拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ブルガリア・ヨーグルト

2017-06-27 15:16:45 | グルメ

珍しくお昼時に都心にいたので、かねてから気になっていたブルガリア・レストランでランチ。メイン・ディッシュを一つ選ぶとビュッフェは食べ放題。で、お代は千円ぽっきり。80円も付かない。メインがなかなか来ないうちにビュッフェは三往復。かなり満腹になったとこにようやくきたキョフテのお皿はかなり小ぶり。ビュッフェがメインで、メインはビュッフェにありつくためのお通しのよう。ヨーグルトたっぷりの満足なお昼であった。因みに、キョフテはトルコ語で、ブルガリアではキュフテと言うという話も。というより、ブルガリアとトルコって近いんだなぁ、とあらためて。ブルガリアは、オスマン・トルコの一部であったというし。ところで、店員さんの中にブルガリア人とおぼしき(実際のところは分からない)長身のブロンドさんがいて、あまりのまばゆさに店内ではほとんどうつむいていた私が店の外に出てようやく顔をあげたらそこにいたのが琴欧洲(の立て看板)。そうだよ、この化粧まわしをつけて土俵に上ってたっけ。

聖なる乳房(ではない)

2017-06-27 07:45:31 | 音楽

バッハのモテットの第2番は、大学の合唱団で1年生のとき歌った曲。練習で、終曲のコラールを体験して、この世にこんなにきれいな曲があるのかと思った。それからはずっと私の愛唱曲。私の葬式のときは私の指揮でみんなに歌ってもらう予定だ。こないだの同期の「歌いまくりの会」でも締めに私のリクエストでこの曲を歌った。レガートで歌っていながらも「Kraft」(力)が「クラフt」とビシッと揃うところなど「同じ釜の飯を食った」仲間だな、と思う(ここをクラ~~~~フtなんてやっちゃったらそれこそ力が抜ける)。先生がドイツ語の発音から曲を作る人だったし。トマナーコーア(リンクした演奏)の「Kraft」もとっても力強い(胸が熱くなる)。とか言っても、当時の私(だけ。他の人は違う)はなーんも知らなかった。大体、出だし、「Du heilige Brunst」を「Du heilige Brust」だと思ってた(あなた、聖なる乳房よ……うん、これはマリア様のことだよ、とか言って)。因みに、その先生は、ドイツ留学時代「……Wurst gegessen」(ソーセージを食べた)と言うべきところを「Brust gegessen」と言って、周囲のドイツ人女性を赤面させたそうだ(先生のお葬式でお友達が弔辞で明かした話だ)。それから、後半の「ritterlich ringen」。=棋士……藤井四段……ではなくて「騎士のように戦う」。そう、この曲は、思ってたよりもずっと力強い曲なのだ。ただきれに歌えばよいという曲ではないのだ。