麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第316回)

2012-02-26 12:02:12 | Weblog
2月26日


「悪霊」(新訳文庫)を頭から読みなおしはじめました。現在二巻の途中。
通読すれば4回目。今回、一巻で、これまでより印象に残ったのは、キリーロフの登場シーンと、レビャートキンとワルワーラ夫人のやりとりです。とくに、“妹(じつはニコライの妻)がワルワーラ夫人の前に姿を現した理由は言えない”というレビャートキンに対し、夫人が「どうして?」と聞き、答えをはぐらかした彼を責めたときの、レビャートキンのせりふ。

「『どうして?』に答えなかったですと?」(中略)「この『どうして?』ってやつ、ちっぽけな言葉のくせして、天地創造以来、全宇宙に充満しておる言葉で、奥さま、自然全体がひっきりなしに創造主にむかって叫んでおるわけです、『どうして?』とね。で、答えを得ることができないまま、七千年が経つわけです」



すばらしいフレーズ。

では、また来週。
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生活と意見 (第315回)

2012-02-19 13:27:16 | Weblog
2月19日


風邪薬を飲んだせいか、
いつも以上に何にも関心がありません。

「パイドン」を読んでいます。

ちくま学芸文庫からマンガによる「ニーチェ」。
新訳文庫から悪霊別巻としてスタヴローギンの告白のバリエーションが出ました。

「ニーチェ」はとてもいいです。
悪霊別巻はまだ買っていません。

では、また来週。
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生活と意見 (第314回)

2012-02-12 00:24:45 | Weblog
2月12日


まだ生きている。

という感じですね。



角川ビギナーズ・クラシックス「中国の古典」の「論語」を読みました。これまでいろいろな形で「論語」を読んできましたが、つくづく「ただ目を通しただけだったなあ」と感じました。本当にいい本です。ぜひ読んでみてください。



いろいろ書いたけど削除しました。

では、また来週。
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生活と意見 (第313回)

2012-02-04 16:18:30 | Weblog
2月4日


昼、本屋に寄り、新潮文庫の新刊「巡礼」(橋本治)を買ってきて3時間で読みました。すばらしかったです。田山花袋の「時は過ぎゆく」と、島田雅彦の「退廃姉妹」のリズムを思い出しました。基本はフローベールかもしれません。橋本作品らしく、それらより少しおしゃべりな感じもよかったです。

では、また来週。

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