拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「唄子・啓助のおもろい夫婦」(レイデオロ)

2017-06-03 06:17:55 | 日記
カルロス・マリン(イル・ディーヴォのメンバー)が「あさいち」で、別れた奥さんと二重唱をしていた。鳳啓助と京唄子のようだった。その元妻さんは「イノセンス」さんとおっしゃる。夫婦げんかの相手としては分が悪い名前だ(あたしは潔白よ)。フランス生まれなのになんで英語の名前?と思ったら芸名だった。本名は「Geraldine Larrosa」さんだそうだ。イノセンスさんは高音が得意でこの日はハイEを出していた。紹介したグッチ裕三さんが「上品なサイレン」のような声と形容した。「サイレン」は例えとしてどうか?とも思ったが、もともとサイレン(セイレーン、シレーヌ)は、「美しい声」でもって船乗りを惑わす(そして食っちゃう)半人半魚(昔は半人半鳥)だから、そう考えると悪い例えでもない。それにしても、今回の情報収集には手間取った。「セイレーン」でぐぐって出てくるのはデビルマンばかりだし、Wikiでイノセンスさんを検索してヒットするのはスペイン語のページだけ(この元ご夫婦はいずれもスペイン系)。スペイン語といえば、こないだダービーで勝った「レイデオロ」。「オロ」なんていうから分からない。これは「オーロ」(黄金)だろう。字数の余裕があるんだから伸ばす棒を入れて欲しかった。「デ」からするとスペイン語だな。イタリア語の「レ・ディ・オーロ」(黄金の王)が頭をよぎる。それで合ってた。スペイン語の「レイ」はイタリア語の「レ」であった(スペイン語の素養があれば一秒で片付いた話)。因んだ話その1。カルロスさんが所属するイル・ディーヴォはコーラス・グループなのだが、グループ(複数)なのになぜ「イ・ディーヴィ」じゃないのか不思議。「Voces8」だって複数だからちゃんと「s」を付けてる(イタリア語と英語のちゃんぽん)。その2。昔、鳳啓助と京唄子が司会を務めた「新婚さんいらっしゃい」の新婚さんを古婚さんにしたような番組があった。出場者の奥さんの苦労話に自分達の体験を重ねて涙する唄子さんがよく隣の啓助さんをどやしていた。たしか番組の頭だか終わりだかにこの元夫婦がワイングラスをかかげるシーンがあった。番組名なんだっけ?「夫婦善哉」?じゃなくて「唄子・啓助のおもろい夫婦」だった。お二人が別れた後に始まった番組だった。