ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

スーツケースが2日遅れで到着

2016-05-17 17:42:14 | お出かけ&旅行
ギリシャ出張からの帰国は、トルコのイスタンブールで乗り継ぎでした。
アテネからの便が遅れたため、乗り継ぎ時間がギリギリとなり、イスタンブール空港内を係員の誘導で急がされました。

なんとか人は間に合ったけれど、荷物の積み替えが間に合わず、後日の配送ですって。

今回、スーツケースにワイン10本+ギリシャビール、オリーブのタプナードなどを詰めに詰め、重量は私史上最高の31.8kg!



預け入れは30kgまでokだったので、なんとかクリアするも、かなり重たいので、自宅までが大変だと思っていましたが、運んでもらえるならラッキーと思うことにしましょう。

成田空港で書類を書かされ、持ち込むワインの本数が規定の3本より多いため、支払い用のお金を預けて身軽に帰宅。

翌日の同じ便で届くということだったので、自宅に届くのは翌々日かと思いきや、昨夜電話があり、本日の午前中に届くとのこと。

で、本日の昼前に届いたのですが、ワインはすべて無事でしたが、スーツケースの2カ所に傷が!



旅の移動中にも少し壊れ、ガムテープで補強していましたが、今度はまた別の個所です。
アテネで預ける時には無傷だったので、アテネから成田の間か、成田から自宅までの間でしょう。

今回は免税範囲を超える荷物だったため、中を開けて検める、と言われていました。
衣類も入っているので、それを見られるのはイヤなものですが、戻ってきた荷物を見たら、キレイにパッキングされていました。

が、ギリシャの山奥の修道院でいただいてきた瓶入りの聖水がすべてこぼれ、瓶の中は空っぽ!
幸いにもビニールに軽く包んでいたので、ビニールの中の水を集めて瓶に戻せましたが、外にこぼれた分もあるので、元の量の7、8割くらいでしょうか。これはかなりショック!

アテネで買ったチーズも入れていましたが、それはなんとか無事なようです。



ここはガムテープで補強できそうですが…

このスーツケースは、もう10年くらい使っているので、寿命と考えて諦めるか、航空会社の荷物委託の会社の方に問い合わせるか、悩みどころです。

また来月も約1週間の海外出張があり、このスーツケースを使う予定です。

その時にさらに壊れたら、いよいよこの子とはお別れですね…

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東京では今週末!アペリティフ三昧の【アペリティフ365】開催

2016-05-16 18:30:10 | ワイン&酒
今年も 【APERITIF365 -アペリティフ365】の季節がやってきました!

【アペリティフ365】とは、フランスのライフスタイル【アペリティフ】を楽しむ習慣の定着化を目指したイベントで、フランス農業・農産加工業・林業省/SOPEXA JAPONが主催しています。

“6月第1木曜はアペリティフの日”を合言葉に始まったイベントは、今年で13年目を迎えます。
2016年は世界5カ国21都市で開催され、日本では17都市で開催されます。

2014年に【アペリティフ365】と名称を改め、メイン会場となる東京会場は、六本木ヒルズから代官山ヒルサイドテラスに舞台を移しました。
以前は、時間帯による入場チケット制でしたが、代官山では開催期間中は誰もが気軽にふらりと立ち寄れるようになりました。

開催期間中は、アミューズ(おつまみ)や飲料の販売があり、キャッシュ・オン・デリバリーで楽しめます。


ゴージャスな顔ぶれの参加シェフたち!(東京会場)



3月末、都内にある在日フランス大使館 大使公邸において記者発表会がありましたので、その時に撮影した写真を載せます。
およそ、以下の写真に近いようなフード類が登場すると思われます。








パンやスイーツ、チーズなどの販売もありますので、家に帰ってもアペリティフを楽しめますね。

※提供料理、会場マップなど、詳細は公式サイトで確認できます
http://www.aperitifjapon.com/tokyo_guide.html




ティエリー・ダナ駐日フランス大使

チーズのミニセミナー、ギャルソンレース、ペタンク体験、といった各種イベントもありますので、気軽に覗いてみてはいかが?




ペタンクはフランス発祥の球技のひとつで、「アンドレ・パッション」のパッション氏は、日本で開催されたペタンク大会の初代チャンピオンだとか!



パッション氏が大使公邸の庭で披露してくれましたが、私はルールが理解できませんでした(笑)


ビコの藤森二郎シェフ、ドミニク・コルビシェフ、ブールミッシュの吉田菊次郎シェフ



フランス各地からのワインも色々と登場します。



アルコール限定ではなく、ミネラルウォーターやソフトドリンクを飲んでもいいんです。





アペリティフ365 in 東京

■開催日 : 2016年5月20日(金) 12 :00~20 :00、 21日(土)・22日(日) 11:00~19 :00

■開催場所 : 代官山HILLSIDE TERRACE (東京都渋谷区猿楽町29-10)

■入場無料:飲食はキャッシュ・オン・デリバリー(アミューズは500円~)


※東京以外の都市でのイベント期間と内容は、公式ホームページで確認ください
 http://www.aperitifjapon.com/index.html



こんな感じで楽しめそう?

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久しぶりにロゼ・ダンジュを飲んでみました

2016-05-15 10:00:00 | ワイン&酒
GWに飲んだシリーズ第3弾

LOVE ROSÉの世話人をしているだけあって、ロゼワインは日頃からよく飲みますが、このロゼは珍しいかも。


Rosé d'Anjou 2013 Philippe Deval (France, Loire)

グロロー種からつくられた、やや甘口のロゼ
昔は、日本に入ってくるフランスのロゼワインといえば、この「ロゼ・ダンジュ」が多かったと思います。

甘さがあるので、口当たりがいいワインとして重宝されたロゼ・ダンジュですが、辛口志向の時代には、残念ながら敬遠されるようになってきてしまいました。



が、改めて飲んでみると、ベリーのニュアンスのかわいらしい甘酸っぱい甘さがあり、フードとも合わせられます。
アルコール度数が10.5%と軽やかなので、さらりと飲むのにもピッタリ。

私は家ゴハンで色々合わせてみましたが、クリームチーズ、エビフライ、野菜のてんぷらなども良かったです。




究極は イチゴ

ロゼ・ダンジュ&イチゴの組み合わせは、実に美味デシタ!
この組み合わせは、ホームパーティーのシメにもオススメです。

ロゼ・ダンジュは手頃な価格で手に入ります。
色がキレイで、口当たりがよいので、覚えておいて損のないワインです

(輸入元:スマイル)

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アクロポリスの昼と夜@ギリシャ

2016-05-14 08:19:39 | お出かけ&旅行
いよいよギリシャ最終日。
旅の後半はアテネに滞在していました。

アテネといえば、アクロポリス



私もアクロポリスの丘に登り、パルテノン神殿を見てきました。

階段が多く、先日来のギックリ腰もありましたので、ちょっと一苦労でしたが、やっぱり登れて良かったです。

ノドが渇くので、水を持って行くことをオススメします。
アクロポリスの近くは水が高いそうなので、先に用意しておくのがよいと、地元の方のアドバイスいただきました。




苦労した後のランチは、アクロポリスがよく見えるレストランで。
冷たいビールがおいしい~



アテネ最後の夜のディナーはホテルのルーフレストランで。
ここからもアクロポリスが見えました。



今の時期の日没は、夜8時過ぎ。
暗くなってくる中でのアクロポリスも、キレイです。



だんだんとライトアップされてきます。



アクロポリスの丘が光で幻想的に浮かび上がります。

アテネを訪問するなら、色々な時間帯のアクロポリスを見るのもオススメです。

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ギリシャの朝ごはん

2016-05-13 15:28:29 | お出かけ&旅行
ギリシャの朝ごはんは、野菜とチーズ、ヨーグルト三昧

特に素晴らしいのは、濃厚でクリーミーなヨーグルト

ギリシャでの朝食の記念写真をいくつか紹介します(笑)


昨日の朝食




トーストタワー!




今日の朝食


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海あり、山あり@ギリシャ

2016-05-12 02:11:35 | お出かけ&旅行
今、私が泊まっているのは、ギリシャのペロポネソス半島の山の中。
普通のホテルではないので、部屋でwifiがつながりません!

仕方ないので、移動中のバスの中(wifi完備)で投稿します。



部屋から出たところからは、サイドに山が見え、正面には海が見えます。



ロバがいて、キャンプ場の山荘に来ている雰囲気。
ギリシャでは、水道水は飲めないと言われましたが、ここの水は大丈夫とか。


昨日泊まった所は、同じペロポネソス半島ですが、湾のあるリゾート地。



ホテルの部屋の窓からハーバーが見えました。

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世界の機内食案内[10]東京~ローマ

2016-05-11 15:41:40 | 機内食
&GPに 「世界の機内食案内[10] 東京~ローマ」 がアップされました。

昨年12月に乗ったアリタリアのエコノミーの機内食の紹介です。

世界の機内食案内[10]東京~ローマ



記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/36375/

&GP
https://www.goodspress.jp/

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サントリーニ島での朝食

2016-05-10 07:58:39 | お出かけ&旅行
私が今いるのは、ギリシャのサントリーニ島です。



エーゲ海に浮かぶ小さな三日月型の島で、島の至る所で海が見えます。



ここに2泊滞在していますが、朝食はエーゲ海を眺めながら、という贅沢さ。






ギリシャヨーグルトがクリーミーで濃厚


朝からピーカンパイとティラミスも



こんな素晴らしい朝食ですが、翌朝は早い時間の出立のため、ホテルのレストランで朝食が食べられません。

冷蔵庫に朝食が入っているので、それを食べるように、と言われ、見てみたら、サンドイッチ、バナナ、リンゴ、洋ナシ?がありました。



部屋でお湯は沸かせるので、インスタントコーヒーは淹れられますが、何ともわびしいものです。

しかも、5:30起き!
寝坊しないようにしないと



部屋にテラスがあるので、せめてここで食べましょうか(笑)


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野生酵母で発酵させたランビックビール

2016-05-09 10:00:00 | ワイン&酒
初体験のベルギービールです。
先日お裾分けいただいたのをGW中に飲んでみました。


Timmermans Tradition Blanche Lambicus (ベルギー)
ティママン トラディション ブランシュ・ランビック 

ランビックビールは、野性酵母で発酵させたベルギーのビールのこと。

この「ティママン・ブランシュ」は、野生酵母で自然発酵させたビールにハーブを加え、それからさらに発酵させているホワイトビールです。



麦芽、ホップ、小麦に、コリアンダーが加えられています。
小麦が多く使われているので、タイプは “ホワイトランビック” になります。

コリアンダーはハーブの一種で、別名パクチー、シャンツァイ。
パクチーは葉っぱの部分を食べますが、ドライハーブにするのは種(コリアンダーシード)で、両者の風味はまったく違います。

飲んでみると、ふわっとまろやかな酸味があります。
オレンジやレモンの皮のフルーティーなニュアンスがあり、泡のキメが細かく、口当たりがとてもやさしいビールです。色は薄め。
キリッと飲むより、ゆるゆるまったり飲みたいタイプ。


シャンパーニュのようにコルクとワイヤーで栓がされています。
容量375ml、アルコール4.5%。


ベルギーで1702年から続くティママン醸造所  -モグラ?がカワイイ~


コルクとワイヤー  一見するとシャンパーニュ!

スパークリングワイン的な要素が多いので、グイッと飲まず、週末の夜や休日の午後などに、軽めのチーズでもつまみながら、のんびり飲むのがオススメ。

これは ほっこりします


(輸入元:池光エンタープライズ)

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トルコのワインとチーズ@イスタンブール空港

2016-05-09 08:04:33 | お出かけ&旅行
今回の出張先はギリシャで、トルコのイスタンブールを経由し、アテネからエーゲ海の島に入りました。



イスタンブール空港でトルコのワインを見ましたが、思いのほか高い!
大半が20ユーロ以上で、40、50ユーロなんていうワインも普通に置かれていました。
空港に置かれているブランドだからの価格だと思いますが、もう少し砕けたものもあると、面白かったんですけどね。

いずれにしても、旅は始まったばかりなので、トルコワインの購入はパス。



トルコのチーズも色々あり、こちらは手頃な価格のものがけっこうあったので、欲しかったですが、冷蔵品なので、諦めました。



帰国の際にもイスタンブールに寄りますが、夜中なので、店は開いていない可能性が高く、今回はトルコのチーズは無理そうかな・・・



あれこれ考えつつ、長かった初日が終わります



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スペインの「マンサニージャ」はお役立ちワイン

2016-05-08 10:00:00 | ワイン&酒
このGWは、私が普段飲まないようなものを、家でいくつか飲んでみました。

まずは、スペインのシェリーのひとつ「Manzanilla ―マンサニージャ」


Manzanilla MICAELA  Bodegasu Baron (Spain, Sanlucar de Barrameda)

シェリースペイン南部のアンダルシア地方でつくられているワインで、独特のつくり方をすること、アルコールを添加すること、辛口、甘口、極甘口があること、ソレラシステムで熟成されること、などが、大まかな説明になるでしょうか。

白ブドウを白ワインとして発酵させるところまでは、普通の白ワインと同じです。
ところが、発酵が終わり、透明な白ワインができたその表面に、「フロール」と呼ばれる産膜酵母が白い膜状に張ってくるのです。
この産膜酵母がワインを空気に触れさせるのを防ぐため、ワインの色はそのままの状態でありながら、独特の香りや風味をワインにもたらします。

シェリーとして最も有名なのは、辛口の「フィノ」でしょうか。
フロールの下のワインを試飲し、色が白ワインのように淡く、味わいがデリケートなものが「フィノ」になり、色が濃くて味わいがしっかりしたものが「オロロソ」になり、それぞれの熟成工程へと進みます。




シェリーはアンダルシア地方の3つの町でつくられていますが、サンルーカル・デ・バラメダ(Sanlucar de Barrameda)という町で熟成されたフィノタイプのシェリーは、「マンサニージャ」と呼ばれます。

つまり、私が飲んだマンサニージャは、白ワインのような透明の外観をした辛口シェリーです。

マンサニージャの町は、大西洋に面した川の河口付近にあるため、涼しい海風の影響で、フロールの状態が安定し、より繊細で軽く、ソフトなものに仕上がると言われます。また、海風の潮の風味が感じられるものもあるとか。

ボデガス・バロンの「ミカエラ」は
、軽いタッチの口当たりで、ピュアな透明感があり、やさしくかつスッキリとした味わいが楽しめます。
それでいて、ナッツのような濃厚な余韻もあり、なかなかいいバランス。

酒精強化されていて、アルコール度数は15%ありますが、でも、デリケートなスタイルなので、アルコールの強さはあまり感じません。



フィノタイプは、アペリティフとして、何かつまみながらサッと飲むのが定番ですが、このマンサニージャは独特の風味のある白ワインを飲んでいる感覚に近く、フードとも幅広く合わせられます。

3日間にわたり、私が家で試したのは、スペアリブ、巻寿司、いなり寿司、エビフライなど。
スペアリブの甘辛いタレも豚肉もマンサニージャによく合いました。
いなり寿司もおいしく、柚子ポン酢をかけてみたエビフライとも上々でした。

思ったよりも使い勝手がよく、これからも家ゴハンで飲みたくなりました。

マンサニージャは独特の風味があるので、慣れなと最初は飲みにくいかもしれませんが、色々なフードと合わせやすいですから、ワイン持ち寄りパーティーにこれを持参すると、他の人とはかぶらない上、いいアクセントになってくれるかと思います。

シェリーは色々と種類があり、どれを選んでいいかわからなくなりますが、まずはこのマンサニージャを覚えておくと、かなりお役立ちです

(輸入元:キムラ)

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今度はちょい長めの海外出張へ

2016-05-07 14:32:16 | お出かけ&旅行
先日傷めたギックリ腰がまだ治らない中、今日これからまた海外出張に出かけます。
GWにも整体に行きましたが、出発までに完治しなくて残念。

途中で2回乗り継ぎがあり、最初のフライトは12~13時間ほどかかるので、これがまず心配。
幸い、webチェックインで通路側の席を確保できたので、自由に動けるのが救いです。

今年に入ってからは、1月の雪かきで痛めた右腕が痛いまま2月に欧州に出かけ、
3月は、熱は引いたものの咳が治まらない状態でまたまた欧州に飛び、
4月は、直前にギックリ腰になり、激痛に耐えながらの出張でした。

そして今回は、先月のギックリ腰が治らないまま、と、毎回、不調を抱えながらの旅です。

病院で処方された痛み止めに、湿布も携え(日本製で、匂いのほとんどしないタイプ)、ちょっと長めの出張に行ってきます。



そんなわけで、1日早く母の日の花を贈りました


wifi環境があれば、旅先からも記事を投稿しますね。

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台北のワインレストランで

2016-05-06 12:16:10 | お出かけ&旅行
先日の台北での「Global Wine Meeting」出張の最後の夜、事務局スタッフに誘われ、台北市内で夕ごはん兼打ち上げに行ってきました。

どんな店?と聞いても、彼らもわからず、ただ「台湾のソムリエ協会会長の店?」という情報のみ。

タクシーで向かい、いよいよ到着! - SOWIESO



店に入ると、見知った顔の方がいました。
昨年9月、アジア・ワイン・トロフィーの審査員として韓国に出張した際に、同じく審査員だった方で、Asia Wine Institute -Taiwanの会長をされています。
彼は台湾のワイン事情についてプレゼンテーションも行なったので、よく覚えていました。


Mr. Chang-Wei HUNG (John)   Asia Wine Institute -Taiwan President

まさか台湾で再会し、店を訪問できるとは!
が、韓国で会った審査員の面々は世界で活躍している人たちなので、世界各地でひょっこり再会することがあったりします。
たとえば、このミーティングのスタッフのM氏とは、今年に入ってから2、3、4月と連続して会ってます。また、別のスタッフのO氏とは今年に入って2回めの再会です。縁もあるのでしょうけれど。


Trapiche Broquel Chardonnay 2012 (Argentina)

さて、カナダ、フランス、ベネズエラ、韓国、日本という構成の我々6人がまず飲んだのは、樽で熟成させたアルゼンチンの名門トラピチェのブロッケル・シャルドネ。

私がこの時に個人的に飲みたいなぁと思ったのは、疲れて喉が渇いていたので、シュワッとしたスパークリングか、スッキリ爽やかな酸のある白ワインでしたが、彼らの選び方を見るのは興味深いものでした。

食事はお任せでお願いし、ワインはメンバーの希望と店のオススメを取り混ぜながら。


Sangiovese di Romagna Riserva 2008 Umberto Cesari (Italy)

ジョンさんはワインの輸入もされているようです。

ワインは他にも飲み、ビールも飲んだりしていますが、隣のテーブルともゴチャゴチャ行き来したりがあったので、すべての写真が残っていない上、ピントもズレたものばかり(笑)



ワインに合う西洋系料理が色々と出てきました。





締めのデザート 「Mango Cha Cha マンゴーチャチャ」 
“マンゴーチャチャ”というかわいい響きがツボに入り、皆がこの名前を連呼していました(笑)



下はアイスクリームで、カットマンゴーとマンゴーのシャーベット、ハート型のマシュマロをトッピングという見た目もかわいいデザートでした。

マンゴーチャチャで落ち着いたので、他のテーブルと合流してまだまだ飲んでいるメンバーを残し、私と数名は早々に引き上げてきました。



台湾では、外でワインを飲む機会がなかったので、台湾のワイン事情を直接見たわけではないですが、スーパーのワイン売り場を見ると、日本と同じワインがあっても、価格は高かったです。
一方、ビールは安く、缶ビール330mlが30元前後で買えます。※1元=4円で計算
台湾の気候風土もあり、ワインよりもビールの方がよく飲まれていると思います。

ですから、ワインが飲める店、しかもいい状態、いい環境で飲める店というのは、台北という大都市であっても、日本と比べると少ないのではないでしょうか。



この店は、料理も店の雰囲気も、東京のワインレストランにいるのと変わらなくて、しかも一緒に飲んでいるメンバーはインターナショナルだし、台湾にいることを忘れそうになりました。



店のマダム厳選のチーズプレート

私たちが陣取ったのは、オープンテラス席。
いい気分で台北最後の夜を楽しみました。


テラス席から見た店内

台北でワインが飲みたくなったら、ここを思い出してみてはいかが?



SOWIESO Restaurant
台北市四維路88號
No. 88, Siwei Rd, Da’an District, Taipei City, Taiwan 106

Facebook https://www.facebook.com/sowieso88/

※店名のsowiesoの発音は“ゾヴィゾー”
ドイツ語です。英語ではanyway、とにかく、どっちにしても、という意味です。

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聖加海南雞飯@101地下美食街

2016-05-05 10:00:00 | お出かけ&旅行
先日の台湾出張の際、台北で食べたランチの第2弾です。

出張先のご近所だった台北のランドマーク「台北101」の地下のフードコートを大いに活用しました。
※ランチ第1弾も101のフードコートにて → コチラ



聖加海南雞飯 SINGA Chicken Rice   Taipei101地下美食街(Taiwan)

前夜のディナーが重かったので、この日のランチはあっさりめがいいな…と、鶏肉にしてみました。
塩味の蒸し鶏と青菜、スープ(セロリ入り)、ごはんのセットで160元。

鶏がやわらかく、しっとり。軽い塩味がついていて、そのまま食べてもおいしいですが、塩味の白っぽいタレとピリ辛の赤いタレを付けると、また違うおいしさが楽しめます。
青菜はタレがかかっていますが、ほとんど味がないような感じだったので、塩ダレやピリ辛ダレにつけて食べてもおいしかったです。



このセットで160元、日本円に換算すると約640円。
安くておいしいので、行列が絶えません。



フードコートのどの店も、セットメニューの価格帯は100~200元前後が多く、広いテーブル席で自由にサッと食べられるため、近所のビジネスマンやOLらしい人の姿も多く目にしました。

店舗も多く、バラエティ豊かなので、毎日ここに通っても飽きないかも(笑)
日本の寿司やカレーの店もありました。




冷たいデザートの店 45~55元。
テイクアウトするOL風の人が多く、彼女たちはオフィスでランチデザートを楽しむのかも?




フードコートにはモスバーガーもありました。
価格はセットメニューで150元前後ですが、まわりの料理屋の定食セットメニューと比べると、割高な印象を受けました。並んでいる人は20代前後の若い世代が多かったです。




台北101のB1フロアにはスーパーマーケットの「Jasons Market Place」が入っているので、食品やちょっとした土産物を買うのに便利。
私はここで台湾ビールも調達しました




台北101地上101階、高さ509mの超高層ビルで、竣工の2004年時は世界一の超高層建築物だったそうですが、現在は世界10位くらいらしいです。



ビルには展望台があり、入場料を払えばエレベーターで上がれます。
展望台の受付は地下1階にあります。

2016年5月現在の入場チケットは、大人1枚500元。けっこういいお値段ですよね。
あの小龍包の「鼎泰豐(ディンタイフォン)」でもビール付きの軽い食事ができます。

展望台に上るか、フードコートで飲食三昧するか、個人のお好みで(笑)

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台湾豪華晩餐-An exotic gala dinner in Taiwan

2016-05-04 10:00:00 | お出かけ&旅行
昨日紹介した小龍包の店は、台湾初日の晩のひとりご飯でしたが、今日紹介するのは、私が台湾に出かけた目的である「Global Wine Meetings」の主催者によるガラディナーの料理を紹介しましょう。

台湾の料理には不案内ですが、これらが伝統的な台湾料理?


カラスミ、酔っぱらい鶏、クラゲ、チャーシュー、豆腐ロールなど





ワイングラスが並び、洋風ディナーな雰囲気ですが、ターンテーブルのある円卓でした。


冷前菜盛り合わせ
Dried mullet caviar, drunken chicken, barbecued pork cheek, jelly fish, bean curd roll

取り分けた皿がトップの画像です。
日本でも食べなれたものが並びます。


山海のさまざまな食材の炒め物
Wok fried scallops, lily, purple yam, black fungus, sea cucumber

紫色のヤム芋が鮮やか!ユリ根、ナマコ、ホタテと色々入り、ヘルシーで華やかな一皿。
アジア人以外の方は、この色彩の美しさに驚いていました。


スープ
Double boiled pork rib soup, fish maw, lotus seeds, sea whelk, conpoy

滋味なスープ。蓮の実、魚の胃袋、貝、干し貝柱などが入り、薬膳スープ的。
ひとり一皿。これはお腹がふくれます。でも、スープは本当においしい。


アワビと茸のオイスターソース炒め
Braised abalone, oyster sauce, lin chi mushroom

小さくて茶色が濃いものがアワビで、肉厚の大きなものがキノコの霊芝(れいし)。漢方薬でしか名前を聞いたことがありませんが、大きな姿の現物がドーン!ゴージャス!


海鮮版メンチカツ?
Deep fried seafood cake, spicy X.O. sauce

シーフードをミンチにしたものを揚げたもの。海老が主体と思われる味でした。
メンチカツみたいなので、これは誰でも食べやすいですね。


鱈と豆腐の蒸し物 醤油ソース
Steamed cod fillet roll, whole garlic, soya sauce

なんてことはない料理ですが、この鱈がおいしくて、醤油を使ったソースも絶品!
カナダ人女性もおいしい♪と絶賛していました。


鶏ももレッグのロースト 豆乳ソース
Roasted chicken leg, preserved bean curd sauce

preserved bean curdは腐乳(豆腐に麹を付けて塩水の中で発酵させたもの)らしいのですが、漢字のメニューを見ると「豆乳」となっているので、豆乳ののソース?あまりクセはなく、鶏もも肉ということもあり普通に食べられる一皿でした。


焼きシーフードチャーハンのマイルドカレーソース
Baked fried rice, seafood, mild curry sauce

焼きプリンのように見えますが、シーフード入りのチャーハンにまろやかな辛さのカレーソースをかけて、グラタンのように焼いたもの。
わあ、不思議。焼きリゾットみたい。ひとり一皿というか、一鉢。超ボリューミー!



紫タロ芋とサゴヤシとツバメの巣の甘いスープ
Sweetened taro soup, sago, jelly nest bird

いよいよデザート。タロイモとサゴヤシ(タピオカの原料になる植物)に、高級食材のツバメの巣が入った、どろ~りとした食感の、冷たくて甘いデザートスープ。日本の冷やし善哉みたいな感じでしょうか。これもひとり一鉢。どろ~り重くて、甘いもの好きの私でも、これは量が多い~


季節のフルーツ Seasonal fresh fruits


アイスクリーム Ice cream

最後の最後に、日本の「明治」のアイスクリームがカップのまま登場しました!
フレーバーはいくつかあり、私の席には“ストロベリーチーズケーキ”が置かれました。
日本のスイーツは確かにおいしいですが、この席で出されるとは意外!
いささか腑に落ちないなぁ~と感じながらも、おいしくいただきました(笑)



※会場はグランドハイアット台北



上で紹介した料理は、食材も豪華ですし、特別な時のごちそう料理だと思われます。
ごく普通の台湾の食事を体験してみたいですが、初台湾、かつ短い出張では難しいですね。

台湾は日本からとても近いので、次はぜひゆっくり再訪してみたいものです。

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