拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

布団の大きさ

2017-06-20 08:51:50 | 

私のモットー=猫は公平に。だから、昨日ワサビの写真をアップしたから今日はケメ子の。この2ニャンはかけがいのない姉妹(同時生まれ)。ワサビはサビ猫でケメ子は三毛猫。サビ猫は三毛猫の一種だから、この2ニャンが姉妹でも不思議はない。猫だから同時生まれの兄弟姉妹はもっといたろうが、この2ニャンだけがヴォランティアさんのところに来て、で、私のところに来た。だが、今、この2ニャンはとっても仲が悪い。一人の男を巡って恋の綱引きをしているのだ。もてる男(私)はつらい……いてっ、石が飛んできた。どこがもてるのかって?猫とドイツ人にはもてるんだい、これでも。写真で、ケメ子が布団にしているのは私。こうしてケメ子はいつも私の上に乗る(スマホの自撮りだと撮りやすい)。だが、ワサビは私の脇には来るけど上には乗らない。ワサビはケメ子の体重の1.5倍ある。どうやら、布団が私だと小さすぎるようなのだ。

「ミニヴァー夫人」は名作だが戦意高揚映画だったというオチ

2017-06-20 06:43:36 | 日記
アカデミー賞をたくさんとった「ミニヴァー夫人」てぇ白黒映画を観る(BS録画)。舞台は第二次大戦初期のイギリスの片田舎(でもアメリカ映画)。ミニヴァー夫人の長男と、村をしきる貴族の老婦人の孫娘がいい仲になって結婚。そんな風に、最初の方は幸せムードいっぱいだったのが、戦争の影が忍び寄ってきて深刻になっていく様は、「風とともに去りぬ」を思い出す。件の老婦人がバラの品評会の一位の座を平民ごときと言ってた駅長さんに譲るという感動エピソードの直後、村は空襲に遭って、私はてっきり空軍パイロットの新郎が死ぬんだとばかり思ってたら新婦が亡くなってしまった。駅長さんも。こういうのを見ると、戦争は絶対いかんと思う。で、ラストは廃墟となった教会での牧師さんのスピーチ。ここで、戦争の悲惨さを訴えるんだよな、と思ったら、あれ~?「これはみんなの戦争だ」とか言ってる。「一致団結してがんばろう」とか言ってる。そういえば、この映画が作られたのは1942年。戦争まっただ中。これは戦意高揚映画だったんだ。おまけに、最後に画面に映ったのは「国はあなたの助けを必要としている。公債を買ってちょうだい」。流れた涙がひっこんだ。アカデミー賞をたくさん取ったのもそういう背景からかしらん。たしかに名作だけど複雑。おまけの話その1。イギリス国教会は牧師だろうか神父だろうかと迷ったが一応牧師にしておいた。その2。ヒロインは村一番の美人という設定で、たしかに演じたグリア・ガースンは正統的美人なんだろうが、私は(時代は全然違うが)アン・ハサウェイが好き。という話を飲み会でお姉様方にしたら、「ええ~?意外」と言われた。