拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

見上げてごらん夜の星を

2017-06-01 08:45:24 | 音楽
乙女寮の乙女たちが最後に歌ったのは「見上げてごらん夜の星を」。いい歌だなぁ、でも、最後だったら「蛍の光」とかだろうになんで「見上げてごらん……」なんだろう、と思ったら、これは伏線だった。歌い終わった後、指揮の雄大先生が公開プロポーズ。「僕には地位も学歴もお金もない」。澄子「ないものばかりだ」。「でも夢だけは持っている」。澄子「夢っこはタダだ」。「今歌った歌にもあるように『二人なら苦しくなんかないさ』」。ここでガッテン。だからこの歌だったんだ。脚本、奥深すぎ。で、プロポーズが向けられた先は澄子ではなくて幸子で(幸いなことに)、幸子はもとから雄大先生と結婚したかったから即OK。民法の偉い先生がかつて「財産権に関する法律行為は、合理的、打算的、選択的であるが、身分行為(婚姻等)は、非合理的、性情的、決定的である」とのたまった。後段をざっくばらんに言えば「恋は盲目」。ところで「見上げてごらん……」って誰が作曲したんだっけ?作詞は永六輔だけど。え?いずみたく?いずみたくと言えば昭和が生んだ最高のメロディーメーカー。なんとこの方はダンプカーの運転手をしながら芥川也寸志に師事して作曲家になったという。ドラマの雄大先生も工場で働きながら音楽の勉強をしている。そこまで考えての選曲?だったらすごすぎ。因みに、私の小学校のときの音楽の先生も、音楽の専門教育を受けてなかったが音楽の先生だった(いきさつは知らない)。で、その後、先生をやりながらずーっと音楽の勉強を続けてるという話を人づてに聞いて偉いなーと思った(夢を持ち続けてらしたんだね)。乙女たちが歌った曲では、ほかに「恋はやさし」が良かった。浅草オペラで田谷力三が歌ってた曲(「恋はやさし」でググると田谷力三がヒットする)。これまであまり印象はなかったが、今回コーラスで聞いたらとってもいい曲。スッペのボッカチョ(オペレッタ)の中の曲だ。このオペレッタ、いい曲がたくさんある。

くるみ

2017-06-01 06:43:37 | グルメ

胡桃は栄養価がめちゃくちゃ高いらしいし(ボケ防止にもなるそうだ)、中華のシェフがテレビで作っていた豚肉と胡桃の甜麺醤炒めが美味しそうだったので、早速真似る。和えたきゅうりもしゃきしゃきして美味しい。きゅうりってこんなに旨かったんだ。5月は、久しぶりにひとつきの内食費が目標(1万円以内)を達成しそうだったが、一袋299円の胡桃のせいで目標達成が逃げていった。だが、目標達成があやしくなるとサ○○○ヤに行ったりするからかなりいい加減(外食費と内食費は別。内食費を減らすために外食費が増えるんだったら本末転倒。おまけに酒代も別。最近は贅沢こいて大好物のヴァイツェンを飲んでいる)。さて、胡桃と言えば何を思いつく?「ジャックと胡桃の木」?勝手に作ってはいけない。あれは「ジャックと豆の木」だった。豆ってなんの豆だろう?と思って「ジャックと……」の英題をみると「Jack and the Beanstalk」。やはり豆としか分からない。因みに胡桃は「walnut」。だから「大草原の小さな家」でインガルス一家が住んでた町(ウォールナット・グローブ)は「胡桃の手袋(訂正。ご指摘をいただいた。gloveじゃなくてgroveだった。だから「胡桃の森」が正しい)」(このドラマのDVD全集を家に飾ってある。いつか見ようと思っているのだが、そうした「いつか見よう、聴こう」と思っているなんとか全集が売るほどある)。あと「ちろりん村とくるみの木」。こっちは間違いなく「くるみ」だが、後番組の「ひょっこりひょうたん島」と違ってほとんど覚えてない。