麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第733回)

2021-04-29 23:01:30 | Weblog
4月29日

1週間前に検査があり、網膜はいちおう眼底にくっついたといわれました。仕事に戻っていいということだったので先週から4日働きましたが、やはり右目はまだよく見えない感じです。

今回の心の危機に、自分の認識や哲学がいかに頼りにならないか思い知らされました。おそらく2年前までは、さびしさとむなしさを友とするそれなりに安定した老人だったはずですが、ちょっとした出来事で心に穴が穿たれ、そこから風雨が入り込むのを許してしまいました。なさけない。けれども、もう流れに任せようと思います。いますぐ心を別方向に向けるのは無理なので、徹底的にぐじぐじと後悔し、悩み、いつかあほくさいと感じられるようになるまで――私にはそれしかできないから。

古典新訳文庫の黒田真美子訳「聊斎志異」を半分ほど読みました。すばらしい新訳です。

自分の本の宣伝も。
Kindle版「地球の思い出」「風景をまきとる人」、アマゾンで売ってます。どうかよろしくお願いします。
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生活と意見 (第732回)

2021-04-20 15:16:04 | Weblog
4月20日

今回の闘病生活では、たまたま大学の同級生がほぼ同じような期間入院療養していて、そのことが自分の励みになっています。彼には迷惑でしょうが、これも縁かなと思います。

カミュの「ペスト」の新訳が岩波文庫で出ているようです。読書の許可が出たらすぐにでも読みたいです。

タロットで死神をひいたので、心も再生を目指したいと思います。
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生活と意見 (第731回)

2021-04-12 09:16:41 | Weblog
4月12日

網膜がまだ眼底にくっついていないので、右目で見ると
世界中が水滴になって揺れている感じです。

心はボロ雑巾。
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生活と意見 (第730回)

2021-04-05 04:14:07 | Weblog
4月5日

宮島径さんが、友人の作品展を題材として撮った動画を公開しています。ブックマークの「宮島径のブログ」で見てみてください。私はなぜかちょっと怖くなりました。
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生活と意見 (第729回)

2021-04-04 07:44:59 | Weblog
4月4日

生き地獄。自業自得の部分もあり、どうしようもない。そんな状態なのに、明日は網膜剥離の手術です。手術後、麻酔の効果でしばらくは眠れそうなのが唯一の救い。苦しい。情けない。
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