麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第478回)

2015-04-12 08:32:02 | Weblog
4月12日

今昔物語集、本朝世俗、後半(旺文社文庫3~4巻)を四分の三読み終わりました。芥川龍之介の「鼻」「藪の中」のもとになった話などが含まれているあたり。また、“鬼”がたくさん出てくるあたりです。怪異な出来事を鬼のせいにしている話がたくさんあるのですが、冷静に考えればそれらは殺人事件で、犯人は「鬼のせいだ」という話をした第一発見者の場合が多いのでは、と感じました。やはり、鬼も正体は人間に違いありません。――生活のことで悩み、読み書きに没頭できません。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生活と意見 (第477回) | トップ | 生活と意見 (第479回) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事