ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

至福の大田原牛&ワイン♪第1弾

2007-03-13 22:47:28 | レストラン&店
牛肉のブランドは数多くあれど、今一番注目されているといったら、

なんたって栃木の 大田原牛 (おおたわらぎゅう)でしょう!

生産量がごくわずかで、しかも超高価。
とてもじゃないですけど、一介の庶民の口においそれと入るものではありません。


でも、以前ワインの輸入をしていた知り合いのIさんから、

「銀座に大田原牛を食べながらワインを飲めるお店を出しました!」

とメールをもらった日には、一度は顔を出さないと私の名がすたるってもんです!

ってことで、お店は昨年の12月1日オープンでしたが、
ようやくお邪魔してきました~



お店の名前が・・・・えー、これはなんと読むのか最初わかりませんでしたが、

「ワインバー 牛超 ル・ドゥーズ」 (ぎゅうちょう)です。

場所は、やはり高級な銀座のルイ・ヴィトンの斜め前のビルの地下。
元々はバーだったお店らしく、どーんと長いカウンターがあります。
もちろんテーブル席もあるので、お好きな方にどうぞ。

私と一緒に行った友人のためには、カウンターのど真ん中に「RESERVED」の席が用意されていました



席に座るととりあえず出てくるのは、なんと、昨日紹介した、
シャンパーニュ・ドゥ・ヴノージュのロゼシャンパンです。

これは嬉しい偶然ですね~
ドゥ・ヴノージュのシャンパンを飲みたいけど、どこで飲めるの?と思った人には
ちょうどいいお店です 

ここでは、とりあえずのシャンパン(とりシャン)とアミューズチャージ(1000円)になってます。

で、今回出されたアミューズは、いきなり大田原牛でした!(写真左下)



ローストビーフ風の大田原牛(軽くスモークされていたかな?)が2切れ。
脂が口の中の温度でトロけるように甘い!

右の写真は「大田原牛のカルパッチョ」
ねっとりと舌にからみつくような質感の肉です。

そして、今回メインに選んだのが 「大田原牛のハンバーグ」 (1500円)。
ステーキはやっぱりお高くて手が出なくって(100g6000円超!)・・・




でも、このハンバーグでひとまずは充分に満足でした!
というのも、ナイフを入れるとホロホロ崩れるくらいにやわらか~くまとめられていて、
実にふわっとジューシーな、初めて体験する口当たりのハンバーグでした。

他にも、サラダ、リゾット、パスタなどをいただきました。
ワインももちろんいただきましたが、そのお話はまた明日しましょう。

あ~、人生初の大田原牛は美味でした~


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  ワインバー 牛超 ル・ドゥーズ

  東京都中央区銀座6-6-9 ソワレド銀座ビルB1
  03-3573-8330

  http://www.lacote.jp/le12top.html

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Iさんより、「3月末で銀座店は閉め、麻布十番のお店に集約しました」とのこと。

麻布十番のお店でもワインは飲めますが、お値段はかなり張ります。
近いうちにぜひ、また違った形で大田原牛&ワインを提供できるお店をやります!
ということですので、楽しみに待つことにしましょう

(2007/5/16)

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シャンパーニュ訪問記@ドゥ・ヴノージュ

2007-03-12 20:21:05 | ワインのお仕事


日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」に、
シャンパーニュの生産者訪問記をアップしました。

今回の生産者は、エペルネを拠点にしている 
    ドゥ・ヴノージュ社 (Champagne de Venoge)

あまり聞き覚えのない名前かもしれませんが、とても面白い歴史を持っている生産者です。



実は、今回紹介しているジュリアンとは今週また会う予定です 

というのも、今度はジュリアンが来日するからで、3ヶ月ぶりの再会をとても楽しみにしています 
 

        http://www.jsa-winemura.jp/   (キャッチ The 生産者 「第32回」)
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ウルトラプレミアムチリワインようやく!

2007-03-10 12:14:39 | ワイン&酒
以前、ソムリエ協会のワインサイト 「ワイン村」 の私のコンテンツで紹介した

チリの “ヴィーニャ・ヴェンティスケッロ” のつくる

ウルトラプレミアムワイン がようやくお披露目されました!


その名は PANGEA (パンゲア) 





ワインの詳細については、「ワイン村」を見ていただくことにして、
今回はそれを飲んだ感想を書きますと・・・・

ヴィンテージは2004年。
南半球なので、もうすでに丸3年たっているわけですが、口当たりは非常になめらかです。

シラー種のワインなので、アタックにスパイシー感がありますが、
突き刺す感じではなく、とてもまろやかなスパイシーさで、余韻まで長く続きます。

タンニンは全くゴツゴツしていなくて、たっぷりと緻密でキメ細やかで、
まるでシルクのような舌触りで、フィネスさえ感じるほど洗練されています。

デキャンタしたものをいただきましたが、香りが開くのにもワインが開くのにもたいそう時間がかかります。
数時間置いといてもいいかもしれません。

それほど秘めた力が強く、しかもエレガント



料理とでもいいけれど、個人的には、美味しいパンとチーズドライフルーツ
といったものをお供に、ワインのおいしさを楽しみたいなぁ~と思いました。



お値段は、たぶん1万円以上はします(オープン価格ですが)。
チリとしては非常に高い!
けれど、一度はチャレンジしてもらいたいワインです。


 ワインの詳細は、こちらへどうぞ!

   http://www.jsa-winemura.jp/ (キャッチ The 生産者 「第27回」)
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柑橘の追熟

2007-03-09 21:13:25 | おいしい食べもん
先日、地元の友人から、庭の木になったという

「夏みかん」「清見オレンジ」をどっさりもらいました!


じゃあ、早速いただきましょう~

と皮をむいてみると、皮がかなり硬い!

食べてみると、ものすごーくすっぱい 


そういえば、以前見たTVで、四国の柑橘農家(大きめの柑橘類でした)が、
取った実を1ヶ月くらい寝かせて追熟させ、甘くなってから出荷するというのをやっていました。

ということは、種類によるかもしれませんが、
「もぎたて」よりも、しばらく放置しておいた方が甘くおいしくなるってこと?


どちらにしても、すっぱ過ぎて食べられないので、それらをダンボールに入れ、暗いところに放置しておくことにしました。



あれから2週間。
ちょっとは甘くなったでしょうか?
そろそろ取り出して、ひとつ試してみましょうかね?

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プレゼント応募ありがとうございました☆

2007-03-07 23:33:54 | ワイン&酒関係雑記
ここでもご案内しましたが、
日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」シャンパンプレゼントが先週締め切られました。

本当は、私自身が抽選をしようと思ったのですが、
知り合いの応募が思ったよりも多く、公正に選べそうもなかったので、
村長と事務局スタッフに選んでもらいました。

その結果、3名の当選者が決定いたしました!

お名前は掲載いたしませんが、早い方は今週末からお届けいたします。
どうぞ楽しみに待っていてくださいね~

今後も、こうしたプレゼント企画を実施していきたいと思いますので、
これからも「ワイン村」を覗いてみてくださいね!


  「ワイン村」  http://www.jsa-winemura.jp/ 
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一般もOKのワイン試飲会

2007-03-06 16:12:36 | ワイン&酒関係雑記


ワインの試飲会というと、業界関係者向けがほとんどですが、

一般でもOKドイツワインの試飲会が今週末(10・11日)にあります。

もっとも、一般の方の場合は入場料が必要ですが(2000円)。



今回の目玉は、ドイツのバーデン地方のベルンハルト・フーバー氏来日




彼のワイナリーは私も訪問したことがありますが (上の写真はその時のもの)

素晴らしいピノ・ノワールのワインで国際的な評価の高い生産者です。

(私の訪問レポートは、ドイツワイン基金のHPにアップされています)
http://www.dwfjp.com/index.html 「ドイツ赤ワイン紀行」


場所は 青山一丁目の「葡萄屋」(ドイツ文化センター1F)で、
主催は ヘレンベルガー・ホーフさん。

詳細は、ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」のトップページにありますので、
ご興味のある人はぜひ行ってみてください。
私ももちろん伺うつもりです。

http://www.jsa-winemura.jp/ 

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米国のワイントレンド

2007-03-06 12:00:33 | ワイン&酒関係雑記
昨日紹介した、ナパ・ヴァレーの ダックホーン・ワイン・カンパニー
副社長 ピート・プリジビリンスキーさんに、
現在のアメリカでのワイントレンドについて尋ねてみました。 



  ダックホーン副社長のピートさん 

アルコール志向は、世界的に「ライト化、自然志向」に向かっていますが、
アメリカではどうなんでしょ?

ピートさんによると、

「アメリカでは、若くても飲める早飲みタイプ、軽いタイプのワインが人気です。
それに伴い、ハードリカーの消費はずいぶんと少なくなってきています。

ワインは本当にたくさん飲むようになり、もうすっかり生活の一部として定着しました。


その証拠に、アメリカでは2005年にビールとワインの消費が逆転しましたからね!」



日本では若い世代がアルコールをあまり飲まない傾向がありますが・・・

「え?日本はそうなんですか?アメリカでは若い世代もよくワインを飲みますよ」と言います。



確かに、このところのさまざまな報告を見ると、
あとわずかでアメリカは世界ナンバーワンのワイン消費国になるといわれています。

アメリカではワイン輸入量もぐんぐん増加していますし、

“アメリカが全世界のワインを飲み込む”日はもう目前!といった感じでしょうか?

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ダックホーン垂直試飲会

2007-03-05 13:29:31 | ワインのお仕事
先週、カリフォルニアはナパ・ヴァレーにある

ダックホーン・ヴィンヤーズ(Duckhorn Vinyards)のトップお2人が来日し、
2000年~2004年の垂直テイスティング会がありました。

ここはメルロを得意としていることで有名なワイナリーです。

でも、実は・・・私はそれほどメルロが好きではなく・・・・

よく熟していないメルロのワインがどうしても苦手で、
けっこう、そういうのに出会うことが多かったため、メルロというとちょっと引いてしまいます。

が、このダックホーンのメルロは何度か飲んだことがあり、私の苦手系のメルロではないことがわかっているので、安心して臨めます。



で、今回のお題、Duckhorn Merlot Napa Valley 垂直試飲ですが・・・

2000年
涼しかった年ということで、ちょっとブドウの熟し方が足りないようで、
私のちょっと苦手系なタイプ。胡椒、タバコっぽさ、土っぽさがあり、非常に堅固。

2001年
果実の甘さがあり、やわらかなボリュームのボディで、バランスの良さを感じました。

2002年よく熟した感じがあり、なめらかな果実味にきちんとした酸もあり、
今飲むのにちょうどいい感じ。

2003年チャーミングで飲みやすいけれど、タンニン量はけっこう多い。
甘さもあってなめらか。

2004年
若さ、清潔感、ちょっと硬さも感じるが、フレッシュな果実味があり、
酸に涼しさも感じますね。でも、バランスは良好。



ということで、現時点での私のおすすめは「2002年」ですね。



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カステラ巻@文明堂

2007-03-04 12:02:05 | 甘いもん
お隣から、銀座文明堂「カステラ巻」のおすそわけをいただきました

久しぶりのカステラ巻で、嬉しい~


カステラ巻とは、カステラをどら焼き(三笠山)の皮でくるんだもの

棹物でも売られているけれど、一切れずつ包まれているこのタイプは切る手間が省けて便利。




カステラがプレーン抹茶(中が緑のもの)の2タイプいただきましたが、
チョコカステラタイプもあります。



今回改めて両方食べ比べましたが、やっぱりプレーンの方が好みだわ~

どちらもしっとりして美味しいけれど、
プレーンな方のやさしさ、シンプルさが、周りの三笠山の皮と一体となって、
全体を引き立たせます 

甘さも、プレーンの方が強く感じました(たぶん同じ糖分比率だとは思うけど)。

うーん、今回食べてないけど、チョコはどうでしょね?


そんなわけで、カステラ巻の詰め合わせからひとつ取るように進められたら、
今の時点では、私は迷いなく「プレーン」を選びます!


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ちらし寿司&ロゼワイン@ひなまつり

2007-03-03 21:57:54 | ワイン&酒関係雑記
今日は楽しいひなまつり~♪

と歌って桃の節句をお祝いする年では(とっくに)ありませんが、
せっかくなので、晩御飯に “ちらし寿司&ワイン” を用意しました。




お寿司は買ってきたものですが、ここのは具が盛りだくさんで、
しかも酢飯の具合がちょうどよくて(お寿司のご飯は大事なポイント!)、
ボリュームもあります 

これに合わせたワインはロゼ


酸のスッキリした白ワインも捨てがたかったんですけど、
春らしさいっぱいのロゼにしてみました。

今回のはとてもまろやかなロゼで、ワインだけでもスイスイ飲めてしまうほど。
これが、ちらし寿司にとてもよく合いました!

大満足です~

寿司&ワイン もオススメですよ~
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ドイツパンの店「リンデ」@吉祥寺

2007-03-02 21:13:39 | パン
うちの家族はみんなドイツパン好き
噛み締めるたびに、そのおいしさがジワ~っと口の中に広がりますからね~ 


もちろん、フランスパンも美味しいし大好きだけれど、
フランスパンのお店1軒に対し、ドイツパンのお店はどのくらいの数があるんでしょ?

「フランス100:ドイツ1」 くらい?

それほど、ドイツパンのお店は少ないので、いつも探してます。


この「リンデ」(Linde)はときどきデパ地下の出店で見かけるけど、
そういときに限って、家にドイツパンが数種あったりします

それに、このお店は私がときどき出向く吉祥寺にあるので、
直接買いに行けるじゃない?ということもあり、なかなか買えないでいたパン屋なのでした。

今日こそ!と思って行った夕方の6時近く、私の欲しい大きなパンは完売・・・

今度こそ!と思って行った先日、お昼前だったおかげで、パンは迷うくらいにたくさんありました 

やっぱり、パン屋さんはお昼くらいには行かないといけません!




ようやく手にしたのは、奥から時計回りに、

 コサッケンブロート (ライ麦82%)

 ロッゲンミッシュブロート (ライ麦70%)

 ハルプパイスブロート (ライ麦50%)


ドイツパンは「ライ麦」が特徴ですが、食べなれないとポソポソ感があったり、酸味が強かったりで、好き嫌いがわかれるところですが、私はライ麦比率が高いものも大好き

でも、それぞれのパンも絶妙な比率でバリエーション豊かで、それがドイツパンの面白いところだと思います。

今回の3つの中で、食べやすくて初心者向けなのはハルプパイスブロート
酸味が気にならずに、ムッチリした皮の食感も楽しめると思いますよ

私はいずれも薄くスライスしてこんがりトーストし、バターやチーズを塗っていただきました。

ワインにも合いますね~




コメント (2)
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プチトリュフ・オランジュ@ロイズ

2007-03-01 13:06:33 | 甘いもん
先月、札幌雪まつりに行ってきたという友人のMちゃんから、おみやげに

ロイズのチョコ プチトリュフ・オランジュ をいただきました~



なんだか「梅干」みたいですが、チョコです 


ロイズといえば、北海道の物産展では大人気のチョコレートメーカー。
(通販もやっているけど、送料がけっこうかかった記憶が・・・)

そういえば、先日、

「ロイズで塩味のポテトチップスにチョコを片面コーティングしたものがウケている」

という記事を目にしました。

ポテチとチョコという意外な組み合わせですが、これがけっこうハマるのだとか。

こういう北海道土産も目新しくていいかもしれませんね 



で、いただいたプチトリュフですが、

チョコはビターなガナッシュで、小さなオレンジピールが入っています。
オレンジとビターチョコってやっぱり合うなぁ~と思った組み合わせでした。

Mちゃん、ごちそうさま~

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