ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ボジョレー・ヌーヴォー2009

2009-08-07 10:54:30 | ワイン&酒
まだ8月の頭ですが、すでに各方面から
今年のボジョレー・ヌーヴォーの案内がポツポツと送られてきています。

普段ワインを飲まない日本人が年1本のワインを飲むとしたら、このボジョレー・ヌーヴォーであるという確率が非常に高いという、ある意味「名誉」な立場にいる超有名ワインですが、

ペットボトル入りと、スパークリングタイプが新登場

というニュースリリースが先日届きました。
(from サッポロビール)




ペットボトル入りボジョレー・ヌーヴォーは、ガラス瓶のヌーヴォーの重量よりも軽いため(約75%とのこと)、輸送コストを下げ、さらにCO2排出量も減らせる、というメリットがあります。

割れない、持ち運びも便利で、しかもスクリューキャップなので開けるのがラクと、いいことずくめ (写真左端。見た目は普通のボトルみたいですね)

ペットボトル入りワインについてはヌーヴォー以外でも時々見かけますので、
エコの点からトレンドになりそう?という雰囲気でしょうか。

このところのみ悩んでいるボジョレー・ヌーヴォーに関しては、話題性の点からも今年は何社かがこのペットボトル入りを出してくると思います。

ペットボトルタイプの販売価格はボトル入りタイプより低く設定しているようなので、安く飲みたい、試しに飲みたい、という人にはいいかもしれないですね。
また、すぐ飲んでしまう性質のワインなので、ペットボトルでも気にならないかも。



スパークリングタイプは、正式には「ボジョレー・ヌーヴォー」とは呼べませんが(フランスのAOC法上)、2009年産のガメイ種(ボジョレー・ヌーヴォーと同じブドウ品種)でつくられるようです。

フレッシュでチャーミングな果実味が魅力の若いボジョレーワインをスパークリングにするのはいいアイディア。これは私もちょっと飲んでみたいかな(写真右端)



今回取り上げたものを含め、各社でヌーヴォーの予約受付が始まっていますので、気になる方はお早めにどうぞ 

今年は、ユーロ安ということもあり、ボジョレー・ヌーヴォーの価格を各社とも昨年よりかなり下げてきそうなので、求めやすくなると思います。

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月の第3木曜日で、今年は11月19日
まだまだ先の話ですが、今日は 立秋 ですので、少し「秋」を感じる話題を取り上げてみました(笑)


コメント
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