12月28日
水声社から、ヘンリー・ミラーの「わが生涯の書物」が出ました。新潮版全集の「わが読書」も持っているのですが、買いました。ゆっくり読むつもりです。
なんとなく稲垣足穂を読み直したりしていました。「びっくりしたお父さん――或いは『僕もそう思います』」という「新青年」に発表された短編が、若いころから好きです。文庫には一度もおさめられていないマイナーな作品ですが、二十歳のころ好きだったゴーチェとかレ・ファニュなどの怪奇ものに通じるところがあってとてもいい。潮出版社の「多留保集」に入っています。
水声社から、ヘンリー・ミラーの「わが生涯の書物」が出ました。新潮版全集の「わが読書」も持っているのですが、買いました。ゆっくり読むつもりです。
なんとなく稲垣足穂を読み直したりしていました。「びっくりしたお父さん――或いは『僕もそう思います』」という「新青年」に発表された短編が、若いころから好きです。文庫には一度もおさめられていないマイナーな作品ですが、二十歳のころ好きだったゴーチェとかレ・ファニュなどの怪奇ものに通じるところがあってとてもいい。潮出版社の「多留保集」に入っています。