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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

これは唸った!スペインワイン

2008-05-16 00:09:26 | ワイン&酒
生ハム、オリーブオイル、シェリー、気軽に楽しめるスペインワインと、色々なスペインを紹介してきましたが、「これはやっぱりスゴイわ~」 と思うワインがスペインには当然あります。

ン万円という超高価なカルトワインは置いといて、

法律で熟成期間が長く決められているスペインだからこそ、こんなワインが今でも市場にあるんだ~と感心したのがこちらのワイン。



Monte Tore Reserva 1997 <日本上陸10周年記念ワイン>
Bodegas Ramon Ramon DOトロ

タンニン量が多く、チョコ、ココアの風味が現れていて、複雑さがありながらもまだまだこれからという感じでした。
フレンチオークで32ヶ月、ボトルで6年以上熟成させている素晴らしいワインで、ラベルの赤丸は日本を意識しているとか。
日本に入るようになってちょうど10年ということで、日本向けにつくった特別品
ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)100%。
値段は、驚きの3000円台!(秘密にして買い占めたいほど




Pago de Los Capellanes  DOリベラ・デル・ドゥエロ

テンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドの赤。
特にいいなと思ったのが、クリアンサ(中)とレセルバ(右)

どちらもカベルネは10%のみで、ヴィンテージは03年。
クリアンサは厚み、まろみ、飲みごたえがあっておいしく、私はこれで充分満足です(輸入元希望小売価格:6,000円台半ば)。
レセルバは当然旨く、なめらかでしなやかですが、1万円というのを考えると、それはそのくらいするでしょうね・・・と、納得。




SVMMA VARIETALIS 2003 Pagos de Familia Marques de Grinon

(+)は「スンマ」と読みます。
正直言って、これはラベルに惹かれました 

でも、味は当然ちゃんとしたもので、タンニンが緻密で、果実味とのバランスがよく、日本初上陸。
シラー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、プティ・ヴェルド20%のユニークなブレンドです。




(左)プティ・ヴェルド 2003 (右)エメリトゥス 2004

これらもマルケス・デ・グリニョンのワインで、上の(+)も含め、3本ともDOドミニオ・デ・バルデプサ

(左)は本当にプティ・ヴェルド100%で、タンニンの骨格はがっしりとしているけれど果実味がよく熟し、レーズンを思わせる甘い余韻があります。

(右)はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、プティ・ヴェルド33%、シラー17%のブレンド。オークの香ばしい感じがあり、複雑味もあって、スタイリッシュでエレガント。繊細で高貴で、洗練された印象が強く、こちらも余韻に甘さを感じますが、プティ・ヴェルドよりは軽やかです。

プティ・ヴェルドはまだ手を出せますが、エメリトゥスは1万円超。
でも、コストパフォ^マンスで考えてみたら、やっぱりスペインワインはお買い得が多いかも。

(輸入元:ス・コルニ)

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けっこうしてしまうワインのジャケ買い

2008-05-15 10:00:56 | ワイン&酒
ワインの中身、味はもちろん大事ですが、
私は外見を重視することも多く、いわゆる「ジャケ買い」をけっこうしてしまいます

だって、同じ飲むなら自分の気に行ったボトルやラベルを眺めながら飲む方が楽しいですし。



飲みに行くときも、迷ったときはボトル数本を見せてもらい、外見でピンときたものを選ぶこともあります。
ボトルを見ると、文字情報だけでは思い出せなかった過去に飲んだワインだ!とわかるケースもあり(網膜に焼き付けられたイメージの記憶ってけっこう正確に残っているものです)、それをひとまず除いて、残りの候補の中から絞り込みます。



さらっと楽しくカジュアルに飲みたい場合はポップで楽しいラベルのものを、静かにどよ~んと飲みたいときは渋めのラベルを、新しい造り手のものを飲みたいときはスタイリッシュなラベルのものを自然に選んでいるような?(笑)

特に、ポップでカワイイボトルやラベル のものは試飲会でも目が行くことが多く、そのワインが主役となるシーンが色々と浮かんできます。

例えば・・・今週は「スペイン」ワインを取り上げているので、試飲会で
これは楽しく飲める~と思ったスペインワインをピックアップしてみたいと思います。



Bodegas Langa  (左)ガルナッチャ・シラー (右)シャルドネ
テーブルに置いたら楽しいなぁ~というポップでオシャレなボトルに入っていて、価格も1,000円台前半とお手頃。
スペインのDOカラタユという地域のワイナリーで、赤は果実味がスッキリとした軽快なタイプ、白は酸が爽やかでフレッシュでした。



Almansa (左)シャルドネ (右)ロゼ  (Hacienda El Espino)
こちらも、本来はスペインで伝統あるワイナリーなのに、こんなに軽快なデザインのボトルを新しくつくりました。価格はどちらも2,000円以下(DOアルマンサ)。

深さや複雑さは特に必要ない時、たとえば、休日のランチや昼下がりに気軽にひとりでも、ふたりでも、仲間とでも気軽に楽しみたい時、こんなワインがあると、肩肘張らずに誰もが楽しめるのでは?




もっと飲みごたえがあって本格的なタイプが飲みたいとき は、同じワイナリーのこちらのワインもオススメ。



(左)1707 プティ・ヴェルド (右)バターリャ・デ・アルマンサ
(Hacienda El Espino)

プティ・ヴェルドはボルドー品種ですが、これはとても野生的で面白いワインに仕上がっています。

バターリャはガルナッチャとシラーが50%ずつのブレンドワインで(Bodegas Langaの赤の全く同じ品種割合)、濃さと果実の甘さのバランスがちょうど良く、コストパフォーマンスがいい(輸入元希望小売価格1,800円)と思いました。どちらもDOアルマンサで、ヴィンテージは2005年です。

こちらはジャケ買いするワインじゃないですが、右のラベルのデザインはけっこう私は好みです

(輸入元:文祥堂)

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オススメ♪スペインワイン「アルマグロ」

2008-05-14 10:48:10 | ワイン&酒
スペイン第4弾は 「手軽に楽しめるスペインワイン」を紹介したいと思います。

どこの国にも気軽に楽しめるワインがたくさんありますが、「スーパー○○」と呼ばれる高級ワインも多く出現し、そうなってくると、「手頃な価格のワインなんかじゃ、あまり美味しくないのでは?」と思いがちになりそうですが・・・

先日出会ったこちらのスペインワインは、コストパフォーマンス抜群!で驚きました。



それが、フェリックス・ソリス社「ディエゴ・デ・アルマグロ」

フェリックス・ソリス社は1950年代からの歴史のあるワイナリーで、スペイン中央部、ラ・マンチャの南に位置する DOヴァルデペーニャス でワインづくりを行なっています。




今回は、創始者一族である フェリックス・ソリス・ラモス輸出統括部長 が来日し、「アルマグロ」ブランドを紹介してくれました。



Diego de Almagro (左から)
「クリアンサ04」、「レゼルバ01」、「グラン・レゼルバ99」、
「グラン・レゼルバ ファミリア98(限定品)」  (Felix Solis)

いずれもテンプラニーリョ種100%の赤ワインで、左から右にかけてグレードも価格も上がっていきますが、私が驚いたのはその価格

樽熟6ヶ月の「クリアンサ」の輸入元希望小売価格が1,000円以下

樽で2年、瓶で3年、計5年の熟成を経た「グラン・レゼルバ」が、しかも1999年産というのに、2,000円以下
「ファミリア」でも3,000円でお釣りが来ます


この4本で私のイチオシは・・・・
うーん、悩みますが、普段楽しむのなら「クリアンサ」、飲みごたえと熟成感を楽しむのなら「グラン・レゼルバ」でしょうか。

とにかく、「クリアンサ」は1,000円以下ワインとは思えませんし、「グラン・レゼルバ」も実に私好みの味で、これ1本を1人で抱えて飲みたいくらいです

フェリックス・ソリス社は現在スペインで非常に大きな企業に成長したということですが、大企業の良さを大いに活用しながら、きちんとした“農産物”のワイン「アルマグロ」をつくっていることに好感が持てました。



ところで、この「アルマグロ」という名前ですが、動物の「アルマジロ」にも響きが似ているし、なにか魚の「マグロ」の親戚みたいな感じもあり、日本人には親しみやすいですよね?
アルマ(Alma)はスペイン語で「魂、精神、人間、真髄」といった意味を持つので、ここいらあたりが語源でしょうか?

(輸入元:スマイル)

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スペインの白ワイン「シェリー」

2008-05-13 18:27:09 | ワイン&酒
スペイン第3弾は、ようやく「ワイン」です。

まずは、アンダルシア続きで 「シェリー酒」 を紹介します。

シェリー酒とは、スペインのアンダルシア地方のヘレス一帯でつくられる白ワインのことで、酒精強化(アルコールの添加)をすることと、その熟成方法に特徴があります。

「老舗の鰻のタレ」方式、つまり、古いワインに新しいワインを注ぎ足していくソレラ方式によって熟成させますが、熟成方法の違いによってさまざまなタイプがあるのが特徴です。

詳細は下記のシェリー委員会のサイトをご覧いただくとして、先日出会ったシェリーをいくつか紹介したいと思います。

http://www.sherry-japan.com/



メーカーにより価格もピンキリで、大手のものは手に入りやすい価格で販売され、味わいも飲みやすいタイプのものが多いように思います。

私は「シェリーは醤油に似ている」と思うのですが、それは、「有名でない蔵元や小さな蔵元には個性的なものが多い」からで、
価格はちょっと高めになりますが、自分の好みにバシッとストライク!というものや、ユニークなものに出会える可能性も高くなります。
先日紹介したオリーブオイルも同様ですね。



Alexander Gordon  (Marques de Irun S.A.)
ここのは自然につくった感があり、すーっとスムーズに入ってきます。
シェリーを飲み慣れない初心者にオススメ。


他に、サンルーカルにある家族経営の「Gaspar Florido社」も旨味たっぷりで、ちょっと塩気を感じるナチュラルな味わいが面白いと思いました。「シェリー通」にオススメです。





個人的には極甘口の「ペドロ・ヒメネス」が好きなのですが、
試飲会で色々試してみると、どのメーカーのものでも「オロロソ」が一番好みが多いわ~と再発見しました。
かなり濃い琥珀色で、クルミなどの甘い香りが特徴的に現れ、辛口なのにまろやかでコクがあります。
ちょっと「紹興酒」的な雰囲気もありますが、芳醇で飲みやすいタイプが多いと思います。

よく、「食前酒にシェリー」といわれますが、これだけ色々と種類があるのを全部食前に飲んでいたら、かなり酔っ払いそうですよね。
たしかに、ドライのフィノタイプなどはアペリティフに軽く1杯引っ掛けるのに最適です。
ですが、食事をしながらでも楽しめるタイプのシェリーもたくさんありますし、デザートワインとして楽しめるペドロヒメネスなどもありますので、バラエティ豊かなシェリーを楽しんでみてはいかがでしょうか?



ピンチョスなどのお供にもいいですね 

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スペインのオリーブオイル

2008-05-12 14:45:51 | おいしい食べもん
オリーブオイル といえばイタリア、というイメージが強いですが、実は生産量が最も多いのが スペイン

スペインの中でも、南部のアンダルシア地方のオリーブオイル生産量はスペインの8割を占めているといいます。

フラメンコ、闘牛、そして、シェリー酒もアンダルシアのもの。
食べて飲んで、見て、踊って・・・を楽しむなら、アンダルシアの地は最高かもしれません。



さて、オリーブオイルに話を戻すと・・・・



先日のアンダルシ産農産物展示会では、さまざまなオリーブオイルが紹介されていました。
同じエキストラバージンでも、口当たりがマイルドなものから、ピリリとする辛口のものまで、じつにバラエティ豊か。



大きな缶入り(5リットル)のものから、



使いきりのポーションタイプ(18ml)まで、サイズもさまざま(輸入元:大昌貿易行)。
この小さなサイズは機内食とかケータリングなどに便利そうです。



食卓にそのまま並べられるキュートなボトル(輸入元:アルスヴィタル)


>
こんな姿のボトルも使うのが楽しくなりますね
老舗チャンベルゴ社の完全無農薬有機栽培のオリーブオイルですが、注ぎ口の付いたコルクキャップが付いているので、スペインのグッドデザイン賞を受賞しているボトルだとか(輸入元:ケイアンドヨシックス)



ちなみに、オリーブオイルの世界三大生産地は、スペインとイタリアとギリシャ
その次のグループにはトルコなどがランクインします。

オリーブオイルは、国もタイプも、それこそ星の数ほどバラエティ豊かにあるので、色々試してお気に入りを見つけるのも楽しみのひとつでしょうか。



この大型ボトルもオシャレ~ (アルスヴィタル)



上の写真の右手前にある瓶は 「蜂蜜」
ハーブのタイムの花の蜜のほかに、イベリコ豚の食べるドングリの実から染み出す糖蜜を集めた蜂蜜があります。
イベリコ豚がいるからこその産物なんですね

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スペインの生ハム

2008-05-11 15:59:59 | おいしい食べもん
過日、スペインウィークだったと書きましたが、スペイン関連のことを連続で紹介していこうと思います。
まずはスペインの食品を。



スペインの食品 といって思い浮かぶのは、やっぱり 「生ハム」


ハモン・イベリコとか、ハモン・セラーノとか色々ありますが、
これらの違いについては、以前詳しく書きましたので、そちらを参照くださいませ(2007/12/15</atarget="_blank">
12/16)。

GW前に東京で開催された、アンダルシア製品の展示会にはいくつかのメーカーの生ハムが紹介されていました。



見事なハモンイベリコ


スライスされた真空パックは家庭でも手軽に使えて便利


色々食べ比べましたが、最終的には好みで選ぶしかないというほど、どれも美味しかったです。
ただ、切り方によってかなり味の出方が違ってくると感じたので、カットの技術は重要なポイントだと思いました。



スペインでは、生ハムをカットする職人のことを「コルタドール」といいます。

昨年の11月、日本でも「アンダルシア産イベリコハム公式コルタドール」のコンクールが開かれ、その公開決勝を見てきたのですが、選手のみなさんの手際のよさに感心しました。

審査は、手際のよさ、カット技術(見た目の美しさ)、指定分量のカット(50gや100gといった指定量を自分の目で測りますが、これは難しいです)などがあります。



優勝したのは、茨城県水戸市で「スペインバルGANCHO」を経営する
後谷高光(うしろやたかみつ)さん(前列中央)



後谷さんがカットした生ハム


優勝が決まった後のレセプションでカットを披露する後谷さん



店に 公式コルタドールがいるかどうかというのも、今後のスペイン料理のお店選びのポイントのひとつになってくるかもしれませんね。


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醤油入り「みたらしプリン」

2008-05-10 14:07:21 | 甘いもん
先日、夕方のTV番組の中で、

プリンに醤油を入れて作った 「みたらしプリン」 を紹介していました。


「みたらし」というと、甘辛いお醤油のタレの付いた「みたらし団子」を思い浮かべますが、あのタレの風味はたしかに他のものにも使えそうな感じがします。

今回紹介されていた「みたらしプリン」は、秋田県の会社「四季菜」が製造したもので、醤油の割合をどのくらいにするかという研究を長い期間かけて行ったとのこと。
これは企業秘密と言うことで、TVの画像でも、プリン液に醤油を注ぐ場面は、マル秘マークで隠されていました。



プリンに使われる卵は、地元秋田の  「和種もみじ」 のもの

肝心の醤油は 「石孫本店・蔵」の無添加醤油 「百寿」



当のプリンは画面で見ただけですが、醤油の風味が香ばしそうで、これはけっこうイケるんじゃないでしょうか。


あの昔懐かしい「カンロ飴」も実は醤油味。

現在は 「塩」味のスウィーツがブーム ですが、和の洋菓子もここ数年多く出ています。
次は、「和」の調味料の代表ともいえる「醤油味スウィーツ」のブームが来るかも?



プリンは通販で買えますが、現在(11日まで)JR仙台駅2階中央改札前にブースが出ているようですので(東北各地のフェアにちょくちょく出ているようです)、近くの方は覗いてみてはいかが?1個315円です。


通販のページを見ると 「ハチ公プリン」 というのもあり、これもなかなか可愛くて惹かれます

こちらは3個525円とお値段も可愛く、お土産にしたら喜ばれそう。

チャンスがあれば、どちらも食べてみたいです。


 四季菜  http://www.akita-shikisai.com/
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ワインセラーリコール情報

2008-05-09 22:19:09 | ワイン&酒関係雑記


web 「ワイン村」 を見たら、こんな情報が!
(けっこう役立つ情報がアップされているんですよ



下記の ワインセラーがリコール 対象になっています!
(リコール日:2008年4月8日)

http://www.dometic.co.jp/info/info_080407.html (経済産業省のHP)



ドメティック株式会社 取り扱い

エレクトラックス社製  「ワインクーラー」 RD2000
                  「小型冷蔵庫」   EA0601、RA212

リコール内容は、「製造工程において、冷媒回路配管内への油分混入により、長期使用に伴い、配管にピンホールや亀裂が生じ、冷媒に含まれる水素ガスに引火する可能性が判明したため」



対象製品はすべて回収するそうで、1台につき2万円が支払われます。
詳細、および ドメティック株式会社のリコールURLはコチラ。

http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/080408-1.html


私の所有しているものとは違ったのでほっとしましたが、これから夏に向かう季節にワインセラーが故障すると、悲惨なことになります。
ぜひ、お使いのセラーをチェックしてみてください。

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5月9日はアイスクリームの日

2008-05-09 09:25:57 | 甘いもん
「○○の日」というのがよくありますが、

5月9日はアイスクリームの日   

日にちは知らなくても、誰もが一度は耳にしたことがあるのでは?

これは、

「1869年5月9日に、横浜の馬車道でアイスクリンが製造販売された」 ことが背景にあるようで、当の馬車道では、この日にアイスクリームの無料配布などのイベントを過去に行ってきています。
今年は調べてもヒットしないので、馬車道での無料配布はなくなったかもしれませんが・・・



ほかに何か美味しいイベントはないのかなぁ?と探してみたところ、

日本ユニセフ協会 がアイスクリームの サーティーワン とのタイアップで、
「Free Scoop Night」 というイベントを開催するという記事を発見!


サーティーワンの各店頭でユニセフに募金した人には、好きなフレーバーのアイスを1スクープ(ひとすくい)プレゼントしてくれるという内容で、
5月9日の夕方の2時間だけ実施されます。

店舗により開催時間帯が異なるので、サーティワンのHPの各店舗のページで確認してくださいね。
私も、自宅の近くのショップ数軒をチェックしてみましたが、
ちゃんと1店舗ずつ 「フリースクープナイト」 の実施時間帯が出ていました。




今回の募金で集められたお金は、西アフリカのブルキナファソという国の子供たちに初等教育を広めるためのプロジェクトに充てられるそうです。
募金のお金はいくらでも良さそうですが、常識の範囲内で出したいもの。

ちなみに、ユニセフのHPにも出ていましたが、1ドル相当の募金(100円ちょっと)で、1人の子供にノート1冊、鉛筆1本、定規1つが買えるのだとか。


ただアイスをもらえるだけのイベントではなく、こうした社会的に意義のあるものだと、参加した人の満足度もより高くなるように思います。


ユニセフのキャンペーン紹介ページはコチラ
このHP内にサーティーワンのHPも紹介されています

http://www.unicef.or.jp/partner/event/br31ice/index.html



一昨日紹介して大人気だった「カピパラ」さんの別ポーズをアップします。
単なる“巨大なネズミ”ですが、ネズミと違った“のっそり感”が人気の秘訣?
何考えているんでしょね?(笑)

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ドレスデンのワインショップ

2008-05-08 15:38:11 | レストラン&店
(社)ソムリエ協会のweb 「ワイン村」 のメンバーで、
駐在先のドイツからいつも興味ある話題を提供してくれる 沼尻 さんから
#「ドイツ特派員便り」

5月1日、ドレスデンにワインショップをオープンしました 

という が届きました。



10年間務めていた現地のワイン会社を辞め、とうとう独立したということですが、沼尻さんの以前の勤務地は、ロマンチック街道で有名なローテンブルグ

近いうちに遊びに行きたいと思っていたので、ローテンブルグから彼がいなくなるのはちょっとショック ・・・
でも、独立というおめでたい理由ですから仕方ありません。


それにしても、なぜ、ドイツの東のはずれのドレスデンへ 

たしかに、昨年私がドレスデンにワイナリー巡りに行く際に、沼尻さんにも一緒にいかがですか?と声をかけさせていただきました。
でも、予定が合わず、それは実現しなかったのですが・・・


いずれにしても、ドレスデンでのワインショップオープンの話は嬉しいニュースで、ドイツ13地域のワインはもちろん、ガイド誌にない優良ワイナリーのワインを揃えていくとのこと。

でも、私がドレスデンに行くのが半年遅かったら開店に間に合ったのに・・・
行ってきたばかりですが、また行かなきゃ、ドレスデン!



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ということで、沼尻さんの店はコチラ

『DWG Handel』 (デーヴェゲー・ハンデル) 

「Remenber Dresden」(リメンバー・ドレスデン)という、ドレスデンのお土産類などを扱う建物の地下にあるそうですが、ここって、私がしょっちゅう通っていたフラウエン教会の前の広場の一角じゃないですか!
灯台下暗し・・・とはよくいったものです・・・




これがドレスデンのフラウエン教会
この写真の右手あたりが「リメンバードレスデン」


住所:Rampische Strasse 7 An der Frauenkirche 13 , 01067 Dresden

電話:0351-2092931(5月15日より)

FAX:0351-2092932(5月15日より)

メール:13dwghandel@live.jp

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お店のHPはまだこれからということですが、沼尻さん個人のブログはコチラ
http://blogs.yahoo.co.jp/spitze1005


「リメンバードレスデン」のHPはコチラ
http://www.remember-dresden.com/English/index.htm


ドレスデンに行かれる方は、ぜひ覗いてみてください 

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食を「選ぶ」ということ

2008-05-07 14:49:53 | おいしい食べもん
食品の値上がりが続く中、食べ物の廃棄率 がかなり高いという現実を新聞の記事で知り、なんだかやりきれない気持ちになりました。

家庭においても、冷蔵庫にしまいこんであったものをいつのまにか腐らせてしまっていたり(昨日、実際に家の冷蔵庫でも体験)(苦笑)ということがありますが、家庭での廃棄率は3.7%とのこと(06年度の統計)。

レストランでも客の食べ残しなどがあるので、けっこう廃棄率は高そうですが、意外にも家庭よりも少ない3.1%
これは、必要な分だけ仕入れて使い切るようにしているからだと思われますが、

20年間、客の残したものを使いまわしていた某高級料亭の廃棄率は、限りなくゼロに近かったことでしょうね・・・


逆に、食べ残しが多く出ているのが、結婚披露宴(22.5%)と宴会(15.2%)で、グラム数にすると、1食あたりそれぞれ502g、285gが捨てられています。
ホテルや旅館の料理の廃棄率13.0%、1食の廃棄量は89g。



こうした原因は、どう考えても食べきれない量の料理が出されるからですが、その背景には、豪華&たっぷりの料理を出して客単価を上げよう!という施設側の思惑があるからで・・・

しかし、どうも「押し付けられている」感が強く、特に旅館の料理などは年配者には多すぎで、私が両親を連れて行く旅行の際には、料理のランク(品数とか内容とか)を選べるところか公共の宿(一般旅館よりは料理が少なめ)のチョイスが多くなります。



レストランも、そりゃあグランメゾンは素晴らしいかもしれませんが、身の丈に合った店にちょくちょく通うのも楽しく、ワインもしかり。

まわりに流されず、その時の気分や懐具合にちょうどいい選び方ができると、色々な面でムダが少なくなりそうな気がしますが、いかがでしょ?


上記料亭の今回の問題も、「ムダ」の対処方法から起こったものですから、これからは、食の提供に関しての企業側の姿勢がますます問われる時期が来たといえるでしょうか。




今回の話題とは全く関係ありませんが、
GWに近所に来ていた「ふれあい移動動物園」の カピパラ

この顔を見ていると、あまり難しいことは考えたくなくなりますね(笑)

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ビストロ・ブルゴーニュ

2008-05-06 16:09:02 | レストラン&店
いつも一緒に食べ(飲み)歩いているKちゃんのリクエストで、
またまた赤坂見附の 「ビストロ・ブルゴーニュ」 へ。

ここなら、リクエストがあればいつでもお供いたします(笑)





最初に、パンと一緒に出てくるリエット
これがとても美味しいのですが、いい気になって食べていると(パンもお代わりをもってきてくれるし)、他の料理が食べられなくなります。




からすみ
これは完璧に日本酒向けですね・・・




季節の野菜いろいろ
葉物は、初体験の「小江戸菜」。
えぐみはなく、生でムシャムシャいけました。




三種の牛モツ・赤ワイン煮込み・エビス風味
トリップ、大腸、マル腸を赤ワインとフォンドヴォーで煮込んだもの。
やわらかくて、臭みもなく、うまい~ 温泉卵でさらにマイルドに。




白金豚のロースト
3回連続で頼んでしまいましたが、これは本当にオススメ
前回までは、付け合せは「里芋」でしたが、今回は「じゃがいも」。
季節により変わるようです。


その他 「ホワイトアスパラ」を1本注文(画像は 2008/4/1を参照)。



白ワインをグラスで2、3杯ほどいただき、ボトルは赤をチョイス。




Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2003 Glantenet
いい感じのブルゴーニュで、これで5,500円はお買い得




最後は食後酒でしめて、1人1万円でお釣りがきました。

今回もごちそうさまでした~

---------------------------

ビストロ ブルゴーニュ

http://www.celebourg.com/bourgogne/index.html

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かしわ餅(よもぎ)

2008-05-05 14:55:33 | 甘いもん


かしわ餅 第2弾はもち皮が 「よもぎ」 入り 

たっぷりと大きく、中は粒あん。

白い餅皮もいいけど、この季節ならではの「よもぎ」入りというのは、とても香りがよく、ほんのりとした苦味もアクセントに。



そういえば、餅皮を食紅でうっすらとピンクに染めたかしわ餅も見かけますが、ピンクは「味噌あん」ということが不思議と多いような気がしませんか?

友人のひとりは「味噌あん」派と言っていましたが、味噌は甘辛の程度が難しいため、好みに合わないことも多いよね・・・という話が出ました。

私だったら、塩気が弱い甘めの白味噌あんが好みですが、「ハズレ」が怖いので、やっぱり小豆あんの方を選んでしまいます。




コチラは、ふらりと出かけたご近所の公園の 藤棚
藤の花の香りがとても芳しく、癒されました 

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久々の「磯自慢」♪

2008-05-04 15:49:18 | おいしい飲みもん
ワインも日本酒もアルコール度数はほぼ同じ程度にもかかわらず、
ワインならボトル1本は飲めるのに、日本酒になるとめっきりダメな私

遠い昔、学生時代のゼミ合宿で飲んだ日本酒でひどく悪酔いし(学生の飲む日本酒だから安酒だったと思われ・・・)、それ以来、トラウマになり、できるだけ避けてきたのですが・・・


先日、あるところで久しぶりに日本酒をいただき、
これは!と目覚めました 




磯自慢 駿光の雫 純米吟醸 (静岡県焼津市)

「磯自慢」は、10年近く前に知り合いのシェフの家に色々な人が集まった際に、いらしていた蔵元の人が持参していたのをちょこっと飲んだのが最初の出会いでした。

名前を聞いたときは、「なんだか海苔の佃煮みたい」と思ったほど無知な状態でしたが、まわりの人たちが口々に絶賛していたことだけ記憶に残っています。
なんたって、できる限り日本酒は遠ざけていた私ですからねぇ(苦笑)


という過去がありましたが、ものすごく久しぶりの再会となり、今回まわりの人があまりにも美味しそうに飲んでいるので、日本酒はダメな私も痺れを切らし、とうとう禁断の口を付けてしまいました。



そうしたら、どうしたことでしょう?
あの、日本酒独特の臭さがなく、とてもフルーティーな香りが華やかに匂い立ちフレッシュで爽やかな白ワインのようにスーッと入って来るではありませんか!

これは飲みやすくて、好きだわ~

でも、飲みやすいということは、飲みすぎると「危険」ということなので、
今後は、日本酒は控えめに少しずつ楽しんでいきたいものだわ・・・と思った次第でした。




ちなみに、この「駿光の雫」別囲いの限定品だそうです。
(4合瓶で2,400円ほど)

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パーカー100点ワインディナー

2008-05-03 16:57:56 | ワイン&酒関係雑記
ロバート・パーカーJr.といえば、ワインの世界では知らない人はいないほどの人物。

彼がワインに付ける点数は「パーカーポイント」と呼ばれ、これが高いものを競って求める人が世界中には多くいて、ここ日本でもそのポイントは幅をきかせています。
特に、彼が「100点」を付けたワインともなると、価格が大きく吊り上り、庶民には手の届かないものになってしまうわけで・・・



そんなパーカー100点ワインを揃えたスペシャルなディナーが、
5月20日(火)に、東京のホテル西洋銀座で開催されるというニュースをキャッチしました 



料理は「吉兆 西洋銀座店」店主の湯木俊治氏の手によるもので、
パーカー100点ワインが8本付いて、

お値段は驚きの 315,000円  (サービス料別)


昨日も大阪の船場で不祥事が発覚し、なにかと話題の「吉兆」ですが、西洋銀座店の湯木氏はまともなお方なので、ここの料理に関しては問題ないでしょう。

ワインリストと料理、その他の詳細については同ホテルのHPを見てため息をついてください



当日は、パーカー氏が来日して同席するほか、フレンチのジョエル・ロブション氏をはじめとした特別ゲストも数名参加します。


素晴らしいディナーになることは間違いないでしょうけれど、いかんせんお値段が・・・
どんなセレブたちが集まるのか、その顔ぶれが気になります。
あ~、取材でもいいから覗きに行きたいです(笑)


ため息の出る詳細はコチラです

http://www.seiyo-ginza.co.jp/news/banquet_035.html

コメント (2)
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