ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ワインラベルにおける偶然の一致!?

2009-05-03 14:40:57 | ワイン&酒
(社)日本ソムリエ協会の機関誌「sommelier」107号(3/15発売)の52ページに、2月に開催されたオレゴンワイン試飲会のレポートを私が書いているのですが、

「ファイアースティード」ワイナリーの新しいリースリングワインのボトルの写真を載せていたので、たまたまオーナーであるハワードさんが3月中旬に来日した折にこの記事を見せたところ、彼の目が光りました。



左下が「ファイアースティード」の写真

彼は、もう1枚載せていた 「CLOUD LINE」 (写真右上)とファイアースティードのラベルのデザイナーは同じ人物 だというのです!



FIRESTEED Oregon Riesling 2007

ファイアースティードの白ワインはピノ・グリが人気で、私も大好きですが、
リースリングが新しくラインナップに加わりました
リースリング好きにとっては嬉しいですね~



CLOUD LINE   Pinot Noir 2007 (左) Pinot Gris 2007(右)

この「クラウドライン」は、オレゴンのワイン生産者たちの共同プロジェクトから生まれたもので、オレゴンワインを手軽に楽しんでもらおうという目的があり、価格がお手頃になっています。(輸入元:三国ワイン、希望小売価格 3,000円)

ブルゴーニュの名門が進出した「ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン」のワインメーカー、
ヴェロニク・ドルーアン氏がスーパーバイザーとして参加していて、
「クラウドラインの父親が私なら、母親はヴェロニクだよ(笑)」 と、ハワードさん。

それにしても、知らずに同じデザイナーのラベルを掲載用にチョイスしたのは(私が選んだのですが)、なんという偶然!いえ、神のお導き?(笑)


SILVER LINIIG Red Wine 2003 Cloud View Estate (Napa Valley, CA)

偶然といえば、こちらのラベル、上の「CLOUD LINE」に似ていませんか?
3月上旬に開催されたカリフォルニアワインの試飲会で見つけ、思わずカメラに収めました。

色使いといい、デザインといい、とてもよく似ています。

silver lining (シルバー・ライニング)とは、黒い雲の間から覗く銀色のふちのことで、 「不幸の中に見える明るい希望、希望への兆し、明るい見通し」という意味として使われます。

どちらも 「雲」 がテーマであるためこうしたデザインのラベルになったと思いますが、こんなふうに出会えたのも面白い偶然ですね。



SILVER LINIIG は同じ米国でもずっと南に下ったカリフォルニアのナパ・ヴァレーのもので、メルロ84%、カベルネ・ソーヴィニヨン16%という構成です。
カリフォルニアらしい果実味の豊かさがありますが、涼しげでエレガントなニュアンスも持ち合わせています。
(輸入元:デプトプランニング、希望小売価格 5,500円)

CLOUD LINE とは品種が違うので、味わいの比較試飲はできませんが、CLOUD LINEの白、赤、SILVER LINING の順にサービスする、なんていう楽しみ方はできそうで、出された方はちょっとビックリするかもしれませんね

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