麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第574回)

2017-07-30 23:51:52 | Weblog
7月30日

なんとなく書きたい感じなのですが、洗濯をはじめとする雑事、暑さ、眠気などに打ち負かされてとりかかるところまでいきません。凡夫の見本です。

「暗夜行路」は半分を超えました。
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生活と意見 (第573回)

2017-07-23 21:11:44 | Weblog
7月23日

先日300円で手に入れた、旺文社文庫「暗夜行路」を3分の1ほど読みました。漢字が少なくていいです。

それ以外は、先々週と同文。
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生活と意見 (第572回)

2017-07-17 21:22:29 | Weblog
7月17日

岩波文庫から、なんと「源氏物語」の新刊が出はじめました。全訳はなしで、注と部分訳のみ。それを頼りに原文で読める、というのがウリのようですが、どうでしょうか。「桐壺」を読んでみましたが、味読できるとは言い難いですね。やはり長編小説を読むにはそれなりのスピードが必要なのではないか。毎行毎行注釈を見ないといけないなんて煩わしく、物語にうまく乗れない。いまのところの感想はそんな感じですね。もちろん、ある日この形がベストと感じるときがくるのかもしれませんが。

それ以外は先週と同文です。
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生活と意見 (第571回)

2017-07-09 22:24:33 | Weblog
7月9日

しまりのない毎日がただ過ぎていく。そんな感じでしょうか。実際は12年ぶりに1週間入院したり、そのあと風邪をひいて寝込んだりといろいろあったのですが、少し残っている咳以外、そのときそのときのリアリティが希薄になっています。たぶん、「暑い」という感覚にすべて飲み込まれているのに違いありません。というか、いまは「暑さ」だけが実在で、それが自然や気象や生き物の体験をなにもかも溶かし込んでただやみくもにぐいぐい進んでいく。世界はそれだけのもの。そんな感じがしますよね、毎日。もはや「暑さ」の構成要素のひとつに過ぎない私には、自分という意識も、今日と明日の区別もあいまいになっているのでしょう。――なんのことはない。つまり、夏がまたきて、老人には若いころより暑さがこたえている……まあそれだけの話ですね。しまりのない話。
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生活と意見 (第570回)

2017-07-02 16:51:33 | Weblog
7月2日

ずっと体の不調に引きずられる日が続いています。すごくいやですがどうしようもない。

キンドル版「風景をまきとる人」、しばらく前に表紙をリニューアルしました。このブログのプロフィールにも使っていますが、写真は宮島径氏の作品から大好きな一枚を借りました。

キンドル本のデータのところに、「紙の本に換算したら何ページか」というところがあって、長い間「308ページ」になっていました。文庫で495ページの本をどうやったらそんなに短くできるのか、と疑問に思っていましたが、表紙をリニューアルしたとたん、「375ページ」になりました。妥当な数字だと思います。これまでどんな計算になっていたのかとても不思議ですが、だいたいそれくらいの長さの本です。

長いので、途中で嫌になったら投げ出してもらってもかまいません。また気が向いたとき続きを読んでもらう。そんな感じで気楽に読んでいただければありがたいです。ぜひ読んでみてください。
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