ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

wine+oneでBYO公認ワイン&レストランを探そう!

2014-10-22 10:00:00 | ワイン&酒
小売店で購入したワインを飲食店に持ち込むこと を、BYO (Bring Your Own)といい、海外ではおなじみのシステムです。

しかしながら、日本ではこのシステムはまだまだ浸透していません。

店主の知り合いや常連客などの一部の客にだけ認めている店もあれば、まったくNGという店、また、高い抜栓料を払えばOKという店もあります。

ワインショップの店頭で見つけたワインを、誰かと一緒にレストランで飲みたいと思っても(自宅に呼べないケースもありますからね)、持ち込みができなければ、購入するのをあきらめてしまうこともあるのでは?
というところから、これから紹介する 「ワインプラスワン」 のサービスがスタートしました。



先日出かけた試飲会の会場に、「ワインプラスワン」 の展示コーナーがあり、運営している事務局の方に話を伺ってきました。




これらグリーン、オレンジ、メタリックの3色のステッカーシールのいずれかが貼られているワインを小売店で見つけたら、それはレストランへのBYO可能なワイン というサイン です。




ステッカーの色により、持ち込み可能なワインの価格と、持ち込み料が決まります。


【グリーン】 税抜き価格 2,000円未満のワイン → 持ち込み料 800円

【オレンジ】 税抜き価格 6,000円未満のワイン → 持ち込み料 1000円

【メタリック】 税抜き価格 6,000円以上のワイン → 持ち込み料 1500円




持ち込めるワインは、上のいずれかのステッカーが貼られているワインに限られます。

持ち込めるレストランは、「ワインプラスワン」提携飲食店に限られます。

どのワイン&どのレストランでもOKということではありませんので、ご注意ください。



持ち込めるレストランは「ワインプラスワン」のHPに掲載されていますので、早速探してみましょう。
もしかしたら、気になっていたレストランが登録されているかもしれませんよ?

また、3種のステッカーが貼られている小売店も、同HPに掲載されています。
実店舗だけでなく、ネットショップも登録されています。
提携レストランでは、それぞれのルールがありますので、各レストラン情報をしっかりとチェックしてください。

HPには、現在エントリーされているワインも掲載されていますので、まずは飲んでみたいワインから探していくのも楽しいですね。



「ワインプラスワン」の新システムは、わたしたち消費者にはとても嬉しいサービスですが、レストランやワインショップにも嬉しいサービスだと思います。
自分の店も掲載してほしい!と思ったら、無料でエントリーができるからです。

輸入業者や生産者にも、自社のワインをアピールするいいチャンスです。

消費者+ショップ+飲食店+輸入業者・生産者 がつながり“ひとつの輪に”なるって素晴らしい

提携ショップ&レストラン&ワインは随時アップデートされていますので、HPは定期的にチェックすることをオススメします



          ワインプラスワン  http://wineplusone.jp/
          運営:ワインプラスワン事務局 (Tokyo Wine Complex)


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