8月27日
なんとなく、福田章二の「蝶をちぎった男の話」「喪失」を読みました。
40年前から持っているけど、最後まで読んだのは初めてかも。作品そのものへの理解が深まったのかはともかく、背景にある様々な古典文学の影をぼんやり感じとれるようになったのがうれしかったです。つまり、57歳にしてようやく作者の20歳時点の読書量に追いついたということ。笑えますね。いや、この場合、「やれやれ」というのが正しい感想でしょうか。
なんとなく、福田章二の「蝶をちぎった男の話」「喪失」を読みました。
40年前から持っているけど、最後まで読んだのは初めてかも。作品そのものへの理解が深まったのかはともかく、背景にある様々な古典文学の影をぼんやり感じとれるようになったのがうれしかったです。つまり、57歳にしてようやく作者の20歳時点の読書量に追いついたということ。笑えますね。いや、この場合、「やれやれ」というのが正しい感想でしょうか。