カップ酒を飲み比べーその14(榛名山/船尾瀧) から続きます
日本全国のカップ酒が並ぶ店で、せっかくだからと北陸の酒を買ってきました。
カップ酒 石川県/富山県/新潟県
まずは石川県の酒から。
福正宗 ひゃくまんカップ 旨口 (石川県金沢市)
石川県の北陸新幹線PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」がラベルに描かれた純米酒のカップ酒です。
「ひゃくまんさん」は石川県の郷土玩具で縁起物の「加賀八幡起上り」をモチーフにしているそうで、だからどこかで見たように感じたわけでした。
「旨口」タイプは肴を選ばないさらりとした旨味が特徴とのこと。
ラベルの背景が黒の「辛口」タイプもあり、完熟醗酵によるみずみずしい香りと爽やかな酸味が特徴だそうです。
「旨口」は国産米100%使用(全量契約栽培米・特別栽培米使用(麹米))
精米歩合/70%、製造法/純米、日本酒度/+2、酸度/1.6
アルコール分/14度 というスペックです。
例によって温度を変えて飲んでみました。
まずは軽く冷やして飲むと、軽くスイスイと飲め、ヨーグルトっぽい風味の酸をほのかに感じます。
甘さはそれほど感じず、酸もあるので、色々な料理に合いそうです。
次にお燗をして、やや温度高めで飲んでみると、特徴ある酸がここでも感じられます。
コクが増しますが、それに伴い、タンニン?も出てきたような?
お燗した酒を少し放置し、ぬる燗の状態にして飲むと、これが一番まろやかでやさしく感じました。
もちろん、酸はしっかりあります。
蔵元によるオススメの温度帯は、超オススメなのが「常温」「お燗」で、オススメが「冷やす」だそうです。
季節によっても、その時の状況や気分でも感じ方が変わってくるかと思いますので、あれこれ試しながら自分の好みを探っていくのが楽しいですね。
私は今回は、「ぬる燗」が一番好みでした
残りの2本はまたそのうち