すでに発売されていますが、2015年7月21日、フランス・ブルゴーニュで150年の歴史を誇る「ルイ・ジャド社」より、ユニークな新ワインが日本に初上陸しました。
遅ればせながら、その発表会のリポートをアップします。
Beaune 1er Cru Hommage aux Climats 2012 Louis Ladot
(France, Bourgogne)
「ボーヌ プルミエ・クリュ オマージュ・オー・クリマ 2012」は、素晴らしい収穫年だった2012年ヴィンテージとメゾンの本拠地ボーヌのテロワールに敬意を表し、ボーヌ地区の1級畑(プルミエ・クリュ)の18種のピノ・ノワールのワインをブレンドしてつくられたスペシャルキュヴェの赤ワインです。
このワインを手掛けたのは、ルイ・ジャド社の最高醸造責任者 フレデリック・バルニエ氏。
新発売に際し、今年7月に、初めて来日しました(アジア訪問も初だそうです)
フレデリック・バルニエ氏
1975年ブルターニュ生まれ。
2010年にテクニカル・ディレクターとしてメゾン・ルイ・ジャドに入社し、2012年に同社の最高醸造責任者に就任。
フレデリックは、1970年から2012年までルイ・ジャド社の最高醸造責任者を務めていたカリスマ醸造家ジャック・ラルディエールの後を受け継いだ(数多の応募者の中から選ばれたそうです)ワインメーカーです。
実はジャックもブルターニュ出身。
この2人は引き合う縁があったのでしょうか。
「Beaune 1er Cru Hommage aux Climats 2012」にズームしてみましょう。
私にしては珍しくドーンと大きな画像を載せますので、よく見てください。
ルイ・ジャドの象徴は酒神“バッカス”ですが、そのバッカスの顔の周辺に、このワインに使われた18のボーヌ1級畑のクリマ名が記載されています。
どうでしょう?読めますか?
フレデリックによると、2012年はピノ・ノワールが素晴らしい年で、最低でも30年以上の長期熟成が期待できたことから、このワインをつくった、と言っていました。
各クリマごとに仕込み、18カ月樽で熟成後、ブレンドしてからタンクで6カ月寝かせ、2014年12月に瓶詰めしています。
ルビー色が美しく、飲んでみると、やさしいタッチでスーッと入ってきます。ナチュラルな果実の風味が繊細かつ上品で、タンニンのキメが細かく、なめらかに溶け込んでいます。バランスよく、素顔がキレイなすっぴん美人、という印象を受けました。
まだまだ若さいっぱいなので、今後、熟成を重ねながらどう熟成していくのか、気になるところです。
輸入元希望小売価格: 8,000円(750ml、税抜) / 1.5L 16,000円、 3L 40,000円
そうそう、2012年のブルゴーニュのボーヌの赤ワインがいい出来だったということは、ブルゴーニュファンにとっては嬉しい情報でもありますね。
とはいえ、ブルゴーニュワインは価格が非常に高騰しているので、そう簡単には買えなくなってきていますけれど。
このオマージュの価格とルイ・ジャドの他のワインとの価格を比べると、例えば2008年のシャンボール・ミュジニーが8,800円(税抜)、これはピュアな凝縮感があり、緻密でしっとりとした飲み心地だったのですが…ということを考えると、もう少し下がってくれると嬉しいのですが。
逆に、このオマージュにこの価格を付けるということは、自信の表れといえるでしょうか。
これを、ボーヌ1級畑の飲み比べなどで登場させてみたいですね。
※輸入元:日本リカー株式会社
遅ればせながら、その発表会のリポートをアップします。
Beaune 1er Cru Hommage aux Climats 2012 Louis Ladot
(France, Bourgogne)
「ボーヌ プルミエ・クリュ オマージュ・オー・クリマ 2012」は、素晴らしい収穫年だった2012年ヴィンテージとメゾンの本拠地ボーヌのテロワールに敬意を表し、ボーヌ地区の1級畑(プルミエ・クリュ)の18種のピノ・ノワールのワインをブレンドしてつくられたスペシャルキュヴェの赤ワインです。
このワインを手掛けたのは、ルイ・ジャド社の最高醸造責任者 フレデリック・バルニエ氏。
新発売に際し、今年7月に、初めて来日しました(アジア訪問も初だそうです)
フレデリック・バルニエ氏
1975年ブルターニュ生まれ。
2010年にテクニカル・ディレクターとしてメゾン・ルイ・ジャドに入社し、2012年に同社の最高醸造責任者に就任。
フレデリックは、1970年から2012年までルイ・ジャド社の最高醸造責任者を務めていたカリスマ醸造家ジャック・ラルディエールの後を受け継いだ(数多の応募者の中から選ばれたそうです)ワインメーカーです。
実はジャックもブルターニュ出身。
この2人は引き合う縁があったのでしょうか。
「Beaune 1er Cru Hommage aux Climats 2012」にズームしてみましょう。
私にしては珍しくドーンと大きな画像を載せますので、よく見てください。
ルイ・ジャドの象徴は酒神“バッカス”ですが、そのバッカスの顔の周辺に、このワインに使われた18のボーヌ1級畑のクリマ名が記載されています。
どうでしょう?読めますか?
フレデリックによると、2012年はピノ・ノワールが素晴らしい年で、最低でも30年以上の長期熟成が期待できたことから、このワインをつくった、と言っていました。
各クリマごとに仕込み、18カ月樽で熟成後、ブレンドしてからタンクで6カ月寝かせ、2014年12月に瓶詰めしています。
ルビー色が美しく、飲んでみると、やさしいタッチでスーッと入ってきます。ナチュラルな果実の風味が繊細かつ上品で、タンニンのキメが細かく、なめらかに溶け込んでいます。バランスよく、素顔がキレイなすっぴん美人、という印象を受けました。
まだまだ若さいっぱいなので、今後、熟成を重ねながらどう熟成していくのか、気になるところです。
輸入元希望小売価格: 8,000円(750ml、税抜) / 1.5L 16,000円、 3L 40,000円
そうそう、2012年のブルゴーニュのボーヌの赤ワインがいい出来だったということは、ブルゴーニュファンにとっては嬉しい情報でもありますね。
とはいえ、ブルゴーニュワインは価格が非常に高騰しているので、そう簡単には買えなくなってきていますけれど。
このオマージュの価格とルイ・ジャドの他のワインとの価格を比べると、例えば2008年のシャンボール・ミュジニーが8,800円(税抜)、これはピュアな凝縮感があり、緻密でしっとりとした飲み心地だったのですが…ということを考えると、もう少し下がってくれると嬉しいのですが。
逆に、このオマージュにこの価格を付けるということは、自信の表れといえるでしょうか。
これを、ボーヌ1級畑の飲み比べなどで登場させてみたいですね。
※輸入元:日本リカー株式会社
たしかに、この価格はなかなか手が出しにくいかもしれませんが、なにか特別な時用、ということで(笑)