拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「今夜は最高」

2017-06-10 09:11:23 | 日記
(承前)本日のテレビネタその3。昨夜の「タモリ倶楽部」のオープニング、例のお尻のオンパレードの背景が「今夜は最高」(別のチャンネルでタモリさんが司会をしてた伝説的なヴァラエティ)の背景とそっくりだった(前からそうだったのだろうが、気づいたのが昨夜だった)。「今夜は最高」はよかった。私的に思い出のあるシーンのベスト3。第3位。塩沢ときさんが自ら胸をはだいて乳房を露出した回。ご自身の意思で本番でいきなりやったんだそうだ。私はこの録画を何度もスローで再生した。見たかったのは、タモリさんたちの反応。何事が起きたか一瞬分からず、徐々に笑顔になっていく様がリアルだった。第2位。「大魔神子」。タモリさんはこの自作の小品を何度か番組で歌われていた(メロディーは全部、歌詞も大半を覚えている)。この短い曲の中にタモリさんの才能が光り輝いていた。第1位。「オペラ昭和任侠伝」。任侠伝をパロディ化し、さらにオペラにしたもの。タモリさんのほか、斉藤晴彦、和田アキ子等々のオールスターキャストで素晴らしい出来だった。立派な放送関係の賞を受賞したという。みなさん相当練習したに違いない。この回に限らず、この番組はそうとうな労力の賜物だったそうで、今では、こういう番組は到底作れないそうだ。

加山雄三さんと時計(あさいち)

2017-06-10 09:04:20 | 日記
(承前)その加山雄三さんが登場した「あさいち」の映画紹介コーナーに本物のダイアン・レインが登場。すると、加山さんが進行を無視して英語でレインさんと話し始める。「ぼく何歳だと思う?」「49歳」「80歳だよ」「おーっ」でご満悦。でも、その前に「ぼくは23歳で役者を始めて60年続けてる」と言ってるからレインさんは加山さんの大体のお年が分かってたはず。大人の対応したレインさんであった。で、加山さんの英語がとっても流暢なんで感心はしたのだが、これがいつ果てるともしれない。しびれをきらしたMCが無理矢理話を映画の紹介に戻す。すると、ぴったり加山さんの声が聞こえなくなった。どうしちゃったのかと思ったら、一瞬カメラが抜いた加山さんは下を向いて時計をいじっている。カメラさんもえらいシーンを撮したものだ。おかげで、番組を見終わった後の一番の印象は「加山雄三さんの時計」になってしまった(続く)。

テレビっ子(いくつになっても)

2017-06-10 08:36:33 | 日記
私は自他ともに認めるテレビっ子。私からテレビをとったら何も残らない。え?テレビおじさんだろうって?いや、これは永遠に「子」でいいのだ。高ちゃん(ひよっこの「すずふり亭」のホール係。佐藤仁美さんが演じてる)だっていつまでも「フロイライン」。ということで、今回もテレビネタ。その1。「すずふり亭」の調理場に架かってるフライパンの底が適度に焦げているところがリアルでよい。テレビでぴかぴかのフライパンが出てくると、ウソだぁと思う。ドラマでは、ミネ子のプライベート空間が楽しかった乙女寮から何とか荘というアパートに移った。そういえば、脚本の岡田惠和さんは「ちゅらさん」でも楽しいアパートの住人を描いていた。その中に村田雄浩さんと余貴美子さんがいて、この二人がドラマの終盤に「はずみで」結婚するんだった。因みに、われらがディーヴァの某子さん(おおっ!某子さんの本名を音読みすると「ぼうこ」さんになる!)は村田雄浩がどんぴしゃのタイプなんだと。その2。昨日の「あさいち」に加山雄三さんが登場。二枚目には興味がないからチャンネルを変えようと思ったが、その波瀾万丈な人生を淡々と語る加山さんにすっかり傾倒し手のひら返し(カラヤンに対するのと同じ)。80歳で、声のよく出ること!1966年の紅白初出演の際の映像も紹介された。このとき、加山さんの出番になって舞台に現れたのが偽加山さんの渥美清さん。「しあわせだなぁ、君といないときがぼくは一番幸せなんだよ」と言って笑わす(このシーンがあるから昨日の放送の録画は永久保存版)。その後、本物の加山さんが登場するのだが、歌ではなく、「しあわせだなぁ」の台詞から入ってあれ?と思う。ご本人は当時を振り返って、「なんで台詞から入らなきゃいけないんだ、と思った。こっちが必死で作った曲なのに」。そうだ。このときは加山さんがしぶしぶ承諾したからことなきを得たが、テレビ局が勝手にやったのなら著作権侵害になる(後年、森進一さんが「おふくろさん」にオリジナルにない台詞を入れたら作者が激怒したことを思い出す)。さて、加山さんが登場した「あさいち」の話はまだ続くのだが、長くなったのでちょっと休憩(続く)。