ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

オーヴェルニュのチーズを地元で買ってみる@サンフルール

2017-07-16 17:48:29 | お出かけ&旅行
旅のお土産シリーズ

フランスに出かけた際、車を走らせている途中に立ち寄った街でチーズ屋さんを見つけたので、地元のチーズを買ってきました。


左)Cantal  右)Salers (France, St-Flour)

水で有名なフランスのオーヴェルニュ地方、カンタル県のサンフルールの街で食事をしようと立ち寄ったところ、いたる所に「Cantal」の文字がありました。
そう、ここは、有名なチーズ「カンタル」の産地。



高台の方にも街があるということで、行ってみると、チーズ屋さんを見つけました。



昼時はクローズしていますが、14時から店が開くと書いてあったので、14時を待って入ってみると、色々なチーズが置いてありました。

でも、ここで買うべきは、もちろん、地元のチーズ「カンタル」
カンタルは牛乳でつくられる圧搾タイプのハードチーズで、紀元23~79年の博物学者プリニウスが著書の中で触れているほど古いチーズです。

「カンタル」と同じ地域で、無殺菌の牛乳から期間限定(4月15日~11月15日)でつくられる、100%フェルミエのチーズが「サレール」で、これも「カンタル」同様に古い歴史のあるチーズです。

「サレール」があるなら、これも買わない手はありません。
店の若い女性店員さんは英語が喋れなかったのですが、たまたま買い物に来た紳士が英語を話す方だったので、紳士が通訳をしてくださいました。




ということで、カンタル(下)とサレール(上)を買ってきました。




カンタル


サレール

サレールの方が少し茶色がかり、外皮も硬かったです。


左)カンタル  右)サレール

カンタルはむちっと弾力があり、サレールは少し水分が抜けて、ギュッと詰まっています。
サレールの方が旨味が凝縮し、ちょっと野性的で、味が濃い!
地元だからこその味でしょうか。




かわいい包装紙で包んでくれました



わざわざこの街を目当てに行く機会はないかもしれませんが、移動の途中で立ち寄ると面白いと思います。





Crémerie Des Lacs  Saint Flour Fromageries



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イタリアのビール@コルティーナ&ベネチア&ローマ

2017-07-15 18:15:10 | ワイン&酒
今週出かけていたイタリアでのメインの目的はもちろんワインですが、ビアソムリエの資格も持つ身としては、ローカルなビールもチェックしておきたかったので、タイミングを見つけてビールを飲んでいました。

滞在していたコルティーナ・ダンベッツオの街のバー「Bar Sport」でビールを飲んだ話はすでに紹介しましたが、最終的には帰国までに4種類のイタリアビールを飲みました。

まずは、フリーの夜にひとりでふらりとコルティーナの街のバーへ。
※すでに紹介しています。リポートは コチラ



ここで2杯目に飲んだドロミテビールがとても気に入りました。



色はやや薄め。ピルスナータイプ。
ふわっと軽い口当たりで、フルーティーなニュアンスがありました。



細部もしゃれてます




ここで1杯目に飲んだのは、イタリアの生ビール「Antoniana」(300ml)。
キリッと骨太で、苦み、コクのあるラガービールです。



座ってすぐに運ばれてきたピザは、カットした切り落とし的な?
チーズがかかっているところは、そこそこいけました。

ビールはどちらも3.5ユーロで、合計7ユーロ。
おつまみ代はタダ!素晴らしい!



Bar Sport
Corso Italia 132, 32043 Cortina d'Ampezzo, Italy



翌朝、7時出発なのに6:52に目が覚め、大慌てで支度をしてベネチア空港へ。



搭乗する14番ゲートに近いエリアの、このエスカレーターの下のベンチに座っていた時、上を見上げると、ビールが飲める店があることを発見!



まだ時間に余裕があるので、行ってみましょう!



メニューを見ると、コルティーナで飲んだドロミテビールが置いてある!



グリーンの方がBiondaで、赤がRossaだと思ったので、Dolomiti Rossa の300mlを注文。



少し赤ぽい色で、飲むと、みずみずしくジューシーな味わいです。
これはおいしい!
前日に飲んだグリーンのラベルの方も好きですが、こちらの赤ラベルも好みです。

ベネチア空港では、このビールを逃してはいけません!
店名は「Homeburger beer & food lounge」です。
搭乗ゲート13-14付近のエレベーターを上がった2nd floorにあります。



お腹が空いている人は、ガッツリしたハンバーガーのセットメニューもあります。
小さなバーガーもあり、4ユーロ。
このビールが5.5ユーロなので、ミニバーガーとなら10ユーロでお釣りがきます。





なお、このフロアにはフードコートもありました。



フードコートのガラス窓からは外が見えます。
もしかして、窓の向こうは海?



たしかに海!



ベネチアから飛び、ローマ空港にやってきました。

ローマ空港はバカンス客で混雑し、パスポートコントロールに時間がかかったので、ラウンジは諦めて、搭乗ゲート近くのカフェへ。


Peroni Gran Riserva Puro Malto

冷蔵ケースにビールが数種類並んでいましたが、価格が出ていなかったので、店員さんに聞くと、こちらが5.5ユーロでした。

ペローニはイタリアを代表するビールブランドのひとつですが、2016年に日本のアサヒグループホールディングスが買収しています。



栓を開けてもらい、イートインコーナーで、まったりビールタイム
ほどよい苦みがありますが、泡がキメ細かく、すーっと飲めました。




さて、そろそろ搭乗ゲートへ


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イタリアの「プロセッコ」がおいしい季節です

2017-07-14 19:19:45 | ワイン&酒
イタリア取材から帰国したばかりですが、昨日はイタリアのワイン「プロセッコ」の試飲会が、プロセッコDOCワイン保護協会の主催にて都内のイタリア大使館 貿易促進部の事務所で開催されたので、出かけてきました。



プロセッコは、北イタリアのヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の2州9県でつくられるワインで、軽い発泡のフリッツアンテ、しっかりしたスパークリングワインのスプマンテが多く見られますが、泡のないスティルワインも存在しています。

ブドウは土着品種のグレラで、85%以上含まれていると、DOCプロセッコを名乗ることができます。
DOCに認定されたのは2009年7月。意外と最近なんですね。

フレッシュで軽快、アルコール度数も低く、手軽に楽しめ、特に泡のあるタイプは、世界中で人気です。

その人気ぶりを思い知ったのは、世界の空港のラウンジでした。
これまでに行ったラウンジでは、発泡のプロセッコをたくさん見かけました。
ドバイでも、ドーハでも、モスクワでも、ウィーンでも。

爽やかな味わいで、誰にでも好まれ、お値段も手頃 とくれば、消費者には嬉しい限り。
当然、提供側にも大きなメリットがあります。





プロセッコの基本スタイルは上記の通りですが、生産者による味わいの違いがもちろんあります。

今回の試飲会では、11生産者のプロセッコを一度に試飲でき、違いがよくわかりました。
なお、来日した生産者は、日本の輸入元がないところが大半でした。




美しいボトルデザインが目を惹く ピエーラ・マルテッロッツオ 1899
透明ボトルの「GIADE - Extra Dry」はオーガニックの認証を取っています。




化石のデザインが印象的なカンティーナ・コッリ・エウガネイのスプマンテ・ブリュットを飲むと、はっきりとしたミネラルを感じました。
土壌について尋ねると、かつて海の底であり、化石が出てくる火山性の砂質土壌で、水はけがいい土地だそうです。




ラ・マルカ生産者組合のスプマンテを飲むと、非常にデリケート。
アマレットの風味がかすかに感じられました。




カンティーネ・マスキオでは、ほぼ同じ中身ながら、レストラン用に白いラベル、小売り用にオレンジのラベルの2種のスプマンテを出していました。
白ラベルの方が、より繊細で、ミネラルのキレがあるように感じました。
どちらもエクストラ・ドライです。




600の栽培者が加盟する組合組織 ヴァル・ドカのスプマンテ(エクストラ・ドライ)のラベルが楽しい



プロセッコの甘辛の度合いは、
ブリュットが最も残糖が低く、次いで、エクストラ・ドライ、ドライ、ドゥミ・セックの順に残糖度が上がっていきます。
エクストラ・ドライは辛口のように思えますが、実はブリュットよりも甘さがあります。

甘辛の度合いは、生産者によっても違ってくるので、同じレベルのプロセッコを生産者違いで飲み比べるのも面白いかもしれません。

試飲した中で、ダントツに辛口!と感じた生産者が、デ・ステファニです。



すでに輸入元があったので、輸入元の方の話を伺いながら試飲したのですが、右端の「プロセッコ・コル・フォンドDOC フリッツアンテ」には驚かされました。



このプロセッコ、グラスに注ぐと、濁っています。
冷却したモストを温度管理しながら発酵させ、シュル・リーを数カ月行なった後、瓶詰めをし、瓶の中で完全に発酵させます。
発酵は天然酵母で、瓶詰めの際には何も添加せず、SO2もゼロ。無濾過です。
昔ながらの醸造スタイルのプロセッコで、つまりはプロセッコの原形だとか。

色々と試飲した中で、これが一番辛口の味わいでした。
完全発酵させているので、残糖はゼロだそうです。
でも、やわらかさ、ふくよかさがあります。
アルコール度数は11%とライト。

これは面白いな~と思いました。
地元でしか飲めない、輸出を考えていないワインだそうです。

※輸入元:ディヴィーノ株式会社 希望小売価格:2,200円(税抜)



全部は紹介しきれていませんが、プロセッコといっても本当に色々ありました。
1500年代からの古い生産者もいれば、2015年創業というニューフェイスもいましたし、家族経営の生産者もいれば、大企業も、生産者組合もいます。

生産者のプロフィールは違いますが、心地よいワインで、1杯飲むと、またもう1杯飲みたくなるのは、いずれも同じです。

このところ暑い日が続いていますが、キリリと冷やしたプロセッコを飲めば、心地よいクールダウンができそうです。

プロセッコは料理とのマッチングも幅広いので、それも使いやすいポイントだと思います。
例えば、今の季節に定番の「枝豆」だってOKですから

価格がお手頃なのも二重丸ですよね~



【参考】

プロセッコの人気の秘密は?
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/7a176783b11e9ea92d7b9a648618bbd5

イタリアのプロセッコが新しくなっています【前編】
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a4eb70067d00a78c5d4d089233545be1

イタリアのプロセッコが新しくなっています【後編】
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b19711348884c587aa8cd29ae84d8901

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またもやロストバゲージ!なぜ起きる?

2017-07-13 19:12:29 | お出かけ&旅行
イタリア取材から昨日帰国しました。
残念ながら成田でスーツケースは出てこず、ロストバゲージとなりました。

ロストバゲージは、この1年で3回目です。


ベネチア空港

直近のアエロフロートでは、帰国便が遅延したため、モスクワで予定外の上海行きに乗せられ、上海で東京行きのチケットを発行してもらうというイレギュラーな行程でしたので、ありえるかなと。

その前は、接続時間が短く、空港内をダッシュして乗ったため、人間は間に合っても荷物が間に合わず、これもありえます。

今回は、ローマ経由のアリタリア。
ローマでの接続時間は2時間近くあったので、積まれなかったのが不思議です。

幸い、本日の昼過ぎに成田空港より電話があり、本日の便で無事に私のスーツケースが届いたので、明日の午前着で宅配便で送ってくれるとのこと。
配送費用は、もちろん向こう持ちです。



ロストバゲージになりかかった例もいくつかあります。

例えば、遅延で経由地に1泊せざるを得なかった場合、「荷物は翌日の便で一緒に運ばれます」と言われますが、到着地の荷物受取レーンで見つからず、実は荷物だけ先に行ってしまい(なぜ荷物だけ乗れたのか?)、呼び出しアナウンスで別の場所に案内されたケースがありました。

また、ローマ経由でシチリアのパレルモ空港に行った時は、遅延でローマに1泊したのですが、翌日の便でパレルモに行くも、荷物受取レーンで見つかりません。
パレルモ空港では、経由便の人と、ローマからダイレクトに乗った人の荷物が違うレーンに流れます。当然、経由便のレーンをチェックしていましたが、見つかりません。
そこで、別の場所で流れている直行便のレーンを見ると、私のスーツケースだけがポツンと残っていました。

いろいろなケースがありますね~



仏ボルドー空港の受取レーンではワインの巨大ボトルが出迎えてくれます

私は、これまでのロストバゲージの際でも、すべて荷物は出てきました。
どこかに統計の数値を見たのですが、ロストバゲージの85%は戻ってくるそうですが、15%の不運もあるんですね。
荷物タグが取れてしまい、所有者情報がかわからなくなったらアウト!
そういう意味で、スーツケースに名札を付けておくのもいいでしょう。




帰国の際のロストバゲージはまだいいとして、行きのロストバゲージは色々と面倒なので、必ず手荷物に、着替え、洗面&メイク道具、コンタクトグッズなどを入れておきます。
遅延で経由地に1泊せざるをえないケースもありますからね。

機内で履いていた使い捨てスリッパも、最終目的地に着くまでは捨てずに取っておきます。
経由地で泊まらなくてはいけなくなった際に、部屋にスリッパがないこともあるからです。



行きでのロストバゲージはこれまでは一度もありませんが、経由地で1泊は何度かあり、その際には手荷物に入れていた1泊セットが役に立ちました。

これから夏休みで、飛行機で海外に行く方も多いと思いますが、遅延やロストバゲージといった不測の事態を予測しながら備えておくと安心ですね。

いいご旅行を~


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食事いろいろ@ドロミテ

2017-07-12 12:36:01 | お出かけ&旅行
今回は、ローカルな食事はあまりないかもしれません。



この景色がローカルといえばローカルかも(笑)



ケーブルカーで上がった山の中腹でのBBQ。
大きな肉の塊がドーン!と豪快でした。



恒例の朝食。
クルミ入りの黒いパンがおいしかったです。



朝デザートも確保



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地元民に混ざってカジュアルバーでビールを飲んでみる

2017-07-11 09:24:16 | お出かけ&旅行
正味2日間という超弾丸出張な上、ずっとイタリアワインに浸っていたため、最終日の夜は一人で町に繰り出して、ビールを飲みました(笑)

イタリアのビールは1種類だけだそうで、とりあえず、そのビールを小さいサイズで注文。



何のビールかわからないけれど、注文していないカットしたピザも運ばれてきました。
ピザは突き出しのようなもの?

ビールは300mlあり、色がやや濃いめで、苦味もしっかりありました。
ピザはソースが辛くてピリッとしていますが、素晴らしく美味しいというわけではなく、まあ、こんなものでしょう。



もう少し飲みたいなぁ〜。店内の冷蔵ケースに瓶ビールが幾つかあったので、どれか飲める?イタリアのビールはある?と女性スタッフに尋ねると、1本あるというので、お願いしました。

つまみも欲しかったので、これしかないというポテトチップスを注文。

とうとう私の望んでいたビールが出てきました!

birra Dolomiti Pils

地元ドロミテのピルスナービールで、アルコール4.9%。
色はさっきのビールより薄く、味わいもふわりと軽やかです。
こういうのを待っていました。



ラベルも可愛いし、ポテトチップスとも合い、満足、満足〜

会計のレシートを見ると、最初のビールがAntoniana 3.5ユーロ、ドロミテビールも3.5ユーロ。
ピザもポテトチップスも出してくれたから、最終的にいくら?と聞くと、ビール代の7ユーロすべてですと!

つまみはサービスだからビール代だけ。
なんて素晴らしい〜

チップも含めて置いてきましたが、ビール2杯飲んで、つまみ2種類出してもらって10ユーロ以下!
予定よりも格段に安いディナーとなりました(笑)



コルティーナ・ダンベッツオという北イタリアの小さな街の「Bar Sport」というカジュアルなバーです。



地元民が多いので、入りにくいかもしれませんが、勇気を出してどうぞ〜

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北イタリアの朝食

2017-07-10 06:15:53 | お出かけ&旅行
旅の朝食シリーズをまたまたお届けします(笑)



オーストリア国境に近い北イタリアのドロミテ渓谷におりまして、美しい景色に目を奪われっぱなしです。



そんなところでいただく朝食は、やはりどことも似たような感じでしょうかね。
ビオのヨーグルト、モルタデッラハムは、さすがにおいしかったです。



ホテルの自家製らしいケーキがあったので、食べてみました。
もっさり、ねっとり、あまり甘くなくて、なんだかよくわからないケーキでした(笑)

さて、今日はこれから朝食タイム。
スイーツが多く置いてあるホテルなので、朝から悩ましいです

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今回の旅のはじまりはどっち?(笑)

2017-07-09 02:07:06 | お出かけ&旅行
今回のミッション先はイタリアです。
ローマ経由でベネチアに入り、車でオーストリア国境近くまで移動しました。
ホテルにチェックインしたのは、夜中の1時近く。

ベネチア行きがなかなか搭乗できず、40遅れでゲートオープン。
搭乗ゲートは、チョコレート店「Venchi」のすぐ横。



ああ、並んで待っている間にここでジェラート食べておけばよかった。

ベネチア空港でも、すんなりお迎えの人に会えず、今回は出だしからモタつきがちですが、こういう時の方がいいことあるかも?(笑)

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ビールは1杯で我慢しておきます@成田空港

2017-07-08 12:02:10 | お出かけ&旅行

数日前に欧州から帰国し、ようやく時差ボケが解消しつつあるところですが、これからまた欧州に出張です。

ということで、ただいま成田空港のKALラウンジで搭乗待ちランチ中。
いつも世界の空港のラウンジを徳間書店のWeb「&GP」で紹介していますが、日本のラウンジは取り上げないので、番外編として、ちょいと紹介します。



ここは第一ターミナル26番ゲートの近くにある大韓航空のラウンジ。
プライオリティパスが使える成田空港の制限エリア内唯一のラウンジなので、貴重な存在です。

営業時間が20:30までなので、夜遅いフライトの時は使えないのが難ですが、今回のフライトは昼間だったので使えました。



フード類はおにぎりやパンといった軽食しかありませんが、ミニサイズのカップ麺もあります。

前回はおにぎりをいただきましたが、今回はカップ麺をセレクト。



ビール、柿の種とともに(笑)

ここは電源がないのが残念かな・・・



今度の出張先は涼しいアルプスの麓。
最低気温が一桁らしいので、コンパクトなショートダウンコートをスーツケースに入れました。

出先ではワインが入手できなさそうですし、短期間の弾丸出張なので、スーツケースも機内持ち込みサイズのソフトケース。夜に到着し、そこからまた車で2時間の移動があるので、機内持ち込みがいいですよね。

ミッション先は、景色が素晴らしいそうなので楽しみ



もう少しラウンジでのんびりしてから、行ってきます


コメント (2)
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「Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2017」優勝は森本美雪さん!

2017-07-07 19:28:25 | ワイン&酒
すでにご案内していたとおり、Wines of Portugal 主催による 「Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2017」の準決勝(非公開)、決勝(公開)が、2017年7月7日、ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)で行なわれました。

午前中に行なわれた準決勝(11名)を経て、5名の選手がファイナリストとして決勝に進みました。

決勝は公開で行われ、厳正な審査の結果、森本美雪さんが優勝しました。



優勝:森本美雪(コンラッド東京)※写真中央
2位:野坂昭彦(ホテルニューオータニ)※写真左
3位:谷川雄作(ティエリー・マルクス・ジャパン)※写真右
4位:瀧田昌孝(パレスホテル)
5位:吉原隆行(レストラン花の木)

優勝者には賞金4000ユーロが、決勝進出の5名の選手にはポルトガル研修旅行が贈られます。
優勝した森本さんは、これから1年、ポルトガルワイン大使として、セミナー講師などを務めることになります。




ワインを均等に注ぎ分けるサービスに使われたのは、素焼きデザインボトルのロゼワイン。
注いだら、前のグラスには戻れません。
ボトルの中が見えないので、残量を考慮しながら注がないといけません。


5名のファイナリスト



このところのコンクールの優勝者や上位入賞選手を見ると、顔ぶれがずいぶんと若くなっています。
野坂さんのように、長い間頑張っているベテランソムリエもいますが、20代から30前後の若い選手の活躍が目立ってきました。
若い世代は語学も堪能で、オープンマインドなソムリエが多いように思います。

5月にウィーンで取材したヨーロッパ・ソムリエ・コンクールでも、30歳前後の選手の活躍が顕著で、優勝者は36歳でした。

レストランでサービスに当たってくれたソムリエが若くても、実は相当な実力者かも?

優勝した森本美雪さんは、このところのコンクールで毎回上位に食い込んでいます。
日本国内だけでなく、世界の舞台で活躍する日も遠くないかもしれません。

ポルトガルはワインの伝統国で、ポートやマデイラといった酒精強化ワインの印象が強いですが、ワインのスタイルも生産者もどんどん変化しています。

森本さんのような若いソムリエが、新しいポルトガルワインを私たちに伝えてくれることを期待しています。


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ウィーンのスーパーで買ったチーズとパン@オーストリア

2017-07-06 18:22:18 | おいしい食べもん
今回もウィーンのスーパーでいくつかの食品を買ってきました。



Moosbacher Schärdinger

セミハードチーズ「ムースバッハー・シャーディンガー」は、ウィーン・ミッテ駅のスーパー「SPAR」で、空港行きの電車に乗る前に買いました。



Schnittkäse はカットチーズの意味で、乳脂肪分45%。
1kgあたり9.90ユーロ。てのひらに乗るサイズを購入(144g、1.43ユーロ)。
オーストリアの国旗が付いていたことも購入のきっかけです



しんなりした質感のチーズでした。
適度な大きさにカット、スライスして、ワインのお供にいただきました。
噛みしめると、少しキュキュッとした歯ごたえがあり、全体的にはむちっとしていて、塩気はとってもマイルド。
軽いナッツの風味があり、さっぱりとしてやさしい味わいなので、子供からお年寄りまで好まれそう。




Vintschgerl 250g

こちらは、高級スーパー「ユリウス・イン・マイル」に入っていたインストアベーカリーで買ったパンです。発音は“ヴィンシュガイル”?
表面が薄茶色で、なんだか「大きなおまんじゅう」にも見えます(笑)



Bäckerei Konditorei Kasses(L. Kasses & Co. e.U.)というパン&菓子メーカーのもの。



直径約15cm、中は表皮と同じ薄茶、薄灰色。
ライ麦と小麦を混ぜた、素朴な味わいのパンですが、フェンネルシードがスパイシーで、いいアクセントになっていました。



硬そうに見えますが、中の生地は、思っていたよりもソフト。
軽~くトーストし、フェンネルシードの独特な風味を楽しみながらいただきました。
そのまま食べましたが、バターやクリームチーズを塗ってもいいかもしれません。



今回のチーズとパンは、普通にウィーン市民が食べているものだと思います。



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日本のワイン用ブドウの銘醸地・長野県塩尻市で新たなブドウ畑が誕生

2017-07-05 10:43:06 | ワイン&酒
2017年4月27日、「シャトー・メルシャン」長野県塩尻市に新しく拓いたブドウ畑の植樹式を行ないました。

その取材リポートを、&GP「日本のワイン用ブドウの銘醸地・長野県塩尻市で新たなブドウ畑が誕生」 としてアップしました。

日本のワイン用ブドウの銘醸地・長野県塩尻市で新たなブドウ畑が誕生





畑はどんな場所にある?

何のブドウを植えたのか?

ただの枝にしか見えないブドウの苗木をどうやって畑に植えるのか?

植樹式って、どんなことをするのか?

その一部始終を画像で紹介しています。




元原稿にはありましたが、1枚抜けている画像があるので、貼り付けます。
塩尻市長(左)とメルシャンの代野社長(右)の植樹の様子です。


記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/105524/

&GP
https://www.goodspress.jp/



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ウィーン菓子は外せません

2017-07-04 01:35:36 | お出かけ&旅行
ウィーン最終日は少し時間があったので、日本にも出店しているDEMELでスイーツ&コーヒー。



ここもザッハトルテが有名ですが、ザッハトルテよりも他のケーキがオススメという情報を入手していました。



色々あって悩みましたが、素朴なリンゴ菓子アッフェルシュトゥルーデルをセレクト。
ウィーンならではのコーヒー、アインシュペンナーと一緒に。

この1週間、色々食べてお腹が重いので、リンゴ菓子はちょうどいい具合でした。



本当は、ケーキの前に牛肉料理のターフェルシュピッツをランチに食べたかったんです。
でも、その店が定休日で残念!



代わりに、シュテファン聖堂に近いワインショップに併設のワインバーで、ウィンナーゲミシュターサッツとサラダでランチ。



おかわりは?と聞かれたので、オススメを聞くと、最初にピノ・ノワールを提案されました。
ローカル品種で飲みたいというと、ツバイゲルトを出してきました。



ワイン2杯飲んで、サラダを食べて、チップ含めて15ユーロ。

いい感じじゃないですか?



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旅の朝食ふたたび

2017-07-03 10:56:53 | お出かけ&旅行
恒例のシリーズ(笑)



ほとんど毎日変わりません。



菓子パンにしてみました



もう手抜きです(笑)



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朝デザートから昼ビールから

2017-07-02 05:49:22 | お出かけ&旅行
旅先の楽しみのひとつは、食べることと飲むこと(笑)



ウィーン散策の合間の昼ビール。
ローカルなオーストリアのビオのビールだそうです。



オープンテラスでほっとひと息。



ビールがよりおいしく感じました(笑)



朝のデザートは必須です



カッテージチーズのシュトゥルーデル



こちらはさくらんぼのシュトゥルーデル





ランチタイムに飲んだ昼ロゼ



ディナーの食後酒。
アルコール41度は、さすがに強い!

と、色々と飲んでます。

さて、今日は何を飲みましょうか(笑)



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