熱が強いこと困難な村人への支援活動などをみて彼を愛するようになった。
Hai その後彼はAn Nghia 協同組合の長となったが、彼の月給では家族を養うことが出来なかった。 その2度の任期を勤めた後、彼は収入が十分ではないことに気がついた。代えは地方当局にこの問題を解決するために仕事をやめたいと申出た。「家族を養うために仕事を見つけねばならない」とHaiはいった。
数ヶ月間思慮の末、彼は親戚や友人から金を借りTruong Sa や Hoang Sa諸島沖で操業できる430馬力の船を建造することにした。「自分の家系は5代に及ぶ漁師だ。海は我々に生活の手段を与えてくれる。Hoang Sa や Truong Sa諸島は自分お体の一部だ、だから自分は漁をあきらめることは出来ない」とHai.
彼の有為での経験と漁師としての技量が広々とした家と、お金が必要な人に貸すことができるほどの蓄財をもたらした。今年彼はさらにもう2隻の430馬力のボートを建造、彼のもち船は4隻となった。乗組員は４０人を超えている。彼は長男や親戚からこれらの船の管理を委嘱されている。「自分は彼らにいつもTruong Saや Hoang Sa での操業を勧めている。あそこの海が自分とその家族の生活水準を向上させてくれたのだ」と彼は言う
危険な状況にある次とびとを助けるのみではなく毎年彼の村に1,000万ドン寄付を行っている。また彼は凍り、燃料、食料などをほかのボートに運ぶための鋼船の建造について地方当局に登録している。Quang Ngai ベテラン協会経済部局長のTran Xuan Men, は「協会は困難に打ち勝って豊かになった彼を賞賛する。しかしそれとともに我々は貧困から抜け出すため漁業からの安定収入の道を貧しい人々に教え、支援する彼の優しい心と努力を賞賛したい」と。
2014年年初からの9ヶ月間で韓国のエビの輸入は対前年比で6.4%増加、そのうちの50.2%がベトナムからとなっている（11月17日TFSDN)
2014年の1月から9月に韓国は44,418 トンのエビを輸入、その金額は4.07億ドルであり、数量で6.4%金額では44.5%増加したとベトナムのVASEPが報じている。
中国からの輸入は急落し、タイからは39%も急落したことでベトナムが韓国に対する最大の供給国となった。ベトナムはソノシェアを昨年の33%から44%に拡大した。EMS早期死亡症候群が中国やタイからの輸入が減退した主因である。これによりベトナム、インド、インドネシアなどがh韓国輸出を増やすきっかけとなった。インドネシアからの韓国へのエビ輸入は今年の9ヶ月間で311.7％増加した。ベトナムのエビ輸出の7.9%を占める韓国はベトナムに
とっては米国、日本、EU、中国、カナダに続く第6位の位置を占めている。
水曜日シナイ半島でイスラムテロリストグループに武器を密輸していたと思しき船4隻との交戦で8人のエジプト人乗組員がゆくえ不明となった（11月13日ＵＳＮＩＮＥＷＳ)
この稀に見る衝突はエジプトの都市Damietta から40海里沖合いの地中海で発生した。この場所はポートサイドの西40海里で、スエズ運河への入り口に当たる。所属不明のエジプトの警備艇がこの4隻に接触、銃撃を受け8人とは別に4人が負傷した。ロスアンジェルスタイムスによると警備艇は炎上したという。
初期の攻撃のあと、エジプト軍機と海軍が警備艇支援に到着し、4隻を撃沈するとともにテロリストと思しき32人を拘束したとエジプト当局が発表している。ゆくえ不明の8人の捜索も続いているという。
韓国漁民が黄海で中国違法漁船による漁業損失についての補償をもとめて抗議行動を繰り広げた（11月27日KBS）
韓国北西部の3つの島 Daecheong, Socheong および Baengnyeong 殻の漁民およそ200人が100隻のボートでSeonjinpo港沖合いに水曜日午前9時に抗議のために集結した。彼らは中国の違法操業が彼らの生計に大きな負担を与えているとし、中国の侵入者に対する政府の取締りの欠如があると非難した。
韓国政府はこれら漁船の安全のために10隻の艦艇を派遣した。こののち、漁民らはさらに抗議を行うべく仁川までのおよそ200km抗議航海を展開する予定であるが、天候状態によっては変更もありうる。
この抗議は最近北西部の5つの島の周辺に中国漁船がやってくるようになったためで、ときに韓国漁民の所有物を盗んだり、装備を毀損したりするという。
彼が助けた人々からはスーパーヒーローと呼ばれるPham Hong Hai は、軍人は決して仲間を見捨てないという（11月9日VNN)
漁民らは彼のことをサムライと呼ぶ。その理由は、何時いかなる危険な状況でも彼は人々を助ける準備が出来ているからだ。Pham Hong Hai, 58歳は漁民であり4隻の漁船を所有、ベトナム中部のQuang Ngai省のTu Nghiaに居住、その彼が2,000年9月の救助活動を思い出す。
そのときHaiのボートはQuang Ninh 省の沖合いのHon Gai 海に出漁していた。台風石器の情報を知らされた彼と乗組員はその突然の来襲への備えはしていなかった。そのあと、彼は隣人であるVo Hong Phuocのボートの6人の男が海から助けを求めている叫び声を聴いた。彼の乗組みは先ず嵐から逃げ、その後現場に戻り救助しようと彼に伝えた。
「いや違う、どんなことをしても彼らを助けねばならない。これは自分の命令だ」とHaiは豪雨と時速130kmを超える強風の中で叫んだ。彼の長年の船乗りとしての体験から、Haiは勇敢かつ巧みに自分の船から海に飛び込み漁師たちの救助に当たった。彼らは海に落ち、叫び、腕で何とか浮いた上体を保とうともがいていた。およそ1時間、嵐との格闘をした後、Haiはすべての乗組員を救助した。
Haiはその際、こうした緊急事態の時には、彼は漁師を助けるのだと自らに言い聞かせていたことを思い出した。「自分にとって大事なことは人を助けることだ。軍人は不運に遭遇した友人を決して見捨てない」と彼はいう。Phuocとsの救助された乗組員らはHaiの勇敢な行動とやさしい心を決して忘れないという。
SEOUL発：韓国統一省が、日曜日に韓国水域に漂流していた北朝鮮漁民10人を送還したと水曜日に発表した（11月26日ITAR-TASS)
ボートと漁民の引渡しは東海規制線と呼ばれる日本海側で行われた。韓国は東海のNLL(北方規制線）でボートと漁民を引き渡したもの。主機関が故障したボートは無人島の独島（竹島）近くで日曜日夜に発見されたもの。漁民全員が北への帰還を希望したと同省が発表している。軍事的緊張があるものの、両国は事故により他方の領土に侵入した民間人を人道的な見地から帰還させていると、韓国連合通信は伝えている。
小野次郎、世界的に有名な寿司のシェフであり、ドキュメンタリー”Jiro Dreams of Sushi”のスターでもある彼が乱獲の裏には莫大な危険があることを日本の外国記者クラブで語った（11月4日DailyMeal)
オバマ大統領やジョエル・ロブションといった賓客を持つ彼だが、次郎氏自身は持続性の無い水産物の観光については免疫が無い。特に次郎は高品質の国産マグロが品薄であることについて言及。これにより業界は”世界的な寿司ブーム”のあおりを受けて養殖物を余儀なくされている。
次郎とその息子ヨシカズはアワビやアカガイの供給縮小という同じ状態について警告している。これらは成熟までに5年以上が必要だ。「彼らは何でも一緒くたに獲り資源を枯渇に追いやっている」と外国記者クラブで語った。「自分は将来の寿司ネタが現在使っているものと同じであろうとは想像できない」と次郎はいう。「自分は若い衆たちに3年前に、すしの素材は5年以内に変わるだろうと話をしたことがある。そして現在その傾向に近づきつつある」と。
港の向こう側では Al Cottoneが彼の船Sabrina Mariaがマダラとコガネカレイをのせて桟橋に着こうとしている。 Cottoneは30年間漁を続けてきた。1200ポンドのマダラがわずか1時間と15分の操業で獲れたという。「今年自分は割当の中でよくがんばった。たった3日間で達成した」と彼はいう。この禁漁でCotｔoneは彼の将来は見えないという。「どうすればよいのか」：と。 Cottone’s の友人 Joe Orlandoは驚いた。どうして管理当局者らはマダラ資源がまっさかさまに減っているというのか、Cottoneは短時間でこれだけの漁をしているではないか、と彼はいう。
「まったく信じられない」Cottoneの漁獲はOcean Crest Seafoods Inc社に水揚げされた。「我々には証拠がある。証明もできる。でもやつらはそれを認めない。彼らは神であり陪審だ。
厳しい規制に直面して Orlandoは昨年65フィートのボートを売却し50フィートに乗り換えた。彼と14年間仕事を続けてきた息子はこの仕事をやめ陸の仕事についた。 Orlandoの船は次準備がととのった。彼はまだこれからも様々な規則が生まれるという噂を聞いたという。だから彼は50フィートン尾bボートも売りに出し、さらに小さいボートを探しているという。いまやOrlandoは何もかも失うことになる。「家を失い、ボートも」どうすればよいかわからないと彼はいう。
マダラの緊急規制を発表した連邦当局はハッドック枠の増加で緩和しようとしている。この魚も底に棲む。しかし地元漁民らは1隻当たり200ポンドのマダラ漁獲枠とはハドックを含むほかの魚種も禁じることに繫がるという。「マダラのために彼らは我々を排除しようとする。しかしマダラはほかの魚と泳いでいる」と Shermanはいう。「彼らが禁止した場所はメイン湾ハドックを我々が漁獲する場所だ。そこには何百万ものそれがいるが、我々は手出しできない」
Glouchester市長のCarolyn Kirkはこの緊急装置は日帰り操業漁船の漁師には大きな痛手だという。彼らがス化っているボートはこの市の船団の大半を占めるが、禁止区域を越えて遠くに出ることはできない。「彼らは本当に その終末にある」という。そして彼女は市の経済と水際は多様なリクレーション用のボートやチャーターボートが多くなってきたという。この市は今週、ふたつの文化施設とホテルが開業することになったという。「この衝撃は家族にもある」 「こうした事態を見ることは忍びない」と彼女はいう。 連邦政府の規制発表によりマダラの魚価は急落、彼らにとっては魚からの儲けが減る」と漁師らはいう。漁船の船長Novelloは彼らが火曜日に, マダラではなくカレイを獲りにでても売値はポンド当たり1.25ドルにしかならないという。
「これが最後の日だ」と Marc Frontieroはいう。「今年最後だ」と。
台湾では塩乾魚の市場が栄えているとフィージー駐在台湾貿易ミッション代表であるJane Chengはいう（11月17日ＦＩＪＩＴＩＭＥＳ）
Ms Chengはその可能性を求めてこの国の各地を訪問している。塩乾魚は台湾を含む多くのアジア諸国で賞味されていると彼女は言う。「台湾はフィージーと同じで人々は海産物を好む」
「漁業者がこのことをこの地元の漁業者らの収入源となる。自分は地元漁業者らに手ほどきをしているが、北部地区では一部の人たちが協同組織を作ろうとしていることを知り喜んでいる」Ms Cheng は地元漁師たちに彼らの製品を台湾に輸出することを勧めている」と。「塩乾魚は日持ちのする品であり、市場に届くまでの特別な保存や長持ちさせるための薬品も必要としない」と。
枯渇するマダラ資源保護のためにメイン湾では木曜日緊急措置が発効した。マダラ業者らは日常的にマダラを殺しているロブスター漁グループがこの規制の適用を受けないと避難している（11月14日ＳＦＳ）
利用可能な最新のデータとして2008年統計がありこれによれば、メイン州ではおよそ177,000 尾のマダラがロブスター篭で捕獲されていると推定されている。刺し網およびトロール漁船による操業はタラが集まり産卵する場所での操業を禁止されている。しかしロブスター漁船はなんらそうした規制を受けていない。さらには、マダラの漁獲規制を決めた際の資源見込みの中にはロブスター漁によるマダラの脂肪について盛り込まれていない。
MALTA発：今年の第3四半期マルタの魚類の販売量と金額が対前年比でそれぞれ 25.4 ％と 25.7％減少した（ 11月13日TFSND）
第3四半期の水揚げ数量は337.6トン、昨年比で25.4%減少。これはほとんどの魚に見られるが主にはカジキ(-27.6％r cent)やDoradoシイラ (-26.0%)である。同様に鮮魚の卸売り金額も25.７% 減少し200万ユーロとなった。
